~憑残朴~HYOU ZAN PAKU
超排他的農村漁村区域 出解村 国道354号線 午後18時12分。
疾走する一台のCBR400F。空冷四発特有のカン高い直管サウンド。外観はフルBEETの青白純正カラーにRPM管。シートはタックロールと至ってシンプルな族仕様。
この単車に股がるのは・・・・
『罵多悪怒愚』本部長タケシ。
今日は天気も良かったので、少年時代からの愛機を久しぶりに乗り、少年時代を過ごした『限界区域』を一人ツーリングがてら訪れた。『罵多悪怒愚』としての情報収集の仕事も兼ねており、色々得た情報を、総会長である梅豚に報告せねばならない。ここ数日での『出解村』でのキナ臭い事件の数々。タケシは厄介なる人物が絡んでいると見なしており、もしその人物が絡んでいるなら早急に対処しなければいけない。タケシが意図的にダブルアクセルを繰り出したその時。
!?
猛烈なマシンガンクラクションをならし、突っ込んでくる一台のポンコツ型落ち黒のジャガー!
そのポンコツジャガーは、タケシのCBRのケツにピッタリ張り付き、狂ったように蛇行し、煽りをくれている!「やっぱり来やがった」とコルク半を被ったタケシが呟く。体を反転させ、ポンコツジャガーのナンバーを確認すると、やはり。『・・10』。タケシは思わず舌打ちする!通称『出解の朴』だ!厄介の元凶!
今どきうるさいバイクを発見し、危険に煽ってくるバカなどコイツ位である。
タケシも負けじとCBRを蛇行させ、コールをかましながら挑発する!しかし長くは続かないであろう。
この朴という男の導火線は果てしなく短い。躊躇わず撥ね飛ばしてくるだろう。現にポンコツジャガーのバンパーがCBRのリアに軽く擦っている!時間の問題だ!
すると、『村瀬パン屋』の先の信号で渋滞している!
タケシは悠々とCBRをセンターラインに乗せスリ抜ける!
なすすべがなく立ち往生する朴のポンコツジャガー!
『イタチの最後っ屁』のようにクラクションの音が虚しく響いた・・・・。
とりあえず一安心のタケシ。老いたとはいえ、まだまだ四つ輪にカマされるほど朦朧しちゃいない。
タケシは考える。朴の野郎・・・・。
しかし朴とは一体?
出解村 朝鮮部落の『頭領』である。
大東亜戦争直後、先勝国民となり、調子に乗った朝鮮人達は、先人達が日本人に酷い仕打ちをされたと嘘をつき、それを理由に大量に住みやすい日本に移住してきた。これは日本中何処でも同じであろう。日本に移住してきた朝鮮人達は、蛮行の限りを尽くし、今でも日本中でのさばり続けている。
時には日本人に差別をされたと被害者ぶり、その偽りの仮面を被って史実を知らない無知な日本の政治家達を騙し、優遇措置を受け、ちょっとした勝ち組の様相を呈している。
こういった悪質な朝鮮人達は、税金は免除。勿論医療費もタダであり、生活保護も貰い放題。日本を腐らせる元凶とも言える。
そして出解村に巣くう朝鮮人達・・・・。
この朝鮮部落も日本人から暴力で占有し、取り上げた土地に勝手に住んでるだけである。
強姦、窃盗、暴行傷害、詐欺、恐喝、横領なんでもアリ。
何故か警察も朝鮮人には甘い不思議な説がある。
その在日二世が朴である。
生まれた時から流れる朝鮮人特有の激しい気性は、勿論幼い梅豚達とも数多く衝突した。朴は梅豚達を『チョッパリ』と呼び猛攻を仕掛けたが、そんな事で負ける梅豚達ではない。
幼い梅豚も、対朝鮮人の先頭に立ち、朴達を『チョンコロ』と呼び対抗勢力に拍車をかけた。その激しい抗争は、日本の裏社会のさらに裏の歴史に色濃く残っている。
戦闘民族の血を引く梅豚達の純正大和魂が、占領民族の外道の末裔朴などに負けてはいけないのである。
朝鮮人は今でも、日本に対しての威嚇のミサイルを発射し続け、国自体がヤクザ化しているのを世界に見せつけている。
先の朴がタケシに仕掛けた行動も、規模は小さいが、いかにも朝鮮人的な愚かな行動である。
タケシがキャッチした情報は確かだった。朴は先日、約七年半の刑期を終え刑務所を出所したとの事。『懲役太郎』の朴だ。だから『浦島太郎』でチョウタレて、二昔前の『子チンピラ』のようなマネをしてくるのである。
火種は出来た。
タケシのCBRに擦っただけで、万死に値する。
あとは『罵多悪怒愚』総会長の梅豚の指示の元、朴を殺すのみである。
この際目障りな朝鮮人もろとも皆殺しにしてもいい。
「とりあえずアッチャン家行くか」
タケシはCBRの矛先を、超暴力警戒区域イショーカ市の『アッチャン御殿』に向け全開で走り出した。
超排他的農村漁村区域 出解村 大和集落 廃墟神社境内 午後18時56分。
暗い廃墟神社の片隅に立つ、街灯の灯りを頼りにムシャムシャ駄菓子を食べる『とっちゃん坊や』な男。
『罵多悪怒愚』親衛隊長タックンである。
横にはマルーンに塗装された910ブルーバードのシャコタン。今日タックンは、タケシが出解村に来ると特攻隊長のユキヤに聞き、追いかけてやって来たのだが・・・・。
タケシに会えなかった・・・・。
まさに、「なーーんでですかーー!」な心境なのである!
せっかく追いかけて来たのに。
残念無念なタックンなのである!
そして不貞腐れたタックンは、少年時代を思いだし、この不気味な境内で一服していたのだ。
スマホでエロ動画を観ながら駄菓子を食べ終え、エナジードリンクを飲み、タバコに火をつけるタックン。
・・・・。
その背後には、
!?
暗闇に佇む一人の男。
身長170センチ。体重は80キロ後半の中デブ。サイドと後部をウスウスに刈り上げ、頭部は『黒電話』を彷彿させるダサいヘアスタイル。一重瞼に『人民服』のような白シャツにデニム。一目で日本人ではない事が分かる。
朝鮮の指導者にソックリである!
この男が!
出解村 朝鮮部落 頭領・・・・
朴である!
薄ら笑いを浮かべ、タックンを考察する朴。
やがて朴は、タックンの心の中にある『脆弱さ』と『刺』を超越した『心眼』で発見する!おもいっきり背後をとられてしまったタックン!
すると、
!?
朴はおもむろに左手を垂直、右手を左に曲げ、右足の膝を曲げ垂直に上げた!
まるで『ドラ○ンボール』に出てくる『鶴仙人』のようなポーズをとると、母国語で不気味な呪文を唱えだした!
次の瞬間!
朴の垂直に上げた左手から、漆黒の影のような物体が飛び出し、タックンの頭から、その不気味な影が吸い込まれた!草むらに倒れる朴!
これは!?
『意識剥奪憑依』
タックンは心も体も朴に乗っ取られてしまった!
姿形はタックンだ。
しかし中身は朴である!
境内の石段の上に座り、硬直してるタックン。嫌、元タックンはやがて目を開ける。
ムクムクと沸き上がる欲望!そして悪知恵や底知れぬ力!
「アーーーッハッハァーーッ!クゥーークックッ!ギャーーァッハッハッハァ!」
狂ったように笑い出す元タックン!
タックンに憑依し、自在にコントロールする人知を越えた恐ろしい力を暴発させる朴!
狙いは『チョッパリ』の親方、梅豚。そしてその愛妻マナである!この二人を解体すれば目障りな『罵多悪怒愚』は全滅である!
向かうは梅豚邸。
残忍な朴の触手が伸びる!
有害指定都市ツチューラ市 絶対安全農村区域クサレガ丘一丁目 梅豚邸午後20時08分。
今日は出解村にタケシが情報収集に出掛け、20時にはアッチャンと焼き肉を食べにくるとの事だ。梅豚は相変わらずどこをほっつき歩いているのやら・・・・。
焼き肉の段取りをしながらプリプリ怒るマナ。おまけにタケシとアッチャンまで遅れる始末!みんな時間にルーズすぎである!今日は罰としてビールは一人三本まで!
そんな事を考えながらリビングのキッチンで手際よく野菜を切っているマナ。でも約束の時間通りに来る真面目なヤツもいる。タックンである。
!?
リビングのL字ソファーに座り、ギラついた目でマナの上から下まで吟味するように見つめる『元タックン』。
セクシーなマナに既に股間は全開である。
「ちょっと待っててねー。タックン。もうすぐみんな来ると思うからー!ビールでも飲む?」
言いながらマナが振り返ると、
!?
眼前にタックンが立っている!
そして
「アンタとヤリたくて仕方なかったんだよぉぉぉお!」
と、マナにムシャぶりつく元タックン!
「キャァァァァァア!」
悲鳴をあげるマナ!
「グヒャヒャヒャヒャヒャァ!いい匂いだぁ!チンコぶちこんでやるよぉ!ギャーーァッハッハッハァ!」
ゲスいセリフを吐き出しマナの胸を揉みしだく元タックン!
「離せよテメェ!誰に触ってんだよ!クソ野郎!殺してやる!」
必死に全力で抵抗するマナ!しかし、
「その気の強さがたまんねー!もっと叫べよぉ!俺女の悲鳴たまんねーんだよ!グヒャヒャヒャヒャヒャァ!」
マナの両手を強靭な力で掴み、押し倒す元タックン!そしてマナのスカートの中に手を入れた瞬間!
!?
もの凄い力でマナから引き離され床に叩きつけられる元タックン!そこに立っているのは!
アッチャンである!
そしてタケシも入って来る!
「マナさん!大丈夫か?」
タケシが顔面蒼白でマナに声をかける!
もはや『罵多悪怒愚』結成始まって以来のキチガイ沙汰である!
泣きじゃくるマナ!
アッチャンは静かにそして冷静に、
「タケシ。マナさんを頼む。コイツは殺す・・・・。」
あまりの怒りに冷静な口調のアッチャン!自分達の『母』が傷つけられ、そして陵辱されたのだ!
元タックンに向かいアッチャンが攻撃しようとした、その時、
梅豚が帰って来た!
目の前の光景に唖然とする梅豚!
マナが泣きながら、
「このバカ野郎!アタシが犯されかけてんのに何やってたんだよぉお!」
叫びながら梅豚に抱きつき泣きじゃくるマナ!
「すまねぇ。朴の野郎が意識不明で『協力病院』運ばれたって聞いたからよ、様子見に行ってたんだ」
優しくマナの頭を撫でながら梅豚が弁解する。
「そんな事知るかぁ!バカァ!」
マナが梅豚にしがみつき脚をバタバタさせて叫ぶ!
するとタケシが信じられないといった顔で、
「梅ちゃん、それマジか?朴は夕方俺のCBRにコナかけて来やがったんだぜ?よく分からねぇ」
アッチャンは元タックンから鋭い目線を離さない!
梅豚が沈んだ声で、
「俺だってよく分からねぇ。もっと分からねぇのは・・・・」
鋭い眼光で元タックンを睨む梅豚!
そして、
「コイツだ!」
梅豚が核心を付く!
「誰だ?テメェ。タックンじゃねぇな?」
!?
アッチャンもタケシも意味が分からない!目の前の強姦魔はどうみてもタックンである!しかし、
「そーだよ!コイツタックンじゃない!全然違う!『邪悪』な何かだよ!」
マナも梅豚に同意する!
元タックンは獣のような荒い息遣いで、
「グヒャヒャヒャヒャヒャァ!梅豚ァ!その女、いい乳してたぜぇ!テメェは毎日好き放題その女とヤれんだもんなぁ?羨ましいぜぇ」
!?
アッチャンもタケシも確信する!
今のゲスい声はタックンの声じゃない!
信じられないがタックンから発声された聞き覚えがあるとても暗い、そして残忍な異国の異人種の声は・・・・
梅豚が叫ぶ!
「テメェ!朴だろうが!?」
「アーーーッハッハァーーッ!バレちまったかぁ!なかなか居心地いいぜぇ?この『チョッパリ』の中わよぅ」
ここで一瞬で空気が変わる『罵多悪怒愚』一同。こうなったら目の前の敵を倒すだけである。
アッチャンが
「梅豚。オメェはマナさん守り通せ。コイツは俺とタケシで仕止める」
すると猛然と元タックン朴に殴りかかるアッチャン!タケシも床下収納から『鉄線バット』を取り出し、戦闘体制に入る!アッチャンの鉄球のコブシが炸裂する!血飛沫が舞い、元タックン朴に容赦のない暴力が降り注ぐ!タケシもフルスイングで鉄線バットで殴りつける!しかし、元タックン朴は怯まず全ての攻撃を受け止め反撃する!
「ドーーーシタァ?バター犬がァ!こんなモンじゃこの朴は倒せねぇんだよぉぉぉお!」
と、アッチャンを横殴りの殺人パンチで応戦する!ぶっ飛ぶアッチャン!信じられない!あのアッチャンが殴り飛ばされた!タケシが元タックン朴の額に鉄線バットを撃ち込む!壮絶な地獄絵図が展開される!そして梅豚がマナに、
「いいか?マナ!このままだと全員皆殺しだ!二回の和室の神棚の『御神酒』と一緒に祀ってある『日本刀』持って来てくれ!頼むぞ?」
梅豚がマナに指示する!
「う、うん!わかったよ!アッチャンとタケシの援護して!そして死なないでよ!」
そういうと二階に走るマナ!
梅豚も戦闘に加わり、大和民族の孤高の気高く神聖な拳を下等民族の元タックン朴に繰り出しす!元タックン朴は獣の咆哮を上げながら梅豚、アッチャン、タケシを極悪非道な嵐の異人種の、肘や膝が三人に襲いかかる!もはや梅豚、アッチャン、タケシも血塗れである!そしてマナが戻って来た!
「梅豚くん!持って来たよ!」
と、御神酒と日本刀を梅豚に渡すマナ!
「アッチャン!タケシィ!その化けモン押さえ付けろ!」
梅豚が指示をだす!
そしてアッチャンとタケシが元タックン朴を押さえ付けると、
「さあ、本体現せや!朴ぅ!」
梅豚は叫ぶと、アッチャンとタケシにロックされた元タックン朴の鼻を摘まみ、開いたその口に御神酒を流し込む!
すると、
「グウェェェェェイェェェェエ!」
断末魔の獣のような声を上げながら、御神酒を飲まされた元タックン朴が苦しみだす!そしてヘドロ状のドス黒い液体を吐き出した!モノ凄い、例えようがない悪臭が室内に蔓延する!
大量に吐き出されたヘドロの液体は、やがて徐々に固形化して行く。そして人状の何かに形成された!長さ約170センチ。頭部は『黒電話』である!嫌、全体がドス黒いこの『ヘドロマン』は?
朴だ!
マナ、アッチャン、タケシはにわかに信じられない光景を目の当たりにし、驚愕する!
「姿表しやがったな?化けモンが」
二階の神棚からマナが持って来た日本刀を抜きながら梅豚が憎しみを込めて呟く!この日本刀は『天照大御神』が宿るとされる『名刀』であり『伝家の宝刀』だ!通常の日本刀や弾頭では、この『悪魔の民族精神の塊』は倒せない。コイツを倒すのは日本古来から伝承されてきたこの『神刀』だけである!
梅豚がするどい刀捌きで、袈裟懸けにヘドロマン朴を斬りつけた!
残!
軽快な音と共に、ヘドロマン朴は真っ二つに斬り落とされた!するとヘドロマン朴は再び液状化し、やがて蒸発し煙と共に無になってしまった・・・・。
残ったのは血塗れで泡を吹いているタックンのみである!梅豚が、
「タケシ、救急車だ。タックン死ぬぞ?」
と言うと、我に帰り慌てて119に電話するタケシ!
そして梅豚のスマホに『協力病院』で朴の監視をしていたユキヤから電話が入る。
「会長、たった今、心配停止で朴が死にました」との一報である。アッチャンが怒りを込めて「何なんだ?コレは」と疑問を投げ掛ける。梅豚が簡単に説明しだす。
朴が懲役から帰って来た直後、出解村の朝鮮部落に一人のユダヤ人が訪れた。元来狂信的な力を求めていた朴は、このユダヤ人に『悪魔憑き』の話を聞く。そして朴は様々な宗教を独自で研究し、この『意識剥奪憑依』にたどり着いた。その為に沢山の日本人を犠牲にして・・・・。
出解村で連続して起きた不可解な事件は、すべてこの朴のエグい『意識剥奪憑依』の実験によって起きた事である。このように朝鮮人は、いかに日本人を苦しめ略奪するかに執念を燃やす。朝鮮人に対しては異常に遠慮がちな日本の政治家も、いち早く目を覚まさなければ、国を乗っ取られてしまう。誰もが梅豚達のように朝鮮人と真っ向勝負出来るわけがない。皆、ほとんどの日本人は朝鮮人の前では人間の尊厳を踏みにじられ、屈辱の味を飲み込まされる。早く壊滅させねばならない。
梅豚の説明にマナ、アッチャン、タケシが聞き入る。
「じゃあ戦争だね。マナさんも傷つけられたし」
タケシが提唱すると、アッチャンも
「オウッ。クサレ外道が。皆殺しだ」
早速、武器を収集し、『敵地急襲抗争隊』を動かす手筈を整えるアッチャン。これで出解村にのこる朝鮮人は皆殺しにされる。
・・・・
血生臭い雨が降り注ぐだろう。
狂犬達によって・・・・。