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丸投げる

当初は200話くらいで物語をまとめられるかと思ってたけど全然そんなことはなかったぜ

 朝方にマーくんを見習って洗車してたら、昨日怪我治したおっさんが来て長老のところへ来て欲しいと言われた。

それに対しティアナがクラクションを鳴らして威嚇したので、おっさんはびっくりして逃げて行った、やめなさいって後でもっかいちゃんと洗うから。


 それで長老の家とかわからんのでタケオさんに聞きに行って…タマコが案内してくれることになった。

タマコお断りされてなかったっけ?でもまあいいか別に。


「長老ーっ!来たぞー!!」


 長老の家に着くなり蹴破る勢いで扉をあけるタマコ、いやお前は呼ばれてないけどね?

返事がないのにタマコが入ってくもんだから俺もとりあえず後をついて家に入る。


 家の中には狐人族と思われるおばあさんがいた、狐人族?

ああ、そのおばあさんの後ろに隠れるようにして猫耳のおじいさんがいるわ、この人が長老かな。


「あのーなんか呼ばれたんで来たんですけど…」


 怯えるおじいさんに向かって話しかける。

タマコに対して警戒しすぎだろ、ていうかおばあさんの後ろに隠れるなよ。

狐のおばあさんもちょっと困ってるやん。


「タマコ先帰っててもいいよ」

「一緒にいるよ!」

「そうか…じゃあとりあえずここ…座っていいですか?」


 タマコを床に座らせようと長老に尋ねると無言でうなずいた。

俺も座る、タマコが背中にのぼってくる、得意の強制肩車スタイルだ、もういいわこれで。


 そんな俺たちの様子を見て長老はおばあさんの後ろから出てきて俺たちの前に座る。


「タマコを大人しくさせられるとは…噂どおり、凄まじい力を持っておるようじゃな」


 どういう噂だよ、タマコを大人しくさせるって一種の技能なの?選ばれし者に与えられた力なの?


「あなた、噂は怪我の治療についてだったと思いますよ」

「そうじゃった、タマコなんぞ呼んでおらんかったわ、なんで来たのじゃお前は」

「ヴォルガーを案内してあげた、あとその人だれ?」


 長老は少々照れながら狐人族のおばあさんのことを妻だと言った。

種族違うけどそれアリなんだ…まあおばあさんも長老のことあなたって言ってたもんな…

この二人が若ければどんな子供が生まれて来るのか楽しみだったが子供に関しては無理そうだ。

二人ともしわしわです。


 つーかなんで別種族で夫婦なんだよと思ったら二人とも再婚のようだった。

狐人族の村人が移住してきた際、長老はこの狐人族側の代表だったおばあさんと一緒になったとか。

おばあさん目当てで村を統合したのでは、と思わなくもないがそこはまあつっこむのはやめてあげよう。


「昨日は村の者を魔法で治してくれたと聞きました、私からもお礼を言わせてください、ありがとうございます」 

「いや俺も村の人によくしてもらってるんで、それくらいなんでもないです」


 おばあさんは品のいい人だな、一方長老は第一印象がすでにチキン。


「ヴォルガーもっとすごい魔法使えるよ、見せようか?」

「なんじゃと?回復魔法以外にもなにかできるのか」


 なんでタマコが見せようかって言うんだよ…

別に見せてもいいんだけどさ、うーん、長老は興味しんしんっぽいな。


「俺の魔法って地味なの多いんで見てもわかんないですよ、大半が他の人を強くするための魔法なんで」

「ほうほう、それは<パワーアップ>とかのことかの?」

「知ってるんですね?まあそれのちょっと強い版みたいな」


 さすが長老だけあって強化魔法とかも知ってるのか、やや見直した。


「あたしが魔法かけてもらって、強くなったとこ長老にみせてあげれるよ」

「あ、もういい、見せなくてよいわかった十分じゃ」


 物凄い早口で長老はお断りしてきた、懸命な判断だ。

今ここでタマコをパワーアップさせたところで何の意味もないどころか家が壊れるリスクだけ生まれる。

長老もそのことに即座に気づいたようだ、また長老ポイントを1ポイントプラスしておこう。


「あのそれで俺を呼んだ用件は?お礼を言うためですか?」

「それもあるが妻に狐人族の村について話をしてやってほしくての、この村に来る前に立ち寄ってきたと聞いとるんじゃが」

「あたしも行ったから知ってるよ!話してあげるよ!」


 長老は露骨に嫌な顔をした、タマコはそれに全く気付かない、心が強いな。


「じゃあ私が聞いておきましょうかねえ、ほらこっちへおいで、おやつもあるから一緒に食べながら話をしましょう」

「おやつ!食べる!」


 おばあさんのナイスアシストによりタマコは別室へ。

もうあのおばあさんを長老にしたらいいんじゃない?


「さすがわしの妻じゃ、美人でよく気が利いて、すごいじゃろ?」

「おっしゃる通りです」


 自慢げな態度にうざさを感じたが大人の対応をしておいた。

長老は俺の返事に気をよくしたようだった。


「じゃあこれでもう俺の用事は終わりですか?」

「いやここから本題での、お前さんが回復魔法を使えるということがいつの間にか村中に伝わっておってな、少々騒ぎなっておるんじゃ」

「え、村中に?治したの昨日ですけど」


 話伝わるのはやっ、驚きの伝達速度だよ。


「なんでもかなりの大怪我も一瞬で治す、他にも腰痛や手荒れ程度でも気軽に治す、さらに美肌効果、精力増強、体がぽかぽかしてきて夜もぐっすり眠れる、心が楽になって悩みごとが吹き飛んで幸せな気分になる、などの魔法がつかえると」

「そこまではしてないよ!?後半なんなんだよ!?」


 これには俺も素になってつっこまざるを得ない。

 

「どこから嘘なんじゃ?」

「美肌効果辺りからだよ!」

「しかし手荒れが治ったという娘は手がすべすべになったと」

「え、ええ…じゃあ精力増強から後半は嘘だよ」


 俺の魔法なんなんだよ、温泉か?バイア〇ラか?

あと最後やべえだろ、完全にあぶないおくすり系の症状と同一じゃねえか。

肌すべすべは…たぶん…元々すべすべなんだろ…荒れる前が、そんな効果があるなんて聞いてない…絶対そんな効果無いと言い切れない辺りが怖い。

そして長老は「精力増強は嘘か…」と残念そうにつぶやいていた、何を期待していた。


「ともかくそんな訳でのう、お前さんのところに行って自分も診てもらいたいという者が次々出てきておるんじゃ」


 ナクト村で治療をやった時みたいになってるな、あの時は意図的に宣伝した、でも今回はしてない。


「まあ怪我や病気の人を治すのは構わないよ、美肌とかは保障できないけど」

「おおやってくれるのか」


 長老は俺が借りてるシンタロウの家に村人が勝手に押し寄せないよう、村人に命じていてくれたようだった、その点は大変感謝している。

他には俺が一日どれくらいの人数なら魔法を使っても平気なのか、報酬はどうしたらいいのかなどについて相談してきた。


「人数かあ、50人とちょっとは一日で治したことはあるんだけどなあ」

「お前さんそれはさすがに盛り過ぎじゃろ」

「いや本当に、人族の村の話になるけどその時は村人で調子悪いやつは全部俺が治したぞ」

「いやいや…え?本当に?わしのこと田舎のじじいだと馬鹿にしておらんか?」

「してないよ!じゃいいよ!一日20人でも!」


 長老にはいまいち信じてもらえなかったがよくよく考えると大量に来られた場合、一日中相手しなきゃいけなくて疲れる、ナクト村のときもそうだった。

なのでそこは余裕をもって一日10人くらいまでならいいよって話で落ち着いた。

20人でも嘘だと思われていた、10人でなんか知らんが納得した。


「報酬についてじゃが、村は金を持ってないものもおるからどうしたらいいもんかの?」


 俺が昨日治療した父娘も、金持ってなくて俺に何を渡せばいいかわからず長老へ相談に来たらしい。

一日たって、やっぱり言葉だけじゃなくて何か渡した方がいいんじゃないかって思い直しちゃったみたいなんだ。


 金が無いなら物ってことになるが、食べ物とか…?

悪くない、けど俺が治療した人全員がそれ持って来たらどうしよう、狐人族の村で色々やってた時も結局食料過剰になったんだよな。

保存食を貰ったらマーくんなんかじゃあすぐ出発しようと言いかねないし、そうすると村人を公平に見てやれそうもない。


 だからってタダでやるわけにもいかなくなった。

昨日はあの家一軒で、それで終わりだと思ったから適当にやったんだ。

変な噂も流れてるし今後もタダとか言うと最終的に最近お通じが良くないのでなんとかしてとか、かなりどうでもいいことでも頼みにこられそうでいやだ。


「じゃ報酬は金なら銀貨1枚、金がなければ銀貨1枚相当の食べ物、良く分からん人には後で俺が食べ物以外で欲しいもの考えておくんで適当にその時言うよ」

「もし対価が出せぬ者がおったらどうするつもりじゃ?」

「長老にツケといて」

「…うぬう…それしかないのかのう…」


 とりあえず俺を訪ねてきた人はちゃんと治療はすると言っておいた。

報酬あやふやだけどまあそれはおいおいということで。


「あ、一つ思いついたんだけど、治療にあたって家貸してくれない?」

「今のところとは別にということか?」

「そう、あそこは俺の仲間もいるだろ?中に一人気難しい子がいて騒がしくすると怒るかもしれないんだ、それに村のはしっこより真ん中らへんに治療する場所があったほうが村人も来やすいと思って」


 気難しいのはマーくんのことだ、でもアイラにも少し静かに考える時間を与えてあげたほうがいいように思う、だからこんなことを申し出た。


「確かにそうじゃな、ではここの近くにわしの息子の家があるので、それを貸してやろう」

「息子の承諾を得てないんだが」

「いいんじゃよ、今はおらんからな…」


 長老は遠い目をしてそう言った、もしや亡くなってしまったのであろうか。

悪いことを聞いてしまったかな。


「すまん、息子さんは…」

「むちむちの兎人族の嫁連れて来ると言って村を出て行った、いい年だというのにいつまでも馬鹿な息子じゃ」


 生きてんのかよ、思わせぶりな態度とりやがって。

ちなみにその前はおしとやかな犬人族を嫁にするとかなんとかで出てったらしい。

定期的に別種族を嫁にしようとしては振られて帰ってきてまた村を出ていくを繰り返している息子に対し、自分はちゃっかり狐人族と再婚している長老。

たぶん性癖的にはものすごく似てる親子ですよこれ。


「兎人族ってまともなのいるのか?ここ来る途中に俺たちも会ったんだけど相当頭おかしい感じだったぞ」

「ごく少数じゃが話のわかる兎人族もおる、まあそういう者の大半はよその国へ行って気ままに暮らしておるがのう」


 つまりマグノリア在住の兎人族はおかしいということですね、完全に理解した。


 一通り話すべきことが終わったので俺はタマコを呼び、長老の家を去った。

おばあさんはにこにことしていたので一応タマコの話でもヤナギたちの無事は伝わったみたいだ。


 俺の仕事用の…診療所?になる家を見てきた、使うのは明日からになる。

今日のところは例の、昨日治療をした父娘が家の片付けにあたることになった。

俺への報酬で困ってるようなのでそれで手をうってもらう予定だ。


「ヴォルガー明日からあそこに住む?」

「いや住むわけじゃないよ、仕事をするのに使うんだ」

「仕事かー、せっかく村に来たのに全然遊べない、一緒に狩りに行きたいのに」

「俺は狩り下手だから…代わりにマーくんを誘ってあげて」


 そんなことをタマコと話ながらシンタロウ家に戻った。

タマコは弟たちに見つかって、また水鉄砲を向けられ意気揚々と彼らを叩きのめしに行った。


 家に入るとディーナと、他幼女二名がいた。

幼女二名はタマコの妹のナナコとミミコだ。

 

 二人はディーナの隣で床にうつ伏せに寝転がって熱心に何かをしていた。


「何してんの?」

「あ、お帰りーヴォルるん、今ね、二人と絵を描いてるのよ」

 

 見れば床に紙を広げ、絵の具でべたべたと何かを描いていた。

フリュニエから貰ったお絵かきセットが役にたってるじゃないか。

ただミミコが紙の面積を大幅にオーバーして床に絵の具を広げているのでそれは後で掃除してくれな。


「これは…あの女神様がいるっていう木か?」

「あ、う、うん…そう…」


 フリュニエの絵といい勝負をしていた無邪気なミミコはともかく、大人しいナナコのほうはパッと見でもわかる、大きな木を描いていた。

意外とうまかったので思わずたずねてみたがやっぱり俺が思った通りだったみたいだ。


「二人とも上手でしょ?」

「え?ああ、うん上手だね」


 ディーナは子供の面倒を見るのが意外とうまいんだよな。

ミミコもナナコもにこにこしながら絵を描いている。

声かけられなきゃ危うくナナコだけ褒めるとこだった、ふう助かった。

でもこの二人がここにいるってことは?


「カヨさんいないの?」

「いるわよ、アイラちゃんと一緒に洗濯へいったわ」

「何がどうしてそうなったの?」

「アイラちゃんが何か村のことでカヨさんと色々話をしたいんだって、それで私がその間ミミちゃんとナナちゃんと絵を描いて待ってることにしたのよ」


 アイラがカヨさんと?何の話だろうか。

戻ってきたら話…聞いてみるか。


 それまで俺は洗車の続きをすることにした、ブラシとか欲しい、ああそうだ治療代として誰かブラシ的なものもってないか明日聞こう。


「漆黒号がないな、ティアナ、マーくんが乗ってった?」

『イエス、忌まわしき二輪に乗って森の方へ出かけたようです』

「そうか…マーくんはアレが無いと一緒に俺たちと移動できないんだから許してあげて?」

『私としては、アレにヴォルガーが乗りさえしなければノープロブレムです』 


 ブレないね、お前も。


 とりあえず魔動車は水かけて雑巾で拭いたらそこそこ綺麗になった。

途中からティアナがどこそこがまだ汚いとかいちいちうるさいので嫌になってきていた。

ちょうどアイラが洗濯物を抱えて戻ってきたので、洗車は終了とした。


 ミミコとナナコも自分の家に戻って行った。

ディーナに責任もって床掃除を命じた俺は、アイラと二人きりで少し表で話をすることにした。


「長老のとこ行ったらさ…」


 まずは長老との話し合いで決定した、明日から村人たちの治療をすることになった件を俺から話す。


「そうなんですか、そうなるとすぐ旅立とうとは言いづらいですね」

「マーくんもそう思うかな?」

「マグナさんだってそれくらいは…待ってくれると思いますよ?」


 待ってはくれるとは思うけどな、不機嫌にはなるかもしれない。

たぶん漆黒号で出かけたのも気分転換だろうし…


「アイラは、あーっと…どちらかというとのんびりしておきたい感じ?」


 ええい良い聞き方が思いつかなかった。

正体不明の力に悩む少女の心理カウンセリングなんか大学でも習ってないよ!

力も中二病じゃなくてガチなやつだし!!


「カヨさんには、この村で水魔法が使える人がいるか聞きにいったんです」

「おう…ん?お、おう」


 妙な返答に戸惑う。


「水魔法が使える人がいたらウェリケ様のこともわかるかと思ったんです、でもこの村で水魔法が使える人はいないようですね」

「つまりそれは、ウェリケに会いたいという方向に意志が固まった?」

「はい、でもウェリケ様の居場所について私は知りません、ヴォルさんも知らないんですよね?」

「知らないな、イルザみたいに普段は地上にいなくて、神様の世界的なやつにいるのならどうしようもないけど、イルザが言ったからには何かしら俺たちでも会える手段があるんだろう」


 …やべ、ここまで言って今この瞬間に「イルザ様と通信クリスタルで話せませんか?」と言われたらどうしようということに思い当たった。


「イルザ様に…」

「あーっイルザやっぱ詳しく知らねえんだろうなぁ!だからこんなあやふやな情報しか渡さなかったんだろうなぁ!あいつ脳筋っぽいからなぁ!」

「…急になんなんですか、元よりイルザ様にはこれ以上頼れませんし頼る気もありません」


 セェェェェェェフ!!それにアイラからすごくいい言葉が聞けた!


「イルザ様は…きっと私が私の過去を探ることには反対なんだと思います、しかし一方で全てを伏せたままにしておくことも私のためにいいことなのかどうか悩んでいたのではないでしょうか、だからヴォルさんにだけウェリケ様のことを伝え、判断を委ねた…そうは考えられませんか?」


 そう考えた場合、肝心なとこは俺任せにして責任逃れをしようとしたろくでなしに思えるんだが、たぶん今アイラはそういう答えを求めているのではない。


「そうかもしれないな」


 そう言うとアイラは少しだけ頷いた、この答で正解だったもよう。


「じゃあそうだな、マーくんが言うにはロイの故郷には水の女神の神殿があるらしいんでそこ目指すか?そうすればウェリケに会う方法も見つかるかも」


 まあその水の女神の神殿も場所知らんけど、でもそれくらいならロイ本人から聞かなくても他に知ってる人いるだろう。


「いえ、それよりもっといい方法があります」

「なんだって?」

「土の女神であるオフィーリア様にウェリケ様のことを聞きに行きましょう」


 あれ、それはつまり、あのクソでかい木の元へ行くということですか?


「幸い、オフィーリア様は地上にいるらしいです、カヨさんもそう言っていましたから間違いありません」


 確かに、神のことは神に聞くのが一番だろうとは思うけど…


「それって俺たちが気軽に行っていいところなのかな?」

「獣人族以外は絶対入れないそうですよ、この村も言わば、女神の住む地を守るためにあるらしいですから」

  

 だと言うのにアイラには困った様子がない、それどころか俺ににっこりと普段あまり見せない美少女のほほえみを向けてきた。

今このタイミングでなければ、かわいい!と叫んでいただろう。


「ヴォルさんならなんとかしてくれますよね?」


 わぁ、美少女のお願いだぁ、断れないなぁ。


「あ、はい…善処します…」


 肝心なところは俺に丸投げ。


 やはりアイラもイルザと同じく、女神のカテゴリに近い存在なのだと改めて俺は思った。

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