表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これって?ゲーム?異世界?  作者: パパ6年生
第1章 両親の思い
8/63

第8話 ここスライム(こ)は、天然?(1)

前回のあらすじ


カメレオンスライム(亜種)をカード化…仲間にした?

カメレオンスライム(亜種)のステータスに驚く

実体化したカメレオンスライム(亜種)が何か言いたそうだ、と、マスター権限でステータスをいじり、スライムを喋らせることに成功するが、スライムが泣き出し困惑…


………………………… (--;)


「わ~ん わ~ん わ~~~ん」


 ~ ~ ~ ~ ~ ~


僕は、こういうときの対処を知らない 分からない

(--;) 困りましたぁ~


(--;) 何で泣いてるの?


(--;) 何か悪いことしました?


勝手にステータス覗い()たから泣いてるの?


 ~ ~ ~ ~ ~ ~


「あの~…… ステータス、勝手に覗い()て ごめんなさい…」


「わ~ん」


「あの~ 泣かないでもらえますぅ~」


「え~ん」


「あの~ カメレオンスライムさん…」


「わ~ん ヒック ヒック」


………… はぁ~ (--;)


「ボ ボクって…ヒック…やっぱり…ヒック…さいてぇ ヒック ですか? ヒック」


 ※ ※ ※ ※ ※ ※

カメレオンスライムは♀ですが、自分の事を「ボク」と言います、ショウリも「僕」と言うので、漢字とカタカナで区別します。

 ※ ※ ※ ※ ※ ※


「????? はい?」(・・;)?


「みんな、ボクのことを『最低』だと、笑います…やっぱり、ボクって最低ですか?怖いですか?」


「???????

  いやっいやっいやっいやっいやっ

 『最低保証』ですよ…『最低保証』

 さ・い・て・い・ほ・しょ・う

 『最低』なんてとんでもない」


「怖いくらい、凄い…羨ましい スキルですよ!」


「????? はい?」(・・;)?

 今度は、スライムが…?

「羨ましい?…凄いスキル?」


「そうです! とても、羨ましい 凄い 凄すぎるスキルです! 『最低』なんてとんでもない」


 ~ ~ ~ ~ ~ ~


ショウリは、なんとなくこのスライム()の涙の訳を理解しはじめていた。


このスライム()は、『最低保証』を『最低』なスキルと勘違いしているのでは?


このスライム()312歳なんだよねぇ…敬語で話さないといけないのかな?

可愛い声…小学低学年?幼稚園児?そんな可愛い声

とても312歳には思えない

見た目も…20㎝くらいで可愛いし…

透明で…瑞々(みずみず)しく見えるし…スライムだからツルツルお肌?


僕は、本心で羨ましいと思っていたし、熱い眼差しでスライム(彼女)を凝視していた

 ~ ~ ~ ~ ~ ~


「そ…そんなに…み…見つめないで…ください。

 は…恥ずかしい…です…」


みるみる赤くなり そして消えた…


「えっ? あぁ~『擬態』か、見つめて、ごめんね」

「『擬態(そのまま)』でいいから、質問に答えてもらえるかなぁ?」


「は はい 何でしょう? 答えられることでしたら…」


「あの~ 先ほど 泣いていたのは、スキル『最低保証』を『最低』なスキル だと、勘違いしていた…ということで間違いありませんか?…」


 ~ ~ ~ ~ ~ ~


僕は、スライムが勘違いしないよう言葉を選びながら質問した


 ~ ~ ~ ~ ~ ~


「えっ? 『最低』なスキルじゃないの?」


やっぱり、このスライム()勘違いしてる…


僕は、スキルの説明を始めた


「いいですか、まず、

・女神のスキルで、最低『1』を保証してもらっているのは、分かっていますか?」


「はい 最低の『1』を保証されているのは理解してます、レベルが上がっても、各能力が『1』しか上がりませんでしたから…」


「い いつのことですか?」


「Lv.2になった時、Lv.3になった時、Lv.4で変わるかなって思っていましたが、やっぱり『1』しか上がりませんでした…です。」

「その時に、回りのスライム(仲間)が、『最低の1』だって、笑って…だから、『最低』なスキルだと…違うのですか?」


………… (--;) 天然かも??


「あの~ 最近、ステータス見ましたか?」


「いいえ Lv.5になっても『1』しか上がらなかったので、それからは、見てません」


「えっ? 今まで? 1回も?」


「はい!」


………… (--;) 天然かな?


カメレオンスライム(亜種)が姿を見せた…

なんだか?オロオロ?そわそわ?もぞもぞ?…してる?


「あの~ ボクたち、会話してます?」


「????? はい?」(・・;)? 

三度(みたび)


「だ・か・ら~ ボクたち、会話してますよね?」


え~~今頃… (--;) 天然確定


「はい…(会話)してます」


「え~~ いつからですか?」


「いや~ 泣き止んでからずっと…です」 …(--;) 

 天然です、天然です! (大事なことだから2度言いました)


 ~ ~ ~ ~ ~ ~


あっ まだ、スキルの説明、何もしてないような?

このスライム()の相手?世話?するの大変そうだという気がするのは?気のせい?



次話、投稿予定1時間後

感想・誤字報告等ありましたら一言お願いします



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ