木津川綴喜という男
どうも大福です!初投稿です!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自己紹介、それはリア充どもの盛大にな自己顕示レース。特に高校のものとなると気合いの入りが違う。はぁだりぃ。俺は勉強の甲斐あってこの有名私立総特学校に入れた。この学校は文武どちらも力を入れているのだが、入試がとても難しいため、スポーツ推薦での入学がフェアだ。
「ありがとう。次16番」
桜咲き乱れる季節。出会いの春だがなんだか知らんが俺には関係ない。もう辞めたんだ。
「...木津川綴喜」
ん?なんだ周りのやつらがアホ面晒してやがる。
「ごめん僕耳悪くてさ、もう一度言ってくれるかな?君のこと知りたいな」
恐らく周りの意見を代弁したんだろう。いかにも優等生なイケメンが、忌まわしいイケメンが、憎たらしいイケメンが俺に言ってきた。大事な所だから3回言ったぜ!
「きづかわ つづき」
今度はゆっくり言った。ふぅ疲れた。もう寝よと思い席に着くと、あのイケメンが鳩が豆鉄砲食らったような顔で
「もう終わり?」
と噛み付いてきた。なんだよお前本当に機関銃食らわしてやろか?こういうのは無視だな。うん。おやすみ
「ほらさ、好きな食べ物とかさ」
うざ。えっーと、どこにマガジンいれんだっけ?
「えっと、その、あ!好きなタイプとか!」
プッチーン。あ、プリンじゃないよ。もう限界だ。ここはアレだガツンと言ってやろう。
「お前さ、一体なんなの?そうやって俺を高感度上昇の踏み台にすんの辞めてくんない?もう関わんないでくんない?」
周りからブーイングが飛び交う。知ったもんか。
「ごめん」
「おい!いい加減にしないか!」
教師の怒号が轟く。はぁだりぃ。
こうして俺は最高の高校デビューを果たした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回はやっとヒロイン登場です!
ご指摘等していただければ幸いです。
どうかこんな大福を生暖かい目で見守って下さい!
末永くよろしくおねがいします。