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亮太の化物日常記  作者: 鈴木梨亜
1/3

時代遅れな亮太の新しい日常の始まり

雨の降る夜の林。

そこにみすぼらしい着物を着た少年が走っていた。

「いたぞ!!あっちだ!!この、化物め!!」

「ーーーっ!!はっ はっ・・・っ!!」

遠くから、役人の声が聞こえる。

少年には、傷がほとんどつかなかった。

焼きごてをされても、ムチで叩かれても、炎で身を焼かれても、焼きごて以外、傷一つつかなかった。

そんな少年の心は、もうクタクタだった。

日夜を問わずに追われること数日。

もう、逃げるのをやめて大人しく拘束されようかと、

そう、考えてた時だった。

ガラガラッ!!!

「っ!?うわぁっ!?」

急に足場が崩れ、少年は余裕に十メートル以上はある

崖から崩れ落ちた。

「うぐっ・・・!!!」

衝撃と激痛が、少年の身体を蝕む。

激痛で息ができず、目の前が真っ黒に染まった。

「おい!奴は!」

「崖の下へと落ちました!」

そんな声をどこか遠くに聞きながら、少年は気を失った。

//////

「おい!いたぞ!!ここだ!」

「っ!!」

水溜りがバシャバシャと跳ねる音が聞こえる。

慌てて起きようとすると身体中に鈍い痛みが走った。

どんどんと足音が近づいてくる。

もう終わりだと思った。

役人の姿を見た瞬間、俺は言葉を失った。

青い色のした帽子と服を着た、おかしな奴だったからだ。それが、しかも数人いる。

「おい、兄ちゃん大丈夫か?ここがどこだかわかるか?」

一人がそうよびかけ、俺の体を支えながら起こした。

そこで、本当に俺は言葉を失った。

そこは、自分の知っている村ではなかった。

林は少なくなり、その間から建造物が見える。

その建造物は、変な四角い形をした高い物だった。

しかも、馬車でもない変なものが勝手に動いていた。

俺は、首を横に振った。

「ごごは、どごだ・・・ っ!?ゴホッゴホッ」

変な声だった。少し声を出しただけで、咳が止まらなかった。

「兄ちゃん記憶喪失かい!?名前は!?」

「りょ、りょうた・・・っごほっ」

とっさに考えた名前だった。・・・実際、俺には名前がなかった。

「あ、あーすまん無理するな。えーと、亮太ね。

亮太、立てるか?ちょっとついてこい!」

男は無理矢理俺を立たせようとした。

俺は立ち上がらず、ついて行くことをしなかった。

必死に首を振った。

「いやだ・・・もう・・・あぞこには・・・」

「?大丈夫だよ。とって食いはしねぇよ。ちょっと

麓に降りるだけだ。」

そういうと男は俺を担ぎ上げ、歩き始めた。

「お前、軽すぎないか?ちゃんと飯食ってか?

最近の若者はなぁ〜・・・。」

ここがどこだかも分からず、話すことも動くこともままならない。

だが、こんなに優しく人と接したのはいつぶりだろうと、心が暖かくなっていくのを感じていた。

to be contined・・・






初めて投稿してみました。

ネタは、たくさん出てくるのに思い通りに書けないんです。

最後まで書こうとしても、最終的にどう書けばいいか分からなくなってしまうんです。

だから、これは自分がどこまで書けるかを試す挑戦です。(笑笑)

これを読んで、コメントをしていただけると幸いです。

それを糧にして書いていくので・・・(笑笑)

これから頑張って投稿していくのでよろしくお願いします!

続けて読んでくれると嬉しいです!!!

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