What is life without the radiance of love?
調べていた資料の中。
「ギタリスト」が「バンド時代」に作った曲は「ヴォーカリストが60歳を過ぎても歌えるように」作ったという記載があった。
定年退職が50歳とか55歳の時代。
「ロックンロール」という洋楽。「ロールモデル」もいない時代。しかも「ヴォーカリスト」は自分自身を「早死に」しそう、と言っていたにも関わらず。
この「ギタリスト」は「ヴォーカリスト」が「最期の時」まで「歌える曲」を作った。
そして、それは、結果として「叶った」。
「ヴォーカリスト」は「叶えた」。「ギタリスト」の気持ちを。現時点においては。
また、この2人は双方にあだ名つけている。
「ヴォーカリスト」には「氷の塊」
「ギタリスト」には「狂ったギター」
・・・なるほど。双方共に、よく相手をご理解されていたと感じられる。なんで一緒にバンド組んだのか、本当に疑問なレベルである。
特に「ヴォーカリスト」は既に「別の名前」で「デビュー済み」である。そして「ヴォーカリスト」は「ギタリスト」を「指名した」。
この「ヴォーカリスト」は「時流を読み切る」だけあって、その「審美眼」は素晴らしい。その「ヴォーカリスト」が「一番最初に見出したアーティスト」。
そして「ヴォーカリスト」の「音にならない何かを音にしたアーティスト」。それが、「crazy guitar」。
そう「ヴォーカリスト」は「名前」を「変えた」。「彼」は「アーティストネーム」を変えている。現在の「彼」を示すのは「3番目の名前」。
だが、誰よりも「ヴォーカリスト」を敬愛している「ギタリスト」は「ヴォーカリスト」を殺しにかかった。
そして「ヴォーカリスト」は「名前」の持つ「力」をわかっていながら、そして追いつかなくなって、殺された。
そう、この2人の関係における最大の疑問。
「答えは風の中」?