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宇宙戦艦引っさげて魔物の跋扈する世界に間違って来てしまった。  作者: あんぱん
第1章〜未知の惑星グリューン〜
6/12

第5話〜深まる疑問〜

おはようございます

あんぱんです


鬼投稿してます

実はこれ昨日書いてます

まだストックもあるんですが、、、ゆっくりとですね。あとがきに続いたりします。

第5話〜深まる疑問〜


3人は、やっと目の前の映像を理解し落ち着いて来た。

「ねぇ、これ、人間だよね?ネネには人間にしか見えないんだけど。」


ネネが口に出したが、確かにそれは人間である。


「人間に見える何かって可能性もあるぞ?」

と、カインが希望的観測を言う。

カインとしては人間が存在することを信じたくないのである。

それもそうだ、進化論では猿から人間に進化している。

それが、地球ではないグリューンで、さらには先ほどのようなドラゴンや魔物が跋扈している世界で猿から人間にどうして進化出来ようか。


例えグリューンに猿が居て、少し知性を持ったとしても生き残れるとはとても思えない。


そして、もし生き残れるならば彼らは地球の人類よりも強靭であると言えるからだ。

つまり、危険な種族の可能性が高い。


タクヤに関しては唸りながら何かを考え、2人の発言を聞いて居ない。


「でも、映ってる景色見たことあるよ?映画とかで見るやつ!何千年か前の中世?みたい。」


そう、映像の向こう側は石造りの家が並び奥には石造りの大きな城が建って居た。

一度は見たことあるであろう、階段で12時の鐘でガラスの靴を落としてもおかしくない城が建っているのである。


カイルはますます混乱して居た。

暮らしているのは人間で、

地球の中世にそっくりで、

さらには城まである。

映像にはいくつかは見たことがないが

明らかに使い方のわかる道具もある。


だが、やはり地球ではないのは明確であった。

馬車は馬ではなく他の何か、が引いているし

極め付けは先ほど見た青いドラゴンよりも一回り小さいドラゴンに人が乗っているのである。

そんな人間が、地球人であるはずがない。

そして、宇宙の果てという可能性もないのではないか?では、ここはどこなのだ?など色々な疑問で頭がパンクしそうであった。


「うん、お手上げだねこれ。僕の作った装置の所為で時空の壁超えちゃった?それとも奇跡的に宇宙の果ての似た星にきちゃった?」

と、やはりタクヤらしく軽くいう。

「でも、時空の壁なんて幾ら何でもあんな低エネルギーで超えられるのかな?やっぱりこれ時間軸の歪みが原因で遠い宇宙に来てて、彼は偶然僕たちと同じ進化を遂げた。みたいな事もあるかな?」


うーん、両方捨てきれない。とまた唸り始めた。


「ネネは、どっちでもいいけどこの世界で私たちどーするの??帰れないよね?」


「タクヤ、我々は地球に帰れるのか?正直この世界の対処は我々の範疇を超えてるぞ?」

カインは一度戻れるなら戻り、国に丸投げしたくなって居た。


その問いに対しタクヤは

「え?無理だよ?あのワープ装置だけど、いつのまにか僕の部屋にあった設計図を基にしたんだけど作り終えたら消えちゃったし、装置ももう壊れて直せないよ?」

と、さらっと重大なことを言った。


タクミが直せないということは新たに作り直す事も出来ないということなのだろう。


絶望の二文字がカインの頭に浮かぶ。


「つまりは、俺たちはもう帰ることができない、という事か。」


なぜ設計図が消えたのかとか、なぜタクヤほどの人物がその装置を作り直せないのかなど普段のカインならすぐに疑問に思うであろうが、今のカインには無理な相談である。


「なら、ネネ達はグリューンで暮らすしかないんだね?やった!こんな綺麗でお姫様が本当に居そうな世界憧れてたの!!」


と、笑顔で言い放つ。ネネという人物は自分の感情に素直な子なので嘘ではなく、本心で言っている。


「そうだね!とりあえず帰る方法は探して見るけどなんか、気付いたら作ってたし多分無理かなー」

ここで生きていこう!えいえいおーっ

とタクヤとネネは張り切って居た。


「まあ、帰れねぇならしょうがねぇか。何か引っかかるが、とりあえずこれからどうすっかなぁ。」とカインも切り替えが早かった。

まるで、不思議と忘れたように開き直ったのである。

普段のカインなら絶対にその事にすら疑問を持つ。まるで何かに干渉され忘れたようであった。


傭兵団の面々に同じように映像を見せ、人間についてのわかる範囲での説明をし、

さらには帰れない事を伝えた。


しかし、やはりここでも傭兵団の面々は何も疑問に思わずそれを受け入れたのであった。


そして方針が決まる。


まずは、本艦周りにいるかもしれない魔物の探索。

そして発見したらあわよくば捕獲、対処ができるかである。

現代兵器が通じないとは思わないが、いかんせんドラゴンなどが飛んでいる世界なのだ確認することに越したことはない。


次に人間が使う言語だ。これを解析し理解しなければ接触もできない。

これはキューブが現在も行っている為に放置で良い。


そして、グリューンの人間、これからはグリューン人と呼ぶ。

グリューン人の確保である。

彼らが本当に人間と同じなのか

1人2人は確保して、話すないしは色々調べないといけないだろう。


方針が決まったところでチーム分けをし行動を開始する。


言語解析中のキューブ以外のキューブを使い

拐えそうな人間を探す誘拐班と、魔物捜索班、食料調達班である。



聞こえは悪いが誘拐班はコウが。

魔物回収班はカインとおかざりのネネ

食料調達班はさくらがリーダーを務める。


タクヤは、可能かは不明だが装置の復元さらに言語解析が終わった後の翻訳機械を作らなければならないので基本自室待機であった。



そして、次の日には魔物回収班が魔物を捕まえる事に成功したのである。


前書きと後書き挟んでみました。

さて、ストックもあるし

今回予約というものを使って見たのですが、、、


貴方がこれを見ているということは今頃無事投稿されたということだなふふふ。


みたいなのは置いておいて2日目にしてやっと少し慣れてきました。

稚拙な文章は置いておいて、ですが。


とりあえず第5話なわけですよ。

えぇ、もう第5話です。ながかったなぁ。

ごめんなさい、まだ第5話ですよね。

感想やあわよくばレビューなど頂ければ嬉しいです。指摘もどんどんして頂ければと。

しばらくは毎日投稿のつもりでどんどん投稿しますので見に来て頂ければなぁと。

よろしくお願いします。

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