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これって?ゲーム?異世界?  作者: パパ6年生
第1章 両親の思い
15/63

第15話 誰かが見ている?(2)

前回のあらすじ


エスプリにこの世界の事について聞いてみると、余り詳しく無いようで、スマホを使ったらと言われる

『擬態』を使って町に住んでいたことのあるエスプリは、その時に人間の言葉(スキル)を修得したみたいだ(スキル『D.W.(ドリーム.ワールド)言語』)

冒険者が使うスマホの事もそれなりに知っていた。

スマホに魔力を込めてみた


エスプリを再び頭に乗せ

 ~ ~ ~ ~ ~ ~

エスプリを長イスに降ろしてもよかったんですが、エスプリがスマホの画面を見れないかなぁって思って…決して、エスプリが頭に乗っているのが気持ちいいからではないです。

僕は、誰に言い訳をしているのだろう?

 ~ ~ ~ ~ ~ ~




充電の終わったスマホを起動した


"ポラララララン"起動音が鳴り、スマホが起動した


画面に『D.W.&G.S』の文字


「????? はい?(・・;)?」

「D.W.&G.S?」

画面がアプリ画面に変わると手紙の形のアイコンに『1』が付いていた


メールが着てる?

アイコンをタッチ(ポチッ)


メールの差し出し名【運営】


 …………(--;) 運営って


メールを開く(ポチッ)


##############

タイトル 冒険者様へ

##############


ようこそ |D.W.(ドリーム.ワールド)の世界へ


魔法と剣、拳、バトルを楽しめます。

モンスターを倒すとアイテムが貰えるかも。

ダンジョン、迷宮、塔で冒険を楽しめます。

宝箱、いっぱいです。タヌキや罠とかあるかも。

モンスターをカード化しコレクションできます。


※一部有料アイテムがあります。


【添付】音声メッセージ


なっ?短っ、運営手抜きしすぎじゃないのか?

ゲームみたいだが、詳しい説明も注意事項とかもない…

タヌキ?

有料アイテム?


添付メッセージ…音声メッセージ?

そんな、ゲーム聞いたこと無いなぁ

オープニングやチュートリアルを音声入りでするヤツはやったことあるけど…

まぁ取り敢えず添付メッセージ開いてみるかな(ポチッ)



===============

『驚いたか? 勝利(かつとし)、驚くよなぁ、はははっ』


「なっ? 父さん?」

それは、父さんの声だった。

父さんが、僕の事を『勝利(かつとし)』って呼ぶのいつぶりかな?


『ここは、俺と叶子(かなこ)と雪さんと爺さんとで造ったゲームの世界だ!』


「父さんと母さんが造った?ゲームの世界?」

「爺さん?」(僕のお爺ちゃんは小さい頃に亡くなったはず…)

僕の、父さんと母さんは、(ゲーム等の)デザイナー?プログラマー?エンジニア?アドバイザー?…ゲーム等のソフトを開発する会社を経営している、雪さんは、秘書兼家政婦?…ちょっと変わった(ひと)、家事や僕の世話をしてくれる女性だ、この1年寝る間も惜しんで何やらゲームを造っていた…それがこれ…


勝利(かつとし)覚えているか? 1年前の事故の事…実は、あの事故で俺と母さんは……死んだんだ。』


「えっ? 父さんと母さんが死んだ? えっ?」

僕は、覚えている…忘れもしない、いや、忘れる事の出来ないあの日の出来事、1年前の事故の事、その日の事を…


 ~ ~ ~ ~ ~ ~

《回想(1)》 1年前…事故前


 あの日は、クリスマス間近の土曜日、僕は、毎月の定期検査の結果を聞くため学校が終わった後、病院に来ていた。

いつもと違って両親も呼ばれていた…

僕は、もうすぐ冬休みだし、年末年始の事くらいの軽い気持ちで深く考えていなかった。


  余命宣告【余命2年】


両親も僕も言葉を失った。

告知はこの病院の方針らしい。それは、いいが、両親だけでなく、本人それも未成年に告知はどうかと僕は、今でも思っている。

 僕は、更なる精密検査の為、検査入院することになり、病院に残った。

両親は車で帰宅した、事故はその帰宅途中に起こった…


 ~ ~ ~ ~ ~ ~

《回想(2)》 1年前…事故前後(父目線)


〈車中〉

「パパ…」

「…………」

俺は、何も答える事が出来なかった。

涙で前が見れない…このままでは危険と判断し、コンビニの駐車場の端に車を止めた。


「パパ…勝っちゃん死んじゃうの?」

(叶子(かなこ)は、息子の事を勝っちゃんと呼び、俺の事をパパと呼ぶ)


俺は、何も答える事が出来なかった。

俺は、叶子(かなこ)を黙って抱き寄せた。


車を覗く視線も気にすることなく抱き合っていた…

そこに、隕石が落ちたのだ。


ドーン!ドッカーン! (車は爆発した)


「こ ここは?」

雲の上?雲の中?そんな不思議な真っ白な空間?


「パパ…ここは?私達…」

俺の腕にしがみつく


「すまんの」

白髭の老人が表れた


「いや、すまんじゃすまんか…」


俺は、なんとなく分かった…が質問した。

「ここは、どこですか? あなたは?」


「ん~、ここは異界と現界の(はざま)…かな?」

「ワシは、そうじゃなぁ…お主らの世界の表現じゃと、『神』かな?」


「異界と現界の(はざま)?『神様』?」


「お主らは、初神者(しんじん)の力の暴走に巻き込まれたのじゃ」


(力の暴走…『神』のミス?)

俺は、確信した。

「では、俺達は生き返れるのですか?」

(叶子(かなこ)もようやく気がついたみたいだ、この展開に)


「ん、そのつもりで呼んだ。日頃の行いに感謝じゃな ほっほっほ」

「お詫びに、願いを叶えてやろう…お主ら1つづつじゃぞ」


それに答えたのは、叶子(かなこ)だった

「じゃぁ、勝っちゃんの病気を治して!」


俺もそれを願う…


「勝っちゃん…お主らの息子じゃな…(暫くの沈黙の後)…残念じゃが、それは無理じゃな、その者は寿命…735日後に命の火が消える…死ぬ…ということじゃ、寿命を延ばす事は出来ん、すまんな」


「永遠の命とか不老不死の願いは? どうなんですか?」


「あれは、ここだけの話しじゃが、実は初めからそういう寿命の場合が多い…」

「お主らも、寿命が残っておるから、生き返らせる事が出来る…悪人の場合は、寿命が残っておっても生き返らせることなどせん、面倒じゃし」

神の威圧感?に俺は、体が痺れた…叶子(かなこ)は、座り込んでしまった…いや、延命が無理ということからかもしれないが…(顔に手をあて泣いている)


俺は考えた…延命が無理なら、勝利(かつとし)が残りの寿命を楽しく過ごせる方法を…


「で では、息子を異世界に転移させたり出来ますか?」


「出来んことはないが、そこでも寿命は変わらんよ」


なんでも、その世界が現在の世界と時間の流れが違っても…現在の世界寿命735日は、変わらないらしい


「そろそろ、お主らを戻さんといかんのじゃが」


「戻す? 現在の世界に…ですか?」


「そうじゃよ、だから早めに処理したいんじゃが…」


俺はまだ決めかねていた。


「勝っちゃんを異世界に転移させた場合、私達はそれを見守る事は出来ますか?」


「ん~、お前さん(父)が、異世界転移を願い、お前さん(母)が、それを見守る…と願えば、出来んことはないが」(老人は目線を向けて話す)

叶子(かなこ)の顔が少し明るくなったが、俺は少し違った


「その時、息子にその世界で1人で生きていける力を与えるの事はできますか?」


「そうじゃなぁ…そこまでのサービスは出来んな」


叶子(かなこ)は考えを切り替えた

「私達は、ある体感型のソフトウェアを造っているのですが、その世界に勝っちゃんの精神…魂ですか?を繋ぐ事は出来ますか?」


「出来んことはないと思うが、詳しく話してくれぬか? 時間がないので手短にな」


叶子(かなこ)は、開発中のソフトウェアの説明をし始めた…息子のような病気の人達の為に開発中であること、問題点、メリット、デメリット

『神様』の質問に2人で答えた




〈作者の呟き〉

回想が思ったより長くなりました…次に続きます。

話のボリュームは、今くらいでいいでしょうか?


よかったら、一言メッセージをください。



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