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聖なる鉄パイプ

「そんなこといわれても、ダンジョンはダンジョンだよ?」

「だからそのダンジョンがどういうものか分からないんだよ!」


 メモにはモンスター云々書いてあったが、まさか本物のスライムやらゴブリンやらが出てくる訳ではあるまい。


「だったら実際に見てみればいいんだよ!」


 ということで、僕とひーちゃんはダンジョンのスタート地点――すなわちひーちゃんの部屋に来ていた。

 久々に来たが、相変わらず散らかっている。引きこもっていたからといってゴミが散乱していたり布団にカビが生えていたり、なんてことはないが、基本的に雑然としている彼女の部屋は今日も今日とて無秩序だった。

 服は脱ぎっぱなし、化粧品は出しっぱなし、少し前に貸した僕のマンガは部屋の隅で他の漫画とともにタワーを形成している。

 なるほど、確かにこれはこれで立派なダンジョンだ。


 とは言えゴミ屋敷という程に汚い訳ではないし、ほこりや髪の毛なんかはそこまで落ちていないから許容できないなんてことはない。

 僕としては、女の子の部屋なんて基本的にこんなもんだと思っているし――いや、ひーちゃんだけなのかもしれないが――この惨状を目の当たりにしたからと言って今更どうこう思ったりはしない。

 

 もちろん、僕とひーちゃんの中間地点に下着のような布切れが落ちていたからと言って、それで取り乱すような愚は犯さない。

 

 なぜならこれはシュシュだからだ。そうシュシュだ。決して脱ぎ捨てたままの下着ではない。シュシュなのだ。いやでも下着っぽい気がしないでもないような。いや、でもほら、ひーちゃんもひーちゃんで別段取り繕うようなことはせず、堂々としているじゃないか。もちろん気付いてないだけという可能性も捨てきれないが、ここで『下着っぽいシュシュっぽい布切れが落ちてるぜ』なんて指摘するのも、男としてどうだろう。ひーちゃんだって乙女だ。男の僕に下着が落ちていると指摘されるのも嫌だろう。あのシュシュのような布切れが下着というのなら、それはそれで構わないじゃないか。僕が何を気にする必要がある。ここはひーちゃんのために、あくまでひーちゃんのために放置しとこう。そして、僕が後でこっそり片付けておこう。なんなら僕が洗濯してあげてもいいかもしれない。ひーちゃん家は電気が止まっているという事だから、現状僕の家の洗濯機を使って洗うしかない。もちろん、洗う前に観察することもあるかもしれない。だって、下着かシュシュかで洗い方が変わってくるし、もし万が一汚れていようものならなら、特殊な処理をしなければいけなくなる。もしこれが下着ならば、幼馴染とは言え僕に見られるのは恥ずかしいだろう。だから、今はとりあえずダンジョンの話でもしといて、後でひーちゃんが部屋から出たタイミングで、僕がこの下着のような布切れをこっそりあずかろう。


「ところでひーちゃん、そのパンツ貸して、じゃなかったダンジョンのことなんだけど……」


 しくじったァッ!おそるおそるひーちゃんを見ると、視線が部屋をさ迷い、そして、部屋の中央にあるブツのところで止まった。

 ひーちゃんの瞳から、スッ、とハイライトが消える。

 

 ――あ、これあかんやつや。


かぁぁつッッッ!」


 突然、ひーちゃんが覇王じみた奇声あげたかと思うと、ふっと視界から消えた。次の瞬間には、部屋の中央で前転し、落ちているシュシュのような布切れを華麗に拾い上げるひーちゃんの姿があった。

 流れるような一連の動作は熟練の武芸者を彷彿とさせ、あたかも死闘の現場に居合わせたかの様な錯覚を覚える。ひーちゃんの視線に込められた迫力に気圧され、背筋に一筋の汗が流れた。

 

「――これはね、シュシュなんだよ」


 ゆっくりと、地を這うような低い声が耳朶を穿つ。思わず「ひぃッ」と悲鳴を上げそうになる。なんとか喉元で抑え込むことができたのは僥倖だった。

 たった一言の、何でもない言葉が、雄弁に語る。僕は悟ってしまう――肯定以外の選択肢が残されていないことを。事実、あの布が何だったかなんて関係ない。今、この瞬間に、あの布は『シュシュ』になったのだ。


「う、うん、分かってる。シュシュを落としていただけなんだよね?」

「そう、シュシュ。間違っても下着なんかじゃないから」


 きっとあれだ、それはそれは大事にしているシュシュだったのだろう。そうだ。そうに違いない。

 布切れを背後に隠して真っ赤な顔でこちらを睨むひーちゃんを見なかったことにし、部屋の入り口――窓じゃない、普通の人用の出入り口だ――を指差した。


「そ、それで、ダンジョンの入り口って、本当にこのドアであってるの? 特に変わったところがあるようにはみえないけど」

「うん、あってるよ」


 普通のドアだ。木製で、ドアノブにつまみ式のカギがついている、至って一般的なドアだ。特に以前見たときと変わっているところもない。

 とてもダンジョンの入り口には見えないが。観察していると、僕の後ろから伸びてきた白い腕がドアノブを掴んだ。

 

「もーちゃんも来たことですし、さっそく入ってみよう!」

「あっ、ちょっ、まってよ!」

 

 ひーちゃんが僕の声を無視して意気揚々と扉を開ける。


「ど、洞窟……?」


 そこには東雲家の一階に降りる階段へと続く廊下、などではなく、岩肌のゴツゴツした床と壁が、奥の方まで続いていた。自然にできた洞窟、といった感じではなく、誰かが掘り進めた坑道のような様相だ。広さは縦横五メートルくらいだろうか。壁面には等間隔に松明のようなものが掛けられている。それなりに明るく、奥行きが見えないくらい遠いこともあって、あまり閉塞感はない。

 そして、入口から二メートルくらいの場所に『ダンジョン入口』と書かれた看板が立っていた。

 

 どうせ大がかりないたずらか何かだろうと高をくくっていた僕も、この光景には言葉を失ってしまう。


「これが、ダンジョンなのです!」

「……わかった。とりあえずひーちゃんの家がダンジョンになったことは認めよう」


 だって看板に書いてあるもん。『ダンジョン入口』って。よく見てみると、『ダンジョン』の部分の筆跡がおばさんのに似ている――さっきメモに書いてあったその単語を何度も凝視したからよく覚えている――が、なんかそんな細かいことどうでもよくなってきた。

 

 横を見ると、ひーちゃんがドヤ顔でこちらを見ている。ちくしょう部屋にパンツを脱ぎ散らかしていた分際で!! そのまんまる桃色ほっペを思いっきりつねってやろうか!!


 ぐぬぬ、とうなっている僕を尻目に、ひーちゃんがさっさとダンジョンの中に入る。

 相変わらずのキャミソールとホットパンツ姿は洞窟にはミスマッチで、ひーちゃんがうろうろしているとそこはかとない違和感がある。

 

 ちなみに足元は裸足だ。

 元は真っ白な足も、今じゃ土に汚れて見る影もない。

 どうやら、ダンジョンを探索する前に、一旦装備を整える必要がありそうだ。


「とりあえず、一旦部屋に戻ってさ、ひーちゃんは服を着替えて……」

「あ、もーちゃん見て見て! 宝箱!」


 今日も今日とて相変わらずのマイペースっぷりである。

 僕の話なんて聞いちゃいねぇ。なんともまあ、ぶれない少女だ。


 ひーちゃんのこういうところを自分勝手と取るか、はたまた子供っぽいと取るかは人それぞれなのだろう。

 もちろん、この奔放さに嫌気がさして彼女から離れて行く人も、少なからずいるのだろうし、逆にそれがいい! という奇特な人間も、一定数は必ずいるはずだ。

 

 ちなみに僕はと言うと、思うがままに振舞うひーちゃんに振り回されるのも……まあなんだ、嫌いじゃない。

 

 決して表に出すことはないが、赤みがかった桃のようなほっペを楽しげに緩ませて自由気ままに駆け回るひーちゃんをこうして近くで眺めるのも、それはそれで意外と楽しかったりする。

 

 そんなことを密かに考えながらひーちゃんの後を追いかけてみると、看板の裏側に宝箱が置いてあった。


「宝箱、オープン!!」

「どんなテンションだよ……」


 中を覗き込むとそこには二つの大きな袋が入っていた。


「はい、こっちがもーちゃん用だって」


 渡された袋を見てみると、確かに『ももちゃん用』と書いてある。ずっしりと重い、九十リットルのゴミ袋くらいの大きさの袋だ。

 開けてみると、一番上にメモ用紙が入っていた。


=======================


 入っているもの(ももちゃん用)


 ・布の服×3

 ・布のズボン×3

 ・布のボクサーパンツ×3

 ・布の靴下×3

 ・皮のブーツ (29cm)

 ・非常食 (三日分)

 ・水 (三日分)

 ・寝袋

 ・テント

 ・お風呂セット

 ・不思議なリュック

 ・隠し部屋の地図


 ちゃんと全部入っているか自分で確認してください。


 ※ もしサイズが合わなかったら交換するので言って下さい。

 ※ 衣類は洗い替え用です。粗末にしないように。


=======================


「交換って誰に言えばいいんだよ……」


 あと、この注釈からにじみ出てくる愛情なんなんだよ。お母さんからの仕送りかよ。


 おそらく、これがメモに書かれていた『攻略の助けになるもの』なのだろう。本当に用意してくれていたらしい。そう考えると、仕送りというのもあながち間違っていないのかもしれない。


「……とりあえず確認してみるか」


 布の服は白っぽい麻のシャツ、布のズボンは茶色の綿パンだった。着てみるとサイズ感もぴったりで意外とセンスがいい。ブーツも上手い具合にフィットしている。


「もーちゃん、ひのではちょっと着替えてくるのです!」

「おう、いってら」


 確認を中断してひーちゃんの方を見ると、袋を担いで『女子更衣室』と書かれた扉に入って行った。


「更衣室とかあるんだこのダンジョン……」


 そもそもあんなところに扉あったっけ? まあいいか。なんか深く考えたら負けな気がする。

 とりあえず無視して確認作業を進めることにする。


「食糧とか寝袋とかはいいとして……お風呂セットって歯ブラシとか髭剃りとかもついてんのかよ……あとこの『不思議なリュック』ってなんだ?」


 見た感じミリタリーっぽいシンプルなリュックだ。ポケットはあまり付いておらず、それほど本格的ではないが、生地は中々頑丈そうだ。

 しかし、これのどの辺が不思議なのだろうか。とりあえず、食糧やら洗い替えの服やらを入れてみる。


「あれ、なんかリュックが全然膨らまないぞ……これってもしや……!?」


=======================


 そう、何でも入るリュックサックです。


=======================


 ポケットの中に、メモが入っていた。どうやら、ファンタジーものでありがちな容量無限で重くならないバッグらしい。


「至れり尽くせりだな……」


 これも親の愛情か。いや、こんな物理法則を無視したファンタジー製品を用意できるほど親の愛情は万能じゃなかったはずだけども。

 いくら引きこもりとはいえ、一人娘をいきなりダンジョンに放り込むのはやはり心配なのだろう。ダンジョンに放り込む以外の方法がなかったのかと思わないでもないが、この期に及んでそんなことを言っても仕方がない。


「で、最後は『隠し部屋の地図』か」


 最後に残った紙を開いてみる。そこには、四角と棒線で構成された簡単な地図が描かれていた。四角の中には『ひのでの部屋』、『女子更衣室』、『隠し部屋』、と書かれている。近所のスーパーまでの地図かよ。


「でもいいな、こういうの。なんかチュートリアルみたいで」


 地図を見ながら隠し部屋を探す。ただそれだけの行為なのに妙にわくわくしてしまうのは、やはり自分が男の子だからだろうか。ダンジョン、というよりは単純に洞窟を探索しているだけではあるが、隠された部屋とか、秘密の財宝とか、そういうのを自分の力で見つけ出すのは、なんだかロマンがある。


「うーん、地図を見る限り、隠し部屋はすぐそこにあるはずなんだけど……」


 位置的には更衣室の向かい側、入口から十メートルも離れていない。これくらいの距離なら、ひーちゃんを置いていっても大丈夫だろう。そんなわけで、それらしき場所に向かってみると、そこには


『隠し部屋』


と書かれた扉がひとつ。


「いや隠せよ!!」


 思わず手に持っていた地図を地面に叩きつける。

 

「探す楽しみゼロかよ!!」


 ロマンもへったくれもなかった。これなら旅館の大浴場を探すほうがまだ難易度が高い。ここまで来ると至れり尽くせりというよりは過保護だ。

 腹は立つものの、ここで憤慨していても仕方がなので、気を取り直してとりあえず部屋の中に入る。


「お、なんかそれっぽい!」


 部屋の中央には棒のようなものが刺さった大理石の台座が鎮座していた。よく見ると、台座には『聖杖ウロボロス』と書かれている。やっぱりおばさんの字っぽいのだが、今は深く考えないことにする。


「……あの棒が『聖杖ウロボロス』か」


 特に装飾もない、一見すると簡単に手に入りそうなただの棒だ。無骨というよりはシンプルなフォルムだが、これだけ仰々しい名前が付いているのがから、きっと凄い杖なのだろう。


「これはあれだよな、選ばれし者だけが抜けるっていう伝説の武器……」


 名前からして太古の昔に大賢者が使用していた魔法の杖とかそんなところだろうか。伝説の武器が出てくるには些か早すぎる気がしないでもないが、せっかくだから貰っておこう。なによりも、さっきからワクワクが止まらない。

 台座に上り、棒を両手でしっかりと握る。


「せーのっ!」


 思いっきり引っぱると、すぽっ、というまぬけな音とともに杖がひっこ抜けた。長さは一メートル五十センチほどだろうか、これといった凹凸もないくすんだ銀色の杖には、芯をくり抜くように穴があいている。というか、


「鉄パイプじゃねぇか!」


 何が聖杖だよ、どう見てもただの建材じゃねぇか。

 ホームセンター行けばギリギリ五百円玉ワンコインじゃ届かないくらいの値段で買えるわ。


 思いっきり聖杖ウロボロス改め鉄パイプを地面に叩きつけると、キン、という硬質な音とともに数回転してカランカランと地面を転がる。一応曲がったり凹んだりはしていない様子。鈍器としては充分に優秀そうだ。


「……まあ、鉄パイプでもないよりはマシか……」


 この自称ダンジョンに本当にモンスターが出てくるのならば、何かしら得物があるに越したことはない。素手で闘うのは流石に遠慮したいところである。


 何故か鉄パイプにフォローを入れつつ、ひーちゃんと合流するために看板の所へ戻る。そこには、ちょっとカッコイイ青色の鎧に身を包んだひーちゃんがいた。胴体と両手足を守るそれらは、シンプルでいて上品な装飾が施されている。一見するとコスプレみたいだが、手足が長く、容姿が整っているひーちゃんが着ると様になっている。

 ……いや、そうじゃなくて。


「……え?なんで?」

「なんでって、なにが?」


 勇者のような格好をしててもいつもと変わらずおっとり口調のひーちゃん。


「いや、僕は上下布の服なのになんでひーちゃんだけそんな防御力高そうな装備してるの? 明らかにひーちゃんの方が優遇されてるよね、これ」


 僕が村人装備ならひーちゃんは勇者装備だ。もはや優遇で収まるレベルを超えている。


「うーん、いい子にしてたから、かなぁ?」

「……違うと思うなぁ」


 そんなサンタさんみたいなあやふやなノリで初期装備に優劣付けられてたまるか。

 僕の身体能力とか生存本能の高さを信頼してのこと、だと思いたいところだが、おそらく親父とお袋が適当にチョイスした、というのが妥当なところか。もしも他人の子供に金なんかかけられるか、的な理由だったら立ち直れる気がしない。


「……武器はどうだったの?」

「武器はね、これだよ。『聖剣エクスカリバー』だって」


 そう言いながら、豪華な装飾が施された剣を剣帯から抜き放つひーちゃん。

 刃渡りはおおよそ一メートルくらい、大体剣道の竹刀と同じくらいの長さの両刃の剣だ。いわゆる両手剣、というやつらしい。

 正直かっこいい。というか羨ましい。

 

「大丈夫? 重くない? もし重くて振れないようなら僕が使うよ? 代わりにひーちゃんにはウロボロス貸してあげるから」


 僕の知る限り、ひーちゃんに武術の心得はないはずだし、真贋を問わず剣を武器として扱った経験はないはずだ。

 いきなりその重そうな聖剣より、鉄パイプの方がひーちゃんも戦いやすいだろう。

 だからその聖剣を僕によこ――


「ううん、全然大丈夫だよ? 見た目よりとっても軽いのです」

 

 言いながら、軽々と剣を振り回して見せるひーちゃん。どうやら重そうなのは見た目だけらしい。ちくしょう、あわよくば交換しようと思っていたのに。

 このいかにもな聖剣を見ていると、僕が持つ自称聖杖がやたら虚しく見える。

 まあ、言っても仕方ない。当面はこの聖なる鉄パイプで頑張ろう。

 

「よし、それじゃあダンジョン探索と洒落込みますか!」


 未だにエクスカリバーを振り回すひーちゃんを真似てウロボロスを振ってみると、まるで鉄パイプが風を切ったかのような音がふぉん、と鳴った。


【装備】

藤見百春

上半身:布の服

下半身:布のズボン、布のボクサーパンツ

足:布の靴下、皮のブーツ

武器:聖杖ウロボロス


東雲ひので

胴:勇気の鎧、勇気の帷子、勇気のインナー、勇気のショーツ、勇気のブラジャー

腕:勇気の籠手

足:勇気のキュロット、勇気の脛当て、勇気のブーツ、勇気の靴下

武器:聖剣エクスカリバー

予備:勇気のブラウス


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