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ゆごうふぜん
僕の目を姉さんにあげれたらいいのにね。
そうして、姉さんの声は僕のものになる。
僕らきっと間違ったんだよ。
僕らきっと損なったんだ。
僕らは端から同一で、分け隔ての無いもので。
全に分たれた不完全。
きっと一緒だったんだ。
姉さんは笑って言うだろう。
「なら永遠に分かたれよう」
僕らふたりで良かったの?
またふたりでいてくれる?
「勿論」
僕は姉さんが好き。
だから永遠に分たれていたい。
永遠に、混ざることがありませんように。
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