第8話〜真の強さとは〜
第8話〜真の強さとは〜
神滅国メインドリスの会議から一月後。
タクヤたちは目の前の艦隊に対し停戦命令を出していた。
「神滅国メインドリスの、艦隊と見受ける!
それ以上近づけば交戦の意思ありとし旗艦らを沈めることも厭わない繰り返す、、、」
神滅国メインドリスはタクヤたちの存在を知り
その船の金属を手に入れるために艦隊を差し向けてきた。
神滅国メインドリスの王は戦においてはたとえ少さい紛争であっても全力で挑む人間であった為、タクヤたちに向かう艦隊は総勢60隻。
大規模といっても差し支えがなかった。
メインドリスの船は主に帆船であった。
中央後方に鎮座する一番大きい船は敵将が乗っているであろう。
また小型ドラゴンによる騎兵も確認できる。
「いやー、まさかあっちから攻めてくるとはねぇ。キューブではなにも分からなかったのにいつの間に来たのかなぁ」タクヤは首をひねった。
キューブをもってしても艦隊が港を出るのは確認していだが、それ以降は見失っていたのである。
神滅国メインドリスは魔術師の魔術により艦隊を見えなくしていた。
「はぁ、こっちから平和的に接触する予定だったのによぉ。ったく」
カインは苦笑いをするが、
どこか威圧的な雰囲気に変わっていた。
「よし、じゃあ潰そっか!みんなー戦闘準備!!」
タクヤが戦闘命令を下したのに周りの人間はなにも言わずに命令に従う。
いつものタクヤの人間性なら疑問に思うであろう。
しかし、仮にも傭兵団の団長である。
戦闘に対しての感覚は、一般人のそれとは異なるのである。だからこそ嬉々として命令を下した。
そして、最強の傭兵団の初戦闘が、始まろうとしていた。
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「大きさはかなりある。だが大砲や魔導砲らしきものもない。ただの金属の船、か。」
艦隊を指揮する将軍は、ここまでする必要は無かったな、余裕である。とほくそ笑んだ。
「全艦、戦闘を開始せよ。」
将軍はタクミたちの停船命令を無視し
部下に命令を下す。
そして、傭兵団とメインドリスとの戦いの幕は切って落とされた。
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「さて、あいつらどうくると思う??」
聞くまでもないか、と思いながらタクヤはカインに問う。
「まあ、竜騎兵が何かしらしてくるだろう。
船は足が遅いからな。機動力で初手を決めにくるさ。」
まあ、そーだよねぇと笑いながら
「じゃ、ネネ!中型砲準備〜展開終わり次第ドラゴン落としちゃって!」
「あいあいさ〜!!ドラゴン82体確認〜第1から第45番解放〜!照準合わせ〜 」
ネネの操作により戦艦に収納されていた
45門もの砲が展開される。
そして、こちらに飛んできていた全てにドラゴンに照準が合った。
「撃てぇ〜!!」
と、言いながら自分でレバーを引く。
展開された砲身が、キュイーンと唸りながらエネルギー砲を放った。
「全弾着弾確認〜ドラゴン隊全滅を確認したよ〜」
ネネの天才的な操作により、ドラゴンに合わせられた照準は1発1匹ではなく、ドラゴンの位置、行動を予測し45門の砲で全てのドラゴンを落としていた。
それでなくとも45門もの砲を手動で操るのである。まさしく人外であった。
傭兵団を蹂躙せんと、空を飛んでいたドラゴンは1度の攻撃で、蹂躙され全て撃墜されて行ったのである。
「ネネ、じゃあ次弾チャージ〜狙いは敵主要戦艦周りの雑魚だよ〜」
タクヤは敵に恐怖を与える為、主要戦艦のみ残そうとしているのであった。
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一方その頃メインドリス陣営はと言うと。
「なんだ!なんだあれは!なにが起こった!」
と、混乱している。
それもそのはずである。
竜騎兵は魔法、魔術共にある程度抵抗を持っている為、大規模魔術や集中砲火を浴びない限り負けることはない筈であった。
歴史上何体かは落とされた事はあっても全滅などした事なかったのである。
それがどうだ。1度の攻撃で全て落とされたのである。
今まで、砲身など見当たらずただいたぶる事の出来る楽な戦いという考えは何処かへ吹き飛んだ。
「全艦隊、防御術式、移動魔術を展開しながら本艦を守るよう散解、包囲しつつ、任意で魔導砲で攻撃せよ!」
と、将軍は慌ててつつも命令を出す。
正面からでは先ほどの二の舞になるだけと考え包囲戦に切り替えようとしたのだ。
メインドリスの、戦艦は帆船ではあるが緊急時や戦時は移動魔法を駆使して通常より早く走行することができる。
そして、艦隊が散解しはじめた時であった。
敵艦より光が見えます!
という報告があった瞬間
凄まじい爆音と共に将軍の乗る戦艦を守るために展開していた戦艦6隻が沈んで行った。
さらにまた、閃光とチュンと風切り音のような音がした後戦場に残る船は将軍の乗る船のみとなったのである。
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「いやー、オーバーキルだったね!さすがネネ!」
と、タクヤがのほほんと笑う。
「動かないから面白くなかったよー。」
ネネは艦隊を殲滅したのにもかかわらず不満そうであった。
「まあ、とりあえず的将軍艦と少しの船は残したしこれであいつらに恐怖を与える事が出来ただろうよ。」
「カインもえげつないこと考えるよね〜手出しができない様に壊滅寸前まで追い込んで王様に直接この船で会いに行くなんてさぁ」
「侵略なんかは面倒だからしねぇが、土地を貰うつもりだからな。優位に立つためには、しっかり力の差を見せつけてやんねぇとな」
そう、カインは敵艦隊を壊滅させ神滅国メインドリスに直接乗り込もうというものであった。
そしてこれからの拠点のために神滅国から土地を貰おう、という算段であった。
「じゃあ、反重力装置展開〜敵艦直上についた後アンカー射出して連れてっちゃおう〜」
重低音が響いた後、宇宙戦艦らしく宙に浮かび敵戦艦を吊るしながら
神滅国メインドリスに向かうのであった。
読んでくださりありがとうございます
やっと、進んだ感じです。
これから少しづつ進めていこうかなと
Tueeeも出してきます




