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散華 四 後

 剣護からの要請を他より早く受けた荒太を除き、緊急招集に応じ、真白の部屋に最も早く着いたのは怜だった。昼よりも前、日が照りつけるように暑い時間帯で、怜は花守と理の姫の訃報(ふほう)もさることながら、妹の心身が気がかりだった。

 そして彼は今、真白の部屋の戸を三分の二開けた状態で、戸の枠に肘を置いて身体を斜めに重心をかける姿勢を取り、室内の状況を複雑な思いで眺めていた。

 部屋の中では泣き疲れた真白がクッションを抱き締め、その状態で荒太の腕の中、眠りに落ちていた。彼女を抱えた荒太は、なるべく長く体勢を維持出来るよう、投げ出した足を広げてその間に真白の身を置き、身体を壁に寄りかからせている。

 じっと動かない顔は無表情で、怜の来たことを知ってもピクリともしない。二人で一塊にも見える姿は、芸術家が丹精を尽くしてこの世に生み出した、触れてはならない彫像のようだった。

「成瀬」

「……」

「おい」

「黙ってろ。…少し前に寝たんだ。起きたらまた、泣くかもしれない」

 そう言って、そっと白い頬についた涙の跡を親指でなぞる。

 嫌になる程良く解る荒太の理屈と心情に、怜は形の良い眉を(ひそ)める。

「太郎兄に見つかる前に、起こしてやれ。お前も、俺もいるんだ。きっともう泣かないよ。太郎兄がお前と険悪になるほうが、真白は悲しむ」

 無表情だった荒太の顔が動く。

「俺を呼んだのは剣護先輩だぜ」

 怜が吐息を落とす。

「それでもだよ。太郎兄は、真白のことになるとちょっと理性が飛ぶ。今のお前の、そのポジションは、ずっと太郎兄のものだったんだ。…あの人は、ずっとそうやって真白を守って来たんだよ。お前が簡単に、侵して良い領分じゃない。いずれその子はお前のもとに行く。解ってるだろう。もう少しの間、譲って大人を見せても良いんじゃないか?」

 淡々と話す怜を、荒太は凝視していた。

 鏡子の一件が無ければ、今、自分がこうして話すこともなかったかもしれないと怜は考える。剣護は強い。掛け値なく慈しみ、守って来た真白を荒太に託すことも、彼は受け容れつつあった。送り出そうとしていた。けれど、その強靭(きょうじん)な精神は相川鏡子の為に著しく傷ついてしまった。今は可能な限り、剣護の精神が穏やかに保たれる状態を作らなければならない。

 その考えが怜に、荒太と真白の間に現時点では、一線を引かせる言葉を選ばせた。また、怜は市枝と一磨、要にも鏡子の件を先んじて伝えておいた。そうすることで、剣護にかかる負担を予め軽減しておこうとしたのだ。今の怜の目は長兄を、フォローし、その心を守るべき存在と捉えていた。兄妹を庇い背負う荷を、こんな時くらいは自分が肩代わりしなければならない。

 黙って怜の話を聴いていた荒太が、真白を抱えていた腕を放しかけた時、真白の(まぶた)がふ、と動いた。そのまま目を覚ましそうになる気配に、反射的に、荒太が急いで彼女の身を包み直す。再び真白の瞼は静かに閉ざされ、荒太は安堵とも自己嫌悪ともつかない面持ちになった。

 怜は額に手を当て、また一つ、溜め息を吐いた。

 ちらり、と妹の身体に回された荒太の腕に目を遣る。

(そもそも、理性が良く()っていると思わないでもないけれどね……)


 怜、剣護、そして有給休暇をもぎ取った一磨に続いて最後にやって来た市枝は、室内に集う六人の中で、最も怒り狂っていた。憤怒(ふんぬ)の形相は、しかし彼女の美しさを損なうことなく、むしろ煌めき、発光させているかのようだった。金茶の髪が、これほど市枝を輝かしく見せたこともない。

「―――――許せぬわ、理の姫」

 怒りのまま発せられた声は、久しぶりに市の口調になっている。

 その言葉を受け、荒太が懸念する顔つきで真白を見る。

 荒太の腕の中で眠っていた真白は、剣護の足音で目を覚ました。

 それはまたそれで、荒太は複雑な気分にさせられた。

 今、真白は大人しく市枝の怒声を聴いている。

 自分も理の姫を責めて真白を嘆かせたものではあるが、市枝の言葉がまた真白を悲しませはしまいかと、荒太は心配だった。

 果たして真白は少し眉根を寄せて微笑むと、小テーブルの、隣に座る市枝を柔らかく抱き締めた。市枝という友人を、彼女がどれだけ得難い存在と思っているか見ただけで解るような、優しさの籠った抱擁だった。

「………ありがとう。市枝」

 真の感じられる声に、市枝が大きな目を一つ瞬かせる。長い(まつげ)が、上下に動いた。

「でもね、もう…良いの。良いんだよ。やっぱり悲しいし、辛いけど」

 そこで言葉が揺れる。だが真白は(こら)えた。

「恨む思いも、少しはあるけど。それでも私、また次に光に逢えた時、久しぶりだねって言いたい。それで、あの時は私を置いてけぼりにしてひどかったじゃない、って文句を言ってやりたい。…お茶の一杯くらい、奢ってもらおうかな。―――――――ね、市枝。それで、良いでしょう?」

 微かに揺れながら紡がれる言葉に、部屋はしんとしていた。

 真白に対する反論は一つも上がらない。

 市枝だけが、真白の耳元で毅然と言い放った。

「愚かな世迷言(よまいごと)じゃ。全く以て度し難い。……じゃが、真白の愚かさは、温かい」

 そう評した市枝の眉も歪んでいた。泣くまいと耐えるかのように、先程は瞬かせた睫が今は細かく震えている。唇を噛んで、俯く。

(真白。――――あなた、そうやって私まで許すって言うの?)

 細い腕は、理の姫の罪ごと、市枝をくるんでいた。

〝あなたが、自害したと聞いた時の気持ちは、今でも忘れない〟

 嘗て自らも若雪を置いて逝ったことのある市枝は、真白が今、理の姫と共に自分を許したのだと感じた。前生において若雪との最後となった文月の夕暮れの別れから、あの時見た蛍のように頼りなく迷っていた心が、やっと真白に帰り着いた。そう思った。


「とにかく、…今回のことで、こちらの戦力は激減したと言って良いだろう。この先、治癒の力を余り当てに出来なくなったのも痛い。妖にとってはもっけの幸いって奴だ。体勢を立て直す時間が欲しいな」

 剣護が空気を切り替えるように口火を切って、話を進めた。

「…透主をどうするの、剣護先輩?」

 市枝が、僅かながら遠慮する口振りで訊く。

 市枝を含めた数人が口を開き、自分なりの考えを述べた。

 鏡子を擁護する声もあれば、弾劾は避けられないとする声もあった。

 それらの意見を黙って平静な顔で聴く剣護の姿は、真白に陶聖学園高等部の生徒会長をしていたころの彼を彷彿とさせた。

 意見の全てを聴くだけ聴いたのち、剣護は断固とした口調で述べた。

「皆の言うことは解った。……けど透主に関しては、俺に考えがある」

「考えの内容は?」

 それまで無言だった一磨が、初めて口を開いた。剣護が首を動かし、真白の勉強机の椅子に座り足を組んでいた彼を見据える。目と目がぶつかり、極めて静かに対峙した。

「―――――追って話します」

「今、ここでは言えないのかな?」

 柔らかな口調だった。

「はい。時間をください」

「…そうか」

 焦げ茶の瞳が自分の顔を向くのを、剣護は感じた。


「じゃあ、しばらく、各自で自己調整してくれ。動く時は、また知らせる」

 剣護のその言葉で、話し合いは解散となった。真白の部屋から退散しようとする面々の中、荒太のシャツの裾を、真白が掴んだ。

 つん、と引っ張られる感覚に荒太が振り向く。

 焦げ茶の色が自分を見上げるので、何事かと荒太は思った。

 真白が目を彷徨わせながら口を開く。

「…夏休みの宿題、済んだ?」

「うん。あらかた」

「……もし良かったら、もう少し、いてもらっても、良い、ですか。と、隣に、座っててくれるだけで、…良いから」

 たどたどしく、丁寧語混じりに言う真白の顔は、少しだけ赤く、しかしそれより懇願の表情が勝っていた。まだいて欲しい、と表情が雄弁に訴えている。

 荒太はこのあと、兵庫と株の件で打ち合わせする予定だった。

(でも、仕方ないよな。真白さんは俺のことが大好きで、今、俺を必要としてるんだから)

 どこまでも満足な気持ちでそう思う。

 頭の隅に苦情を言う兵庫の顔が浮かんだが、すぐに消える。

(真白さんが俺を好きなんだから、しょうがない)

 今の荒太は、世界の全てをその理屈で押し通す構えだった。

 室内に残っていた怜が、荒太と剣護の顔をそれぞれ見遣る。

 剣護は穏やかな表情だった。穏やか過ぎるくらいだと、怜は思う。

「―――――うん。いるよ」

 荒太ははっきりと頷いた。

 今ここに兄貴どもがいなければ、すぐにでも真白の身を抱いて放さないのにと考える。

(まあ、いて良かったか)

 力加減出来ずに、真白を抱き潰してしまわずに済む。

 ずっと真白の身を抱えていたので、離れたら寂しく、彼女の温もりが恋しいと感じてしまうのは我ながら困り物だった。


 外に出て市枝を見送った剣護は、一磨が自分のほうを見ていることに気付いた。

 静かに観察する眼差しをして、槇の樹の生け垣に寄り添うように立っている。

(…怖いな)

 怜は市枝を送りに行った。

 一磨は話し合いの間、ずっと剣護を注視していた。

 これが名立たる戦国大名・毛利氏と渡り合ってきた男の目だ。

「――――――すみませんでした、一磨さん。有休まで使ってもらったのに、余り実の無い作戦会議で」

 一磨は、笑みながら謝罪する剣護を見て、首をひねる。

「剣護君。君、――――――何か物騒なことを考えてやしないかい?」

「いえ?別に何も。…買い被り過ぎですよ」

 朗らかに笑って見せる。

 それでも尚、一磨は得心の行かない顔で剣護を見続けていたが、やがて吐息と共に口を開く。これ以上の追及を諦めた風情だった。

「……若いっていうのはね、時にひどく厄介なんだ。化け物みたいに暴走して、周りの人間を泣かせてしまうことがある。…君が、君の守りたいものを傷つけないことを、僕は祈るよ。真白ちゃんたちももちろんだが、御両親を悲しませてはいけないよ。……年長者の言うことだと思って、どうか心に留めておいてくれ」

 その言葉をどこか寂しそうに残し、一磨は向かいの坂江崎家に入って行った。

 申し訳ない思いで、剣護はその背中を見送った。

〝しれっとした顔で策を(ろう)することもある〟

 今はたった独りの花守となった明臣に、以前指摘されたことを思い出す。

(ああ―――――その通りだよ、明臣)

 自分の本性が、人が見るより食わせ者だということを剣護は知っていた。一見、怜のほうがそのように思われがちだが、実際は違う。あざとく、人を騙しおおそうとする(ずる)さをより多分に持つのは自分だ。一緒に生まれ育ってきた真白はそれを知っている。だから今は、あの焦げ茶色の瞳が怖い。現時点では専ら荒太に向けられていて幸いだと思いながらも、少しだけ胸が(うず)く。そんな自分を剣護は苦く笑った。

(しょうもない奴)

 天に輝く太陽に、目を細める。

 蝉が鳴いている。


 その晩、荒太は自室で、右の掌の上にある赤い種を見ていた。

 それは、竜軌から受け取った物だった。彼がアオハと戦い負傷した翌日、荒太は竜軌と会っていた。彼に呼ばれたのだ。呼ばれたからと言って大人しく馳せ参じるなど業腹(ごうはら)だったが、真白にも関わる重要な用件だと聞き、渋々出向いたのだ。彼の住まいは、うんざりするくらいに広大な和風邸宅だった。そもそも父親の肩書が資産家の代議士、という点からして余りにも竜軌にはまり過ぎであり、荒太は乾いた笑いを洩らしてしまった。親父さんを泣かせてないでさっさと高校を卒業しろよ、と余計なことまで考えた。

 強い神つ力を持つ竜軌とは言え、傷は余程に深かったらしく、広い畳の間に敷かれた布団に彼は横になっていた。竜軌が煩わしそうに手を振ると、傍にいた医者らしき男が部屋から出て行った。これが患者では大変だ、と荒太は医者に同情した。

 そんな荒太の呆れたような表情も無視し、竜軌は荒太の目の前に置かれていた茶托(ちゃたく)に視線を投げた。艶のある木製の茶托の上に置かれていたのは湯呑み茶碗ではなく、一粒の種だった。アーモンドのような形をした種の色は、鈍い赤だ。

 一瞥して、茶托に種を載せるな、という突っ込みの言葉が荒太の口から出かかる。

〝お前の物だ。とっとと持って帰れ〟

 出し抜けに竜軌がそう言うので、荒太は呆れた。

〝あんたは押し売りか。いきなり人を呼びつけて、妙なもん押しつけんな〟

 竜軌の目が荒太を嘲笑うように(すが)められた。

〝受け取らねば、あとで悔やむぞ〟

 自分の優位を疑わない一歩的な態度に対する苛立ちが、荒太の内に生じる。

〝その回りくどい言動、いい加減に止めろよ。人にされたら腹立てる癖に〟

 竜軌は聴く耳を持たない顔をしていた。当然だろう。前生からの性根が、すぐに改まる筈もない。荒太の言葉に答えることなく、得々と語った。

〝この種はいずれ育ちながら、透主に顕著な反応を示すようになる。あれの居場所に、持ち主を導く。対となった種のもう片方は、あの青い女を介して今頃、透主の身にあるだろう〟

 にやり、と竜軌が笑う。床に伏していようと、炯炯(けいけい)とした眼光に変わりはない。

 鏡子に直に近付くのが難しいのであれば、その周囲から彼女の居所を手繰り寄せることを彼は考えた。

 竜軌は、自分に重傷を負わせたことに浮かれるアオハの心の隙を突いたのだ。

 全てはこの為のアオハとの戦闘であったのかと、荒太は目から鱗が落ちる思いだった。竜軌は思慮が浅いようで、ひどく深い。煮ても焼いても喰えない男だと、再認識した。この底知れなさが、過去、彼に天下統一まで成し遂げさせたのだと荒太は思う。

〝何で、俺にこれを?〟

 尋ねた荒太を、竜軌は深い漆黒の瞳で見た。

〝来たのがお前だったからだ〟

〝―――――何のことです?〟

〝俺が、真白を襲った時。…誰が来るものかと、念入りに結界を張って待っていた。少しワクワクしてな。あれは楽しかった。ガキのころに戻ったようでな。が。何のことは無い。来たのは太郎清隆でも、次郎清晴でもない、お前だった。あの時真白に同道していたのがお前でなくとも、結果は同じであったのだろう。来たのは、荒太。お前だ。意外性が無くてつまらぬ気がしたが、とにかく俺はその種を、最初に辿り着いた奴にくれてやるつもりだったのだ。――――――それを作るのは骨が折れた。認めた奴にしか渡す気は無い。だから、その通りにする〟

 陰陽師である荒太でさえ、このような凝った仕掛けの呪物(じゅぶつ)はそう作れない。

 つまみ上げた種をしげしげと見ながら、荒太は思わず竜軌の技量に感心してしまった。

〝信長公…あんた、陰陽師でも食べていけますよ〟

〝誰がそんな辛気臭いものになるか〟

 面白くない冗談を聞いたように、竜軌が不機嫌な顔になる。

 相変わらずだなと思い、久しぶりに竜軌の前で少しだけ笑った。

 しかし、と睨んで念を押す。

〝あれは絶対、やり過ぎでしたからね〟

 幾らその気が無かったとは言え、真白を手荒く扱ったことは許せない。

〝役得だ。あのくらい、拝ませろ〟

 荒太の睨みなど物ともせず、竜軌はしれっとそう言ってのけた。

〝阿呆抜かせ。次は殺すぞ〟

 本気でそう言ってから、ふとそこで疑問が生じる。

〝信長公。どうしてこの種、自分で使わないんですか?最初から、誰かに譲る気だったのはなぜですか。あんたは透主を倒すつもりだった筈だ〟

〝俺一人動くのであれば、こんな種なぞ無用の長物。俺は(かんなぎ)だ。あれがどこに動こうと、居場所を知るくらい造作(ぞうさ)ない。だがお前らには必要だろう。…あの哀れな女を、俺が殺してやる前にお前たちが救えるというものなら、そうすれば良い。やってみろ〟


 回想しながら、荒太の中には竜軌の行動に対する疑問が湧いた。

(――――あいつ、そんな人情派だったっけ?)

 どちらかと言えば苛烈さ、情け容赦の無さが売りの人物だ。

 ここまで世話を焼くような甘さなど、持ち合わせない筈だが。


 赤い種は時折光り、点滅する時があった。

 それは相川鏡子の命の脈動を象徴するようだ。

 この種が、文字通り希望の種となるのか。それとも暗い終焉(しゅうえん)への端緒(たんしょ)となるのか。

 剣護にこれを渡すべきではないか。荒太はそう思った。

 鏡子を誰より救いたがっているのは剣護だ。この、極めて貴重な呪物を持つのは、彼が最も相応しいだろう。

 しかし荒太は、それを実行に移すことを躊躇った。

 なぜかは自分でも解らない。

 剣護が持つべきだと思う一方で、彼に渡してはならないと感じる自分がいる。

 自分自身に困惑する荒太の掌で、種は一際赤く輝いた。



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