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斜め上をいく彼女  作者: 横断歩道
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飲んで飲まれて

何度告白したことだろうか

季節も変わり僕の心は折れかかっていた


ついにその時が来てしまった


…彼女が退院


告白することすら許されなくなった


僕は落ち込んだ

でもまだ連絡先は交換しているので文字に託そう


…好きです、付き合ってください


…ごめんなさいもう友達でもいられない


え?


あ、


あ、


あ、


ラインから消えた…


希望が断たれた


もうダメだ…僕はこれ以上愛せた人はいない

もうダメだ…

もうダメだ…


忘れれるよう酒を飲もう

飲んでも飲まれないように…

飲んで飲んで飲んで…


気がつけば病院のER


僕は飲まれた


溺れた


立ち直れず8ヶ月が過ぎた


まだ相変わらず酒を飲んだ

飲まれない程度にセーブしながら飲んだ


…目が覚めた


…ER


またか…やってしまった飲まれた


僕はなんでこんなことにいつまでも囚われているんだ

立ち直って彼女を忘れよう!

そうだ全て忘れて一から出直そう!


と思ってた時にブロックが解除され彼女からメッセージが…


畜生


なんていうタイミングなんだ!せっかく忘れる決意を固めたのに!


やはり彼女の行動は読めなかった

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