第2話 夢かも?
前回のあらすじ
ゲーム?か異世界?か分からない草原で目を覚ますと、モンスターとのバトルになった。
vs.合体スライム(1)
勝利が、状況判断ができてないタイミングでのバトル
合体スライムがとびかかってきた
『合体スライムAの攻撃』
▼
「おっと」
『名無しは、攻撃を回避した』
…名無し?
武器もなし、相手の強さも分からない
でも、スライムの動きは遅く感じた
目の前にコメントが出る…ゲームなのか?
VR系ゲームとかは、やった経験無いけどこんな感じなのか?
勝利は、病弱だったため学校を休む事も多かったが、勉強は嫌いじゃなかった、テストでは、学年でも上位
運動神経は良い方だったが、「やらない・できない」ではなく(病気のため)「やれない」「やらせてもらえない」生徒だった。
成績が良かったので、時間的な制約…1日2時間程度はあったが、いろいろなゲームをやっていた。
格闘系・スポーツ系・特にRPG系が好き…異世界転生物のノベラもいろいろ読んだ。
だから、こういう時…無装備の対処方法も理解していた
魔法か直接的攻撃
勝利は、ラグビーボールくらいの大きさのスライムAに、腰を落とし右拳を突き出した!
ただ、動きを確認するだけのポーズだったが
『名無しの攻撃』
「正拳突き」
ドーン!
「おぉ~」 (出来た?)
『合体スライムAに、名無しの「正拳突き」が、クリティカルヒットした!』
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合体スライムAの頭の上のゲージが一気に減り赤くなり、スライムの頭の上に ☆が回りだした
? ピヨった?(※気絶状態)
1メートルほど離れたスライムに拳を突き出しただけで…空気の塊でも当たったのか?
僕の職業「武道家」かな?魔法も使いたかったのに…ん~、これが異世界物の主人公なら魔法も使えたりして…チートスキルで
『合体スライムCの攻撃』
▼
ヒョイ
『名無しは、攻撃を回避した』
『合体スライムBの攻撃』
▼
トン!
「つっ」
思わず声が出たが痛くはなかった
『名無しに、0のダメージ』
『合体スライムBは、10のダメージ』
?あれっ? ダメージ0…敵がダメージ、自爆?こいつら、弱い?一撃(『正拳突き』)で 気絶するし…僕が強いのか?
スライムの頭の上のゲージが減る
■■■■■■■□□□←
合体スライムB、C、D、Eの体が光だした
ん? 何かする? 魔法攻撃?
勝利は、スライムを攻撃せず、観察する方を選んだ
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視界の下方にメッセージが出て、モンスターとの頭の上に(HPらしい)ゲージ
異世界とかじゃなく、夢だったりして、ゲームのやり過ぎか? 昨晩は、ゲームしながらの寝落ちはなかったし…
当たっても痛くなかったし…
夢かもと思う勝利だった
〈アイテム紹介〉
・パーティーボックス★☆☆☆(ポーチ型)
パーティー全員が共有できる収納魔法が付与されたポーチ
〈★☆☆☆〉収納量50
同種のアイテムは99個で1枠扱い
生物(動物)は入れられない
植物は収納可能
※ドラゴンの死体(大きな物)も収納可能だが、生きていたら瀕死でも、入れられない。
取り立ての野菜や薬草は植物扱いで収納可能だが、食虫植物(植物)や食人植物が、生きていたら入れられない。
※★☆☆☆では、収納物は劣化・腐敗するので注意
次話、投稿予定1時間後
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