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かき集めた青

作者:ナナシマイ
世界が、ひとりの歌うたいを忘れるまでの物語



二年前の夏、彼女はマイクを置いた。
誰も疑問を持たなかったし、覚えてもいなかった。わたしだってそうだった。
けれども今、目の前で歌をうたっている彼女は。
あの頃の面影はどこにもなく、今にも消えてしまいそうに、儚く笑っている。
――たったひとつだけ。あの頃と同じ、世界でいちばん美しい旋律をのせて。
だからわたしは、ただひたすらに言葉を落とす。
わたしが、わたしだけが、あなたを決して忘れないように。

20XX年、東京の片隅。
「超感覚」と呼ばれる能力に翻弄される若者たちがいた。
1章 あなたにであうことを、のぞんでいた
誘惑の新歓
2024/07/01 10:15
2章 みからでたさびにおぼれる
ささやかな夜
2024/07/03 09:16
沈黙する部屋
2024/07/06 07:20
3章 それでも、うたうことをやめられない
涼しい風と長話
2024/07/09 17:59
雨に溶ける
2024/07/11 13:04
ほんとうの言葉
2024/07/12 07:56
幕間
4章 なんどでも、なつのおわりをくりかえそう
始めるための音
2024/07/15 19:49
飴玉に映る声
2024/07/16 07:39
5章 わすれていた、ほんとうのことをしる
青い秋
2024/07/23 08:18
色褪せた世界で
2024/07/24 07:55
6章 のばせば、てがとどきそうなきがしたから
夕立は唐突に
2024/07/26 07:27
碧色は揺らぐ
2024/07/27 22:50
空っぽの歌
2024/07/30 08:15
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