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君のレジストリに僕はいない  作者: まるまったらまるそして晴れ
1/1

こんなに空が青いのは

頭に湧き出たものを勢いで書いてるので、つたない文章ですが、温かい目で見ていただけるとありがたいですが、おかしいところは指南して頂けるとありがたいです。。。!!よろしくお願いします。

あー・・・・・・・・眠い・・・・・・


と言いながら草むらの上で、んーーーっと伸びをする。


決して授業をサボっているわけではないが、実習授業ってなんだかやる気が起きない。


保健室前にある中庭の花壇の後ろはこうゆう日にうってつけだ。


花は綺麗だし、猫は可愛いし、ニャーニャーうるさいけど・・・空は綺麗だし・・・・・


などと思いながら俺がうとうとしてると


「こーら春日。

 またサボりなの?猫に餌あげる気がないんだったら授業戻りなさいよ。」


「小町ちゃん、いくら猫好きだからって学校で餌付けするってどうなの。」


「問題ないっしょ~、だってほら・・・・こんなに可愛い~w」


と言いながら春人の目の前でしゃがんで猫を抱き上げる保健医:宮野小町みやの こまち 28才独身・・・独り身過ぎて寂しいのか、最近のマイブームは野良猫を繁栄させることだ。一般的にいうこじらせ女子。


「別に独身寂しくないし!こじらせてないし!!」


こじらせてることにも気づかず、だって~こんなに可愛い息子と娘(猫である)いるんだからさみしいわけないじゃん!!とか言い出しそうな物言いでがばっと立ち上がる。


「だからこじらせてないって!!」


「さっきから何一人で騒いでるんだよ・・・・

 てかパンツ見えてる。」


寝っ転がってる春人からはかなりの絶景だったらしい。


「っっっ!!!!!」

「べ、別にこれくらい恥ずかしくないもんね!」


ばっと前を抑えて、仁王立ちをする。


「いや、恥ずかしがれよ。」(仁王立ちはないだろ・・・)


ニャーニャー!ニャー!


餌を早くよこさんか、と言わんばっかりにわらわらと春人の上を右往左往し始めた猫たち。


「わーかった、わかったから・・・しかたねえなぁ・・・」


よいしょっと、起き上がると保健室の勝手口の横にあるちっさい冷蔵庫から猫缶を取り出して与え始める。


「たーんとお食べ、お前たち。」


ニャー♪


平和だなあっと、猫たちを眺めながらぼーっとしていると


― キーンコーンカーンコーンキンコーンカンコーーーン♪ ー


平穏を突き破る音が聞こえてきた


「やっべっ!!」


そう、実習なので授業の終わりには担当の教師が戻ってくるのだ。

そこでレポートを出さないといけないのだが、このチャイム中に3階の端っこの

化学実験室にはどうにもたどり着けそうな気がしないのだが・・・


「じゃ、小町ちゃん後よろしくね!!」


というと、いつもなら絶対にしないだろう、猛ダッシュで教室に向かう。


「へー、珍しい、明日雨かにゃぁ?」


と言いながら猫と戯れつつ、背中を見送る。



「やばいやばいやばい、何時もの科学の先生が研修でいないから学年担当の鬼ババアが来るんだった!!」


学年担当兼生活指導係:鬼頭絵津子きど えつこ 54才

この時代にはいないんじゃないか、ってくらいのおばちゃんパーマヘア(アフロ)

愛用の秀逸Tシャツ(毎回わけわからんことが書いてある)と黒のスウェットを着こなし、マシンガントークを打ち放してくる、かなりの強敵だ。

こいつの標的になった末路は大概いいことない。


この自堕落春人が本気を出すのも仕方ないことなのだろう。


「あっっっ!!」


- どーんっっ!!! -


猛スピードで階段を駆け上がり、まがった先に人がいたらしく衝突してしまった。


「あいててて・・・・・」


衝撃により、互いにお尻から地面にダイブしてしまった。


ふと眼先に目線をやると、ツインテールで少し色素の薄い髪の色、透き通るような白い肌、伏目でもわかるような大きな瞳、失礼な話だか、胸を感じさせない位華奢な体つき、かといって色気がないわけではない。

俗にいう美少女というやつだろう、が目の前で尻もちをついて肘をさすっている。

転んだ時にすったのだろう、ピンクになり少し赤い色素がにじみ出ている。


「っす、すみませんっ!!」


と言うと、立ち上がり、つま先まで届く勢いで謝罪する。


柄にもなくダッシュなんかするから・・・と思いながら下を向き続ける。


「・・・あ、あの、大丈夫です。かすり傷なので。そちらこそ大丈夫ですか?」


天使のような言葉にウルっときつつも、顔を上げるとばっちりと目線があってしまった。


やっぱりこの美少女、見たことがない。


「あ・・・・・。

急いでたんじゃないですか?行かなくて大丈夫ですか・・・?」


こちらをまっすぐに見て純粋なまなざしを向けてくる。


行くべきではないのだろう、しかし、この天使が行けと言うんだ。


「ごめん、ありがとう。後で絶対に保健室寄るから!!ホントごめんね!」


と、言い残し天使のもとを足早で去るが、この未熟者は気づいていなかった・・・


-ガラガラッ!!


勢いよく扉を開け、ゼエゼエと息を荒くしながら教室に入るとそこに待っていたのは鬼マックス激怒りんぼぷんぷん丸になった鬼ババアただ一人だった。


そう、とっくにチャイムは終わっていたが、標的が来るのを待っていたのだろう

、スナイパーのような目つきでこちらを見ながら間合いを詰めてくる。


ジリッ、ジリッ


ジリッ、ジリッ


ジリッ、ジリッ


一歩こっちに来るたびに一歩後退して、このまま教室から出ようという作戦だ。


ジリジリジリッ!


流石鬼ババアだ、一瞬でパーソナルスペースまで詰めてきやがった。もはやATフフィールドの意味はない。腹をくくるしかない。


そう思い、一気に賢者モードになった春人だった。


「春日っ!!あんたまたサボったねこれで何回目だと思ってるの!!第一そのだらしのない格好は何なの?!ブレザーの前は締めなさい!シャツは中にしまいなさい!髪の毛も長すぎるでしょ切りなさい!今朝も遅刻したでしょ反省文書いたの?!研修に行ってる先生にも悪いと思わないの?!真剣に自習してる生徒にも悪いと思わないの?!レポートどうしたの!書いたの?!書いてないでしょ!昼休み中にレポート書いて出しなさい!!」


もはや何を言ってるか解らない位、一息のうちにかなりの弾数を込めて打つ鬼ババアに、手持ち弾数0の俺に言い返せる言葉はこれしかなかった。


「はい。すみませんでした。」


ふうっとため息をつくと最後にとどめを刺すことも忘れない。


「まあいいわ、良くはないけど!ちゃんとやるのよ!後放課後職員室に来るように!罰として転校生を構内案内する事!わかった?!!」


「は、はい。」


なんかとんでもなく面倒臭いことを押し付けられたようだ。

これだから鬼ババアは・・・・



― 一方天使ちゃん -


「ごめん、ありがとう。後で絶対に保健室寄るから!!ホントごめんね!」


と、言い残し足早で去る青年の背中を見送ると、すくっと立つ。


「結構痛かったな・・・・

 でもよかった。やっとみつけた。」


災難はこれでチャラ!と言わんばかりの満面の笑みでふふっと笑う。


「保健室いこーっと♪」


あーー!!ひどい気がするけどどこ修正したらいいのかわからないです!w


とりあえず人物紹介その①って感じですかね・・・・

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