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嫌いでした  作者: ria
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孤高の王

「えーまぢできっしょいんだけどぉ」


女は軽々しく”キモイキモイ”と罵る。

自分は周囲の人間に影響を与えられると無意識のうちに信じている。

あいつはキモい、あの子は可愛い、あの人はイケメンで、あれはない―自分が他人を評価することによって、自分を優位に立たせる。

何様ですか。


そしてそれを、わざと本人に聞こえる場所でそれを言うことによって相手の反応を楽しむ。自分の許容範囲に入った人間を呼び込んで国を作る。自分の言動に基づいて法律をつくり、共通理解させ、他国への援助もろもろを放棄し、楽に国民を増やす。


ただ、不穏分子が現れたならば、容赦なくそいつを追放、迫害し、他国もそれを受け入れない。





俺はそんな気色の悪い国民などいらない。


俺は孤高の王である。




女なんて嫌いだ。



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