うさみみパーカーを着せられた件
さてと。お風呂上がり。とても気持ちのいいお風呂につかり、私は上機嫌だった
あーたしはるみあ♪だーれにも負けないぞ♪
可愛くてー強い みんなのハーフエルフ♪
傍から見たら、色々突っ込まれそうだが…こんな天才の歌をうたっちゃうくらいには上機嫌だったのだ。
「……。!着替えがない!」
ここに置いていたのに、無くなっていた。その代わりにピンク色のなんだかモコモコしたものが置いてある。そして、それには耳らしきものがついている。抗議するにもなんとかして、リビングまで行かなければならない!
「…最悪だ」
私は一気に気分がわるくなったが仕方なく、このモコモコを着ることにした。
ドンという音がして、リビングのドアが開け放たれる。
「勇者様あ。こ れ は一体どーいうことなのですか?」
そこには顔はいいくせに!顔はいいくせに!
とても残念な性格の勇者様が笑っていた。
「ルミア!おおー、流石だ!ルミアの可愛さとうさみみパーカーのコラボ、なんて最高なんだ!地球から持ってきたかいがあった」
「ちきいう?が何かほんとにわかんないですが!が!これ以上変なイタズラはやめてください!」
「あーはいはい。」
全く可愛いとか普通にいうだなんて…ゆ、勇者様はどうかしてる。私のこと…今まで誰も可愛いとかいってくれなかったのに。
それにしても…と私は勇者様をみる。
この人はほんとに謎である。ちきゅう?ちきいう?かどっかから自分は来たといっていた。そこには、エルフも、獣人も。さらには魔法までないのだという。
魔法がない生活なんて考えられないと思うが…
かがく?という別の技術が発達しているらしい。
正直わからない…。でもまあ、勇者様が喜んでくれるならいいか。こいつ呼ばわりする時もあるし、結構殴ってるが。
これでもなんだかんだ尊敬しているのだよ?




