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111/142

110:応援(ランス視点)

「ロキ、これで何体倒した?」


「そうだな、お前が、俺が見ていない間に一気に複数体倒している可能性加味すると……。五十体はくだらないかな?」


「そうか。どれも虫タイプか?」


「そうだな。さすがに森や山にいるタイプは、すぐに王都の中心部まで来られない。あ、犬の魔物<ヘル・ドッグ>と猫の魔物<デス・キャット>は何体か始末したが」


 予想以上に沢山の魔物が、この王立ローゼル美術館に集まってきていた。


 ここは王都最大の美術館。敷地面積も宮殿にひけをとらない。

 よって逃げ惑う人々にはかたまらず、分散するよう伝えているが……。

 魔物が現れたと分かると、皆、塊になろうとする。

 多くの人が集まっている気配を察知した魔物は、必然的にそこへ向かう。

 結局、正門を抜けた先、正面入口のロビー前で待ち伏せし、魔物を倒す状態が続いていた。


「ロキ、魔物が集まっているのは、やはりクルエルティ・ヴィランのせいか?」


「そうだろうな。討伐された魔物の痕跡には、死の香りが残る。よって他の魔物はその一帯から逃げようとする。でも今回、クルエルティ・ヴィランは討伐されていない。死の香りは残っていないわけだ。むしろ残された強力な魔力の残滓が、他の魔物にはフェロモンみたいに感じられるのかもしれないな」


「やはりそうか」

「来たぞ、ヘル・ドッグ、左22時の方角に先頭に一頭、後ろに二頭が続いている!」


 あたりをつけた方角で聖剣を振るう。

 後ろ二頭の動きを予測しつつ、連続で聖剣を空で斬る。

 手応えはあったと思うが。

 アリーの声を恋しく感じる。

 彼女のサポートで戦った時間を、切なく思い出す。


「ロキ、そっちは大丈夫か?」

「ああ。だが聖弓が欲しくなるな」

「飛行タイプの虫の魔物か?」

「そう、おっ!」


 ロキが見る方向からこちらへ駆けてきたのはアンリだ。

 隊服を着て、マントをはためかせ、馬を止めると、アンリは飛び降りてこちらへ向かってくる。


「ランス指揮官、ロキ様、連絡、ありがとうございます! 伝書鳩のメッセージは確かに受け取りました。クリフォード団長も間もなく、こちらへ到着です」


「おっと! そうなるとこの美術館が、一番の激戦地ということか?」


 ロキが肩を回しながら、アンリに尋ねる。


「そうですね。王都全域から報告がはいり、クリフォード団長の指示で、各部隊が派遣されました。ですが、ここ、王立ローゼル美術館が、最も人が集まっている場所なので。ただランス指揮官とロキ様がいるなら、万全だろうと。先遣隊として自分と……もうすぐ来ると思います。十名の聖騎士が到着予定です」


 アンリがそう報告した直後「十名の移動。魔物さんも引き連れてきたな」というと、ロキがアンリの馬に積まれていた弓と矢筒をとる。その様子を見たアンリは、慌てて馬に積んだ槍をはずし、自分に渡した。


「ランス指揮官の聖弓も持ってきています。お屋敷に寄り、預かってきました」


「よくやった、アンリ。助かる」


 自分の言葉に、アンリは笑顔になる。


 ロキが飛行タイプの虫の魔物に対峙している間、一旦聖剣を鞘に納め、矢筒を背負い、弓を手に取る。


「アンリ、聖槍は任せていいか?」「勿論です!」


 飛行タイプの虫の魔物を倒したロキが、アンリの馬を安全な場所へと移動させる。その間に先遣隊の聖騎士が、続々と到着した。


「宮殿と神殿は、大丈夫なのか?」


「クリフォード団長が聖旗を使い、聖域を展開しましたので、多くの貴族、近隣の市民も宮殿へ避難して来ています。ただ、移動中に命を落とす危険もあるので、無理な避難をしないよう、呼びかけています。聖騎士による避難の誘導も行っていますよ」


 聖旗。

 武器ではなく、聖域の展開に使われる。聖旗を立てた場所から、周囲4キロの範囲に聖なる力が展開される。王立ローゼル美術館は、ギリギリ聖域に届かない。


 到着した先遣隊に、ロキと自分がいた場所を任せる。代わりにロキとアンリを連れ、クルエルティ・ヴィランの魔力の痕跡が残る中庭へと向かい、駆け出す。


「ロキ様指定の聖水も、持参していますよ」

「おー、いいね」


 魔力の痕跡を消せる唯一の手段。

 それが聖水だ。強い魔力は、完全に消しきることはできない。

 でもある程度弱めることができれば、これ以上、魔物が寄ってくることを押さえられるだろう。


「しかし、驚きましたよ。クルエルティ・ヴィランが王都のど真ん中、王立ローゼル美術館に現れるなんて」


 アンリの言葉にギクリとなるが、ロキは「ホント、なんでだろうな? でもバレたのかもしれんな。ランスが四天王ダークキングを倒したことが」と応じる。


「あー、なるほどですね、ロキ様。クルエルティ・ヴィランが、最後の四天王ダークキングになりますからね。頭にきて、ここにいるランス指揮官を狙い、やってきたということですね」


 そうアンリは答えた後、周囲をちらちらと伺う。


「アリー様は、どちらへ避難を?」


 ロキが視線を此方へ向ける。

 クリフォード団長も、間もなく到着するだろう。

 アリーがここにいること、クルエルティ・ヴィランに狙われたことは、報告する必要がある。


「アンリ、ヴェノム・スパイダーだ。数が多いが、いけるか?」

「勿論です!」


 ロキの声に一旦、立ち止まり、ヴェノム・スパイダーを三人で殲滅する。


 再び回廊を走り始め、アリーについてアンリに話そうとした瞬間。


「わあ」「うわあ」とロキとアンリが叫び、立ち止まる。


「どうした!?」


 問いかけにアンリが、すぐに応じる。


「ここから『追憶の塔』につながる、地下の通路が見えますよね? そこを大量の鼠のような魔物<ファング・ラット>が、暴走しています」


「ランス! ファング・ラットのあの動きは、まさに暴走、手あたり次第だ。そこに人間がいるから向かっている、という感じではない。そこに通路があるから、駆け抜けている状態だ。……地下一階に医務室がある。クルエルティ・ヴィランの残滓は、俺一人でも消せる。アンリを連れ、アリー嬢の所に今すぐ向かえ!」

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『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

●全8話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

●悪役令嬢・乙女ゲーム●
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悪役令嬢・乙女ゲーム
蕗野冬先生の表紙絵作品は
第4回HJ小説大賞前期の
一次選考通過作品!


バナークリックORタップで目次ページ
ドアマット悪役令嬢はざまぁと断罪回避を逆境の中、成功させる~私はいませんでした~
『完結●ドアマット悪役令嬢はざまぁと断罪回避を逆境の中、成功させる~私はいませんでした~』は、読者様への感謝を込め、急遽公開!

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完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する
『完結●完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する』
ペルソナQ、メダロットのあかうめ先生描き下ろし表紙絵

●読み切り新作全4話●
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ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読めます!

●第11回ネット小説大賞●
●一次選考通過作品●
バナークリックORタップで目次ページ
もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!バナー
『完結●もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!』
で癒しの読者タイムを☆

●断罪終了後シリーズ●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後シリーズ
『断罪終了後に悪役令嬢だった
と気付きました!
既に詰んだ後ですが
これ以上どうしろと……!?』

第4回HJ小説大賞前期の
一次選考通過作品!

●第11回ネット小説大賞●
●一次選考通過作品●
バナークリックORタップで目次ページ
乙女ゲームに召喚、即エンディング!?~悪役令嬢?ヒロイン?モブ?立ち位置が分かりません~バナー
『完結●乙女ゲームに召喚
即エンディング!?
~悪役令嬢?ヒロイン?モブ?
立ち位置が分かりません~』

はいかがでしょうか?

●ほんわか癒しの物語●
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モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)
『モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)』
オススメ!

●全7話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
隣国の年下王太子は未亡人王妃に恋をする
『完結●隣国の年下王太子は未亡人王妃に恋をする』は、仰天歳の差純愛!

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●ラストは仰天展開!●
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ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
本編全20話『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

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