表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
番仙奇譚  作者: 秋尾 萩
狸の話?
51/51

幕間

「姉さん、化ける動物と普通の動物の差ってなんなのかな?」

 自宅で姉と二人でくつろぎながら、紅は問いかけた。


「ん?ああ、こないだのアライグマの話?」

「うん、狸に狐、獺、まあその他いろいろ聞くけど、普通の狸と化ける狸って同じ動物なの?それとも見た目は似てるけど全く別の生き物なの?」


 今回の件で気になった事を聞いてみる。

「そうねえ、私も詳しく研究したわけじゃないから合ってるかは分からないけど、多分同じ生き物なんじゃないかしら。同じ親から生まれて一匹だけ化けたとかあるみたいだし。人間でいうと超能力とか魔法が使える、みたいな感じじゃないの?」


 動物では有名な狐に狸。その他獺、猫、猿、鷺、鹿、など。犬はあまり多くないようだ。動物だけでなく植物の藤、柳、菊なども人の姿をとることもある。これらは木霊(こだま)などとも呼ばれかなり昔から認知されていたようだ。


 雪が言うように、昔話などで普通の動物から生まれた兄弟の中で、一匹だけが化けたというのは割と多い話だ。それらの話から、雪はそのように判断したのだろう。


「そうなんだ」

「まあ、私もアライグマが化けたのは初めて聞いたけどね。そうなると種族の問題じゃなくて住む場所の問題なのかしら?動物が化ける話は世界中にあるけど、なんとなく東に行くほど多い気がするわね。特にこの国だと生き物だけじゃなくて、船とかお城とか刀とか、何でも人になったりするしねえ」

 そう言って上品に笑う。


「それはちょっと違うんじゃないかなぁ」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ