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うんこうんこうんこ

思いつかなかったとはいえタイトルひでえな

7/28 一部お嬢様とのやり取りがおかしかったので修正

 俺とミュセは婚約してるんだよ作戦はそもそものところ作戦立案者のプラムはともかく、実際に作戦を実行する立場の約二名が乗り気ではないので実現不可能だと思われた。


「死ぬほど嫌だけど…我慢してやってあげるわ」

「えっ、マジ?」


 だけど意外にも約二名の内、より拒否感を出してたやつがGOサインを出したのでやるしかなくなった。

ミュセはなんで急にやる気になったのか不思議でたまらなかったんだが、どうやらお嬢様…カルルのためにやるつもりらしい。


「だってあの子は家のために無理やりあんたと結婚させられそうになってるってことでしょ?もしあんたが、カルルじゃなくてマイカさんと結婚したならその心配は無くなるけど…たぶんその後ナティアとクライムの仲は凄く悪くなるでしょうし」


 ウィンドミルにおいてナティア家とクライム家の二つは別段仲が悪いわけでもないが、良いわけでもなかった。

この二つの一族はお互いにこの街で商売をしていて、ライバル企業にも似た関係らしいのだ。

ナティア家がキャバクラやカジノと言った娯楽よりで金持ちをターゲットにした商売をしているのに対し、クライム一族のほうは雑貨屋とか大衆食堂のような庶民の利用率が高い店舗で商売をしている。


 今まではそれで一応住み分けできていて、特別揉めることもなかったが、今回の俺の一件が原因で二つの一族の間にヒビが入るかもしれない。


「と、いろいろ説明したけどどう?ヴォルガーも事の大きさがわかってくれた?」

「分かったけど、あんまり分かりたくはなかった」


 笑顔で一連の事情を説明してくれたプラムに対し、俺は終始苦笑いを浮かべることしかできなかった。

だってそうだろう?俺が一体何した?関係ないだろ?

なぜコムラードへ帰りたいだけなのに、突然結婚がどうのこうのって言われなきゃならないんだ。


 心の中ではそう思いつつも、その時俺にできたのはミュセの方を向いて「よろしくお願いします」と言う、それが精一杯だったわけで。


 つまりまあ、俺とミュセが婚約してるんだよって話は、その日の内にお嬢様にもマイカにも伝わることになっちまったよちきしょう。


………


「えええっ!?そうだったんですの!?」


 二秒くらいですぐ嘘だってバレるんじゃないかなって思っていたが、お嬢様は簡単に俺のいう事を信じて、あと滅茶苦茶驚いていた。


 あ、これ思ったよりいける?数日この設定で通して、ウィンドミルを離れることさえできれば後はどうとでも…


「ほー、プラムはんとこの娘さんとねえ…そうだったとは全く知りませんでしたわ」


 マイカもこう言って、実はそうだったんだよと返し、諦めてくれたかなと思ったんだけど


「せやけどお二人…こうして見るとあんま仲良さそうに見えへんのやけど…ウチの気のせいやろか?」


 俺は隣の席に座るミュセをちらりと見た。

現在はナティア家で皆さん集まって夕食の真っ最中である。

お嬢様セサル様、ウルカちゃんと奥さん、そして黙って控えているルビーさんがホスト側で、俺、ミュセ、プラム、ディム、マイカがゲスト側の立場だ。

いっぱいいるけどこの中で俺だけ人族なの、要するに俺以外皆、美男美女なの。

この状況で俺は頑張ってると思うよ、心臓と顔面偏差値が弱い人だったらたぶん泣くか死んでるよ?


 だからお前ももっと頑張れやミュセ!

なんで夕食始まってからこっち俺とプラムに全部喋らせてんだよ!

無言で、なんなら俺から少し椅子を離して食事してるせいで、隣同士で座ってにこやかに食事をするという20分くらい前に決めた作戦が既に崩壊してるじゃねーか。


「いやそれはあれ…照れてるんだよ、なっ?ミュセ!」

「…そうよ、何か文句ある?」


 おかしいだろ!なんで返答が喧嘩腰なんだよ!

お嬢様のために頑張るんじゃなかったのかよ!


「そうなんや、ならええですけど…それにしてもなんや急に驚かされましたなぁ、この話はナティア家の人らも知らんかったんやろ?」

「勿論ですわ…そんな話今まで一度も…」

「ああ、今初めて聞いたよ、まったくそれならそうとプラム君ももっと早くに発表してくれたらよかったものを」

「ごめんなさいねぇ、本当ならもっと早くに正式な発表をしたかったんだけど、二人とも冒険者でヴォルガーはオーキッドへ、ミュセちゃんはサイプラスに行く用事があってドタバタしてたから、なかなかいい機会がなくって」


 ウルカの質問にそつなく答えるプラム、この人はまあ大丈夫そうだ。

にこにこと笑顔を絶やさず平然と嘘ついていやがる。


「二人はどこで知り合いになったんだい?」


 のらりくらりと適当な返答を俺とプラムで続けていたところ、セサル様からそんな質問をされた。

それに便乗するかのようにマイカも俺たちの出会いとかについて話が聞きたいとかいいだして、なにか馴れ初めを話すみたいな空気になってくっそ恥ずかしい目にあった。


 俺とミュセが初めて会ったのはナクト村だったので、ここはもう俺かミュセが語るしかなかったけど当然ながらミュセはロクに芝居もできないポンコツなので俺が基本的に話を進めた。


 ナクト村で会って、一緒にコムラードに行くことになってミュセのいるパーティーにも誘われたりしたけどそれは俺が断って…それから、協力してタイラントバジリスクを討伐に行って。

まあ、そういう話。


 話が進むにつれ、お嬢様がぐいぐい「なんでパーティーを断りましたの?」とか質問を挟んできて、最初は俺がそれに応えてたんだけど途中からミュセが「それは違う!あれはあんたが…!」等と俺の解説に文句をつけはじめ、なんかいつの間にか積極的に話をするのが俺からミュセに変わっていた。


「まあ、それじゃヴォルガーは盗賊に攫われた時、ずっと寝ていましたの?」

「そうそう、馬鹿でしょ?魔力切れで疲れていたとしても馬車に揺られてたら普通どこかで気づくわよね?なのにこいつ、馬車が止まるまで気づかなかったっていうのよ!」


 これはあれ、俺がバジリスク討伐後フリスクに攫われて盗賊の住処に連れて行かれた時の話。


「はあ、ほなミュセはんらが攫われたヴォルガーはんを捜し出したんやな」

「ふふっ、そうよ、でも聞いてよ、私たちが必死に捜してた間こいつは盗賊の一味になって、盗賊に毎日豪華な料理とか作って食べさせてたのよ、呆れるでしょ」

「おいおい待てよ、それは生き残るためにあえて盗賊の仲間になったフリをしただけ、それと豪華な料理はしてない、コロッケとか…安いやつだよ大半は!」


 ミュセの言い方に引っかかるところも多々あったが、そんな調子で話している内にミュセも笑顔で話すようになっていて、これならそう俺たちの仲が悪い物ではないように見えるのではないかと、そんな気がした。


 やがて俺がオーキッドに行くとなった辺りの話でこの食事会はお開きとなった。

時間もたってたし、その後から魔王どうこうって話につながっちゃうと、ちょっと盛り上がれる空気じゃなくなってしまうからね。


 食事を終えた後は、俺はまたミュセとプラムと三人で一部屋に集まり話し合いをしていた。

嘘婚約はたぶんバレてないってことだったんだけど…


「考えてなかったんだけど、これでお嬢様とマイカが俺との結婚を諦めた場合…評議会の件はどうなるの?マイカとか絶対もう協力してくれないんじゃないの?」

「それなら平気よ、食事前にした会議でディムに協力すると決定したから今更それを無かったことにはできないわ、非公式とはいえ評議会代表の四人が集まって話し合って決めたことなんだから、マイカさんもそれをもうひっくり返したりはしないでしょう」

「お嬢様は?」

「カルルちゃんはそもそも評議会の代表ではないから、ウルカさんが協力を決めた以上、何と言おうとあまり関係ないわ」


 そういうものなのか、娘の頼みだからパパなんでも聞いちゃうぞ、とか言うウルカちゃんは存在しないんだな。


「ねーママ、私どうしても一つ納得できないんだけど」

「あら、なんのこと?」

「私からこいつに結婚を申し込んでるってところよ、最後らへんにマイカさんに聞かれてママがそう答えてたでしょ」

「何か問題あったかしら?」

「大ありよ!嘘とはいえ、それじゃ私が先にこいつのことを好きになったと言ってるようなものじゃないの!」


 怒り心頭のミュセに向かって、ねえいまどんな気持ち?って猛烈に聞きたかった。

でもそれをする前にプラムが真面目な顔になって話を続けたのでやめておいた。


「逆だと駄目なのよ」


 そこからのプラムの話によると俺からミュセに結婚を申し込んだ場合だと、二人が諦めない可能性があったらしい。

分かりやすくまとめると、その場合ミュセなんかより私たちのほうが凄いわよといったアピールが過激になるだけなのだとか。


 しかしミュセから結婚を申し込んでいた場合、そこに横やりを入れるのはラレイア一族の面子を正面から潰すような意味を持つため、迂闊な手出しができなくなる。

婚約してるってのは既にお互いが結婚を了承してると言ってもいいわけで、今の俺とミュセの間に亀裂を入れるというのはラレイア一族に喧嘩を売ることにつながると、そういうことだな。


「…納得はしたけど、なんか凄い嫌だわ、ねえこれちゃんとこいつがウィンドミルを離れたら婚約解消したってママから言ってくれるのよね?」

「ええ、私からウルカとマイカさんにはきちんと話すわ」

「ならいいんだけど…はあ、それじゃ、私は疲れたから先に部屋へ戻るわ」


 ミュセは部屋から出て行った、ここはプラムの寝泊まりしている部屋なのだ。

親子なのに別々の部屋を貸し与えられてるんだよな、客人一人につき一部屋みたいなスタイル。

ナティア家のでかさから考えるとまだまだ十分部屋が余ってるんだろうけど。


 俺もミュセに続いて自分が借りてる部屋に戻ろうと席を立った。


「ねえ、ヴォルガーが良ければこのままでもいいわよ?」

「え、なにが?」


 まさかプラムと一緒の部屋で一晩過ごせと…?

ば、ばかな、相手は人妻だぞ、そんなのそんなの興奮、じゃなかった、いけないよ!


「ミュセちゃんとの婚約を解消しなくてもいいわよってこと」


 俺の考えてたのと違った、いやでも、それはそれでなんで?


「コムラードへ俺が帰るまで芝居を続けるってことか?」

「もう、鈍いわね、そのままミュセちゃんをお嫁さんにしてみるのはどう?私はそれ結構いいと思ってるんだけど」

「…み、味方だと思っていたら実は敵だった…なんて世の中だ!!」

「あら~駄目かしら~…ミュセちゃんは私に似て顔は結構可愛いと思うんだけどな~」


 顔はな、まあエルフ族自体の平均値が高いので大体可愛いんだけどな。


「なんでそんな話になるんだよ?」

「親馬鹿だと思われるかもしれないけど心配なのよ…ミュセちゃんはこのままでいいのかなって…だってあの子なんていうか、今までそういう浮いた話が無いのよ」

「ああなるほど…男嫌いっぽいしな」

「そうじゃないのよ?決して男が嫌いなわけじゃないの、家に帰ればパパとも普通に話すし、それにあの子がいるパーティーはジグルドとロイと二人も男の子がいるでしょ?」


 男嫌いなら男がいるパーティーには入らないか…一理ある。


「ミュセちゃんて女の子なのになぜか…女の子が好きなのよ」


 あ、娘さんの性癖ちゃんと理解してるんですね。


「最初は女の子同士で友達が多いだけかなって、そう思ってたんだけど、いつの間にか家に帰ってくるたびにモモちゃんの話をたくさんするようになって、それがどうも普通じゃないような…」

「モモのことを性的な目で見てるよ、いやらしい目を向けてるの確定だよ」

「そこまではっきり言わないでほしいけどやっぱりそうみたいなのよね…これって母親としては心配して当然だと思わない?」

「一分の反論の余地もなく思う」


 いやどこかにミュセの変態ぶりについては需要はがあるとは思うけど、それは決して実の母親にあるものではない。

あったらどうかしてる。


「だからね、ヴォルガーならあの子を何とかできるんじゃないかなって思って」

「無理かな」

「なんでよ~~、夕食のとき仲良さそうだったじゃない」

「目の錯覚かな」

「じゃあ一回、一回抱くだけでもいいから!ミュセちゃんも男を知ればその良さに気づくと思うから!」

「部屋帰ります」


 なんだこの母親怖えよ!?

一回ってなんだよ、母親公認でやり捨てしていいってなんだよ!


 プラムの必死さに引いてしまった俺は部屋に戻って鍵を閉め、扉の前に戸棚を置いて出入口をふさぐと布団を頭からかぶって寝た。


 翌朝、何事もなく一夜が過ぎたことに安堵して部屋を出るとお嬢様にでくわした。

俺はとりあえず夜に話があるって言われた日に帰らなかったことを謝っておいた。

昨日はわたわたして忘れていたので…


「ああ…そのことなら…もういいですわ」


 俺の謝罪に対しお嬢様はそれだけ言って去っていった。

どことなく元気がなかったようにも見えたが気のせいだろうか。


 その後、俺はディムに明日の段どりがどうとかで呼ばれたのでお嬢様とはそこで別れた。

明日はいよいよ評議会がある日で、その会議はエスト教の神殿内で行われると教えられた。


 ただ俺は別に会議に出る必要はないようで、神殿内の別室で待つことになるらしい。

会議でディムの要求が通ったら、すぐに俺を同じ神殿内にあるアリム様の墓へ連れて行くことになっている。


「まだ会ったことのない反対派の人らは俺がどんなやつかとか見たりしないのか?」

「彼らにとって、人族が会議の場に出ること事態が到底許されないことなのだ、ヴォルガーがどんな人物だとかは考慮していない」

「人族の時点でもう何もかも駄目なんだな」

「そうだ、頭が固い連中でな…これがどれだけ重要なことか分かっていないのだ…」


 俺もあんまり分かってないけどね、アリムさんはよほど大事なことを書き残したのかな。


「ああそうだ、言い忘れていたのだが、昨夜の内にコムラードへ手紙を出しておいたぞ」

「手紙?ひょっとして俺のことを伝えに?」

「まあな、ラルフォイ宛にしておいたのでそこからマグナたちにも伝わるだろう」

「おお、それは助かるよ、どうやって俺の無事を知らせるかがずっと難問だったもんな」


 これまでに何度かコムラードにいるディーナたちに俺のことを伝えられないか試したことはあった。

でも魔王のせいで国境が封鎖されてるみたいで、連絡方法がなかったんだ。

ウィンドミルにもいくつか通信クリスタルはあるみたいなんだけど、コムラードにつながるものは一つも無くて、まあ仮にあったとしても現時点ではどうあがいても俺の私用で使わせてもらうことはできなかった、大体魔王のせい。

ディムの頼みでもだめなレベルなので魔王のことを各国がどれだけ気にしているか、ある意味理解できる一面だった。


 それで困ってたんだけど、ディムはちゃんと国境を通行可能な人物を見つけ手紙を託してきたらしい。

昨日夕食の後わざわざ夜中にその人に会いに行ったんだって、本当にご苦労様です。


「色々ややこしい事が起きているからすぐには戻れないとは書いておいた」

「それはまあ仕方ないよ、伝えてもらえるだけ有難い」


 評議会やら魔王やら結婚やら…


「あの一応聞くけど、ミュセと婚約がどうとかは書いてないよね?」

「ん?ああ、それか、オレも急に聞かされたので驚いたぞ、お前とミュセがそんな仲だったとはまったく気づかなかった」


 ディムには嘘婚約の話はしていない、プラムにそれはやめといたほうがいいと言われたんだ。

嘘とかつくの苦手らしいんだよディム、言われてなんとなく分かる気がしたのでディムにもひとまずは内緒にしといたほうがいいなってことになった。


「うん、それで書いてないよね?」

「ミュセと婚約しているということか?」

「そう」

「書いていない」


 ひゅー、やっぱりディムは空気読めるな!違うんだよなー!そこらへんのエルフ族とは!


「それなら安心」

「オレから言うのもなんだと思ってな、名前は出していない、だからオレが見たままのことを書いておいたぞ」

「んっ?」


 見たまま?


「ちなみにどういった感じで…」

「三人のエルフ族から結婚を申し込まれていると」

「何でそれ書いたの?」


 ねえなんで?いらないでしょそれ?


「他の者はどう思っているか知らんが、オレはやはり結婚とは気持ちが一番大事だと思う、お前が昨日、明確な発言を避けていたのはラレイア、ナティア、クライムといった一族のことを気にしてのことだろう、あの場で争いが起きないよう相当気を遣っていたな」


 ちょっ…と…違う…かなー…


「人族のお前がエルフ族の面子を気にする必要はない、例えミュセ…いやあの三人の内の誰でもなく、他に好きな者がいて、お前がそれを選んだとしてもオレは必ず応援するだろう」

「あ、うん…ありがとう…」


 ディーナのことを言ってるのかな…ちょっとわからんけど…ディムはそんなにディーナと話したりしたことないはずだし…


「…ふ、つい柄にもなく熱くなってしまったな、昨日のお前を見ていると、自分が一族の反対を押し切って妻と結婚したときのことを思い出してしまってな」

「ディム結婚してたんだ…」

「まあな、100年ほど前のことになるが」


 超熟年夫婦じゃねーか!

20代みたいな顔してこいつ何歳だよ今!!


 ディムはそれから「頑張れよ」と応援してくれた。

何を頑張ればいいのかわからないが、とにかく頷いておいた。


 でもよく考えて欲しい。

ディムが手紙に余計なことを書かなければ、俺の頑張り量は少なくとも今を超えることはなかったはずだ。

たぶんこれ、コムラードに帰った後も相当頑張る必要があると思います。


 やっぱあれだな、ディムは…空気読めないわ。

でもいいやつだから文句言えないわ。


 どこにもこの怒りとむなしさとせつなさが入り混じったような感情をぶつける場所がない俺は、空に向かってとりあえずうんこうんこうんことか叫ぶくらいしかできなかった。


 そうやってうんこうんこ言ってる内に、評議会の日がやって来た。

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