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四号館。

田園。

作者: caem
掲載日:2026/06/16


 それは都会ではない


 田舎と呼ばれるに相応しいだろう


 今どきの若者は知らないだろう


 お米が こうして作られているだなんて


 おたまじゃくしが泳いでいる カルガモが泳いでいる


 よくよく みてみると 小さなエビみたいなのがいた


 まだ 稲穂にはならないのに 赤トンボが止まっていま


 放置されていたトラクターと 麦わら帽子の案山子があった


 ただの田んぼだったのに ただの畦道だったのに


 その空気を吸っていた その道を走っていた


 田園という風景を 隈無く



田園を、ゆるゆると運転すると。

心が、安らかになります。

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