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流離 三 後

「あんたたちは、恋人かい?」

 そう訊かれたのは、澪の洗濯を手伝っている時のことだった。

 大きな(たらい)に洗濯板を使い、着物の汚れを落としていく。その洗濯物の中には、真白の浴衣や怜の着ていた服も混じっていた。最初は嶺守に手伝いを断られたが、澪が「良いじゃないか。本人がやりたいと言うんだ。やらせておやりよ」と口添えしてくれ、今に至る。但し彼女も、洗濯は女の仕事だと言って、怜の手出しは許さなかった。真白はこの世界に漂着してより疑問だった、なぜ言葉が通じるのかということを澪に問うてみた。だが彼女もまた首を傾げるばかりで、どこからの漂着者であっても、なぜかこの空間では言葉が通じると言う。澪に言わせればそれは、爪弾(つまはじ)きにされた存在を、神様が(あわ)れんでせめてもと計らってくれたのではないか、と言うことだった。

 今は嶺守は漁に出て、萱も市場に出かけている。

 怜は庭で洗濯に励む二人の様子を、板張りの部屋から眺めていた。

「いえ。兄妹です」

 澪が、ただでさえ大きな目を、更に大きくした。

「血が繋がっているのかい」

「いえ。…でも、兄妹です」 

 言い張る真白に、澪は口元を歪めてふうん?と笑った。

「その髪飾りは、あの坊やに貰ったんじゃないの?」

 そう言われて真白は、髪に留めたヘアピンに手を遣る。

「そうだけど…、でも次郎兄は、兄様だから」

「兄様ね…。あたしゃまたてっきり、現世から追われて、手に手を取って逃げて来たのかと思ったよ」

 これらの会話は、怜の耳にも届いている。

 庭の井戸から水を汲み、盥の水を新しくする。汚れた水は、地面に打ち捨てられた。丈短く雑草の生える地面に水が吸い込まれていく。近くにたむろしていた(すずめ)が、驚いたように飛び去った。

「どうしてですか?」

「―――――そうだね。あの怜って子が、あんまりあんたを大事そうに抱えてたから。…昔の自分を、思い出したのかもしれないね。…その、髪飾りもさ」

 言いながら、澪と真白は手分けして洗濯物を(しぼ)り、物干し竿に掛けていく。今日のようにカラリとした晴天なら、すぐにも乾きそうだ。

「…澪さんは、ここの生まれじゃないんですね」

「ああ。現世の、親も故郷も捨て、いっとう大事な人と川に身を投げたつもりが、気付けばこの辺境の地にいた。嶺守たちに拾われてね。親代わりに、なってくれた。まだ現世が、江戸と呼ばれてたころの話だ」

 真白は洗濯物を干す手を止め、思わず澪を見た。

 多く見積もっても四十後半くらいにしか見えない彼女が、江戸時代の人間だったとは思いも寄らなかった。

(神界と同じだ。…時の流れが違う)

 けれど、今の彼女の話では、恋人が共にいなければおかしい。なぜ、彼女は一人なのだろうか。

 真白の疑問を察したかのように、澪が口を開いた。

「ここに流れ着いて、あの人と、ここの感覚では、そうさね、五年くらい夫婦として過ごした。辺境の地と呼ばれていようが、あたしらにとってここは理想郷だったんだ。…幸せだったよ。あの人が、妖に食われてしまうまでは」

 ああ、と思い、真白は目を閉じた。

「皆が逃げる中、()せば良いのに、あたしの為にうんと働いて手に入れた、(かんざし)を取りに戻るって言って聴かなくてね。莫迦な人……。何だ、泣いてんのかい、あんた」

「いえ。…どうして、現世にはいられなかったんですか?」

 澪が苦いような笑みを浮かべた。

「あたしとあの人は、異母兄妹だったんだよ。古い昔ならいざ知らず、江戸の世では認められる筈もない間柄だった」

「他の人では、駄目だったんですか。…再婚だって、しようと思えば出来るでしょう」

 頬の涙を拭い、自分の浴衣を(しわ)を伸ばすようにして干しながら、真白が小さな声で尋ねる。尋ねる前から、真白にも答えは解っていた。

澪が優しげな眼で真白を見遣る。子供の()(まま)を大目に見るような、そんな眼差しだった。

「駄目だったね。そんな風に簡単に割り切れるものなら、初めから心中なんて考えやしないよ。あんたはまだ若いから、この人だけ、っていう想いが解らないかね。―――――ねえ、真白。あんたは神つ力を使えるんだろう?それもとびきり強い、って嶺守が言ってた。あの人の、仇を討っておくれよ。頼むよ。…ね?」

 澪の深い悲哀を感じて、どんな言葉も形に出来ず真白はコクンと頷いた。黙って会話を聴いていた怜は、庭の向こうに広がる蒼天に目を向けた。


 妖が出ると予言された日、浜辺に住まう人々の多くは内陸に避難した。嶺守と萱、そして澪も家を離れた。別れの時、真白と怜は、彼らに改めて世話になった礼を言った。家を離れる直前、真白を見た澪の目は、物言いたげだった。そんな彼女を安心させるように、真白は一言「お元気で」とだけ告げた。

そして二人は波打ち際に佇み、魍魎を待った。

 真白の髪が風に(なび)く。

(来る。もう、すぐ近くまで来ている。―――――(まが)つ力と、汚濁(おだく)の気配)

 これから戦いに臨むとは思えない程、真白の心は静かに凪いでいた。

 きっとすぐ近くに怜がいてくれるせいもあるのだろう。

 どこか濁ったような風の吹く、薄暗い夕方にそれは姿を現した。


 一見、七色の虹のような光の塊は、海の向こうからやって来た。陸地に近付くにつれ、それの通ったあとに、血のように赤い道が出来るのが見える。通過と共に、大小の命を喰らっているのだ。血のような赤は汚濁の表れだった。真白たちの姿が迫っても、それは吠えも雄叫(おたけ)びもしなかった。

「雪華。…来て」

 真白の手に美麗な懐剣が握られる。

 怜もまた落ち着いた声で呼びかけた。

「虎封。行くよ」

「次郎兄は、右をお願い。私は左から攻める。挟撃(きょうげき)しよう。水臣と佐藤君は、それぞれ魍魎の後ろと前の退路を塞いで」

 いつの間にか姿を見せた水臣と春樹に、真白は指示を下した。顔には出さないが、実際のところ、二人が本当に協力してくれるものか今まで真白は不安に思っていた。

「はいはい、お安い御用だよー。俺一人でも平気なくらいだってば」

 真白が静かな目で春樹を見る。

「あれが、そんなに簡単な魍魎でないことは、同族のあなたなら判る筈。これまで数多(あまた)の命を喰らって、膨張している。そう易々とは行かないでしょう」

「ふふん。俺、真白ちゃんのそういうとこも好き。凛々しくて良いよねえ」

 真白はそれ以上春樹を相手にしなかった。臨戦態勢に入った焦げ茶の目は、魍魎だけを見据える。

 丁度それが海から上がったところで左側部に走り込み、七色の光に素早く、力を籠めて雪華を突き立てた。向かいから、怜も虎封を斬りつけたことを見て取る。もとより真白は、兄が仕損じる可能性など考えていない。

(例えこれが妖から見たら殺戮(さつりく)であったとしても)

澪のような悲しみは、もう生まれてはいけないと真白は思った。改めてギレンの言葉が頭に浮かぶ。

〝だがその為に殺せるか。響く鼓動を、自らの手で奪えるか?〟

 殺せる、奪える、と今であれば答える。守りたいというエゴを貫く為に――――――。

 その妖の感触はひどくぶよぶよとして、刃が通りにくかった。斬れぬものの無い懐剣を伝わって腕に感じる、鈍い手応えは不快だ。それでも何とか雪華を妖の中心部に向けて切り裂いていく。虹色の光が強くなる。初めて、魍魎が悲鳴らしい咆哮(ほうこう)を上げた。狩りをするつもりで来たものが、自分が狩られる側になるなど考えてもいなかっただろう。真白と怜を忌避(きひ)するようにそれは逃亡の気配を見せたが、何気なく立つ春樹と水臣が牽制(けんせい)となって思惑は叶わない。潮風と入り混じった腐臭が濃く漂い、胸が悪くなるような汚濁が満ちる。

(―――――ここまで切り裂いても死なない。急所のようなものが、あるんだろうか)

 魍魎の身体全体に目を凝らす。

(探せ。探せ――――――)

 中に赤く、輝く一点。まるで心臓のように脈打っている。毒々しいように美しい真紅だ。

(見つけた。あれだ……。真っ赤で、何て綺麗なんだろう。不吉な程に)

 それに最も近い場所にいるのは、海面に立つ水臣だった。

「水臣!」

「清き水は、刃のごとく」

 真白が指示を出すまでもなかった。

 言霊と共に水臣の手に現れたのは、美しい透明な剣だった。水がそのまま鋭利な刃の形を成したかのような、涼やかな気配を纏っている。

 水臣は全く無感動な瞳で、赤い輝きを剣で貫いた。美しくもおぞましい、巨大な魍魎の姿が塵と消える。

 その時、耳に知らない男性の声を真白は聴いた気がした。

〝澪に、この簪を――――――〟

 静かに輝く、銀の細工物の簪が、真白の足元に落ちていた。


 その翌日、家に戻った嶺守たちは、妖を倒した真白たちが去ったことを悟った。

 澪の目が縁側にキラリと光る物を捉え、近付く。それは、澪の亡き夫が彼女の為にと求めた簪だった。水の波紋が細密に(かたど)られた美しい意匠を、見間違える筈はない。

〝お前の名前に、丁度相応しいだろう?〟

 そう言って、異母兄であり夫でもあった彼は、自分のほうがそれは晴れやかに、嬉しそうに笑ったのだ。その簪を手にした澪は、細工物を得られたことより、夫の気持ちが何より嬉しかった。彼の笑顔を見て怖いくらいに幸せだと、確かに感じた。

―――――――――遠い昔。

澪の震える手が簪を拾う。しばらくの間、言葉も無くその簪を見つめていた。

「……莫迦だねえ…」

魍魎に、夫と共に食われた筈の簪を手にして、澪の大きな両目から涙が溢れた。


現世に戻ると大型トラックはとうに走り過ぎたあとで、車体の後ろ姿さえ見出せなかった。どうかすれば()き逃げ事件が起きていたところだ、と怜は思う。急ブレーキをかけてはいたから、自分たちのことは視認出来(しにんでき)ていた筈だった。

 自転車の車輪が、ついさっき倒れたかのように回っている。辺境の世界で過ごした間、こちらでは全くと言って良い程、時間が流れていなかったらしい。江戸時代に生まれた澪が、辺境の地で尚生きていたことを考えると、現世と異世界の時間の関係はかなり不規則なようだ。

 水臣と春樹の姿も消えている。どこかでまた、刃を交えているのだろうか。

「真白、怪我はない?」

 真白も怜も、時空に飛ばされる前の格好に予め着替えていた。

 浴衣姿の真白は突っ立ったまま動かない。焦げ茶の瞳には、思い詰めた色がある。

「―――――真白?」

「…次郎兄。私、荒太君に会いたい…。まだいてくれるか判らないけど、神社に戻るね」

 僻地の空間に飛ばされていた間に、足の指の皮も治癒している。

 怜は開けていた口を閉じる。黙って自転車を起こすと、神社の方向にハンドルを向けた。

 澪の話を聴いて、真白には感じるところがあったのだろうと察しがついた。今の真白は他の誰でも無い、荒太の存在を求めている。

「真白。乗って」

「今なら、歩いてもあんまり痛くないから、一人で行くよ」

「女の子を夜道で一人にする訳にはいかない。早く戻らないと、成瀬が帰ってしまうよ?」

 申し訳ないと思いながら、真白は自転車の荷台に腰を下ろした。


 怜と共に真白が去ったあと、まだ立ち去る気にもなれず八幡社の境内をうろついていた荒太だったが、真白が傍らにいなければ出店の賑わいも提灯の明かりも味気なく、空しいものだった。とりあえず本殿に参拝してから帰ることにする。陰陽道を(たしな)む身であっても、融通(ゆうづう)をきかせることが肝心、というのが荒太の考え方だ。軽くお辞儀をすると賽銭(さいせん)を投げ入れて鈴を鳴らす。ガランガラン、と重々しい音が鳴り響いた。それから二拝二拍手一拝して願い事を心に唱える。

(真白さんが、俺の隣でずっと笑っててくれますように)

 どんなに神仏に祈っても、どうにもならない現実があることを、荒太は嫌と言う程知っていた。真白が親兄弟を亡くした痛手(いたで)()()るように、目の前で若雪に先立たれた痛みは、今もまだ荒太の胸にある。

だからこそ猶更(なおさら)、その一事だけで良いからこの一生で叶って欲しいと願った。

(かつ)て前生において若雪が妊娠したと知れた石見からの帰路(きろ)、彼女は嵐に幸せだと、出逢えたことを感謝していると告げて花のように笑った。自分がそう告げたことを忘れないでくれと、念を押すように言った。

嵐は彼女との約束を守った。生涯、その時の若雪と、その言葉を忘れなかった。そして彼女が二度目の労咳(ろうがい)(かか)ったと判ってから、若雪はこの将来を予見していたのだと気付いた。足元の地面が消え、突如(とつじょ)として暗闇に投げ出されたような絶望に浸る中、ただ若雪の白い花のような笑顔が心の内をぐるぐると回った。

真っ白い花。

残酷な程にその白さで魅了して、先に逝ってしまった。

過去を回想した荒太は拳を握り締めた。

(真白さんは、俺の傍にいるんだ。この先も。一生いてくれる、俺だけの花だ)

 例え彼女がそれを拒んだとしても、手を放す自信が荒太には無い。

本殿から身を翻した荒太は、空耳を聴いた気がして立ち止まった。とうに帰宅した筈の真白が、自分を呼んだように思ったのだ。果たして振り向いた先には、確かに先程見送った真白の姿があった。驚きつつも、賽銭が些少(さしょう)な額だった割に御利益(ごりやく)が早いな、と頭の隅で考える。

「荒太君……っ」

 息が弾んでいる真白に駆け寄った荒太は、彼女の目が潤んでいることに気付いた。

 怜に何かあったのだろうか、という危惧(きぐ)を抱く。竜胆(りんどう)の柄の浴衣に赤い帯。焦げ茶色の髪に光る透明なビーズのピン。格好は別れ際と全く同じなのに、どこか違和感を覚える。

「どうしたの、真白さん」

「荒太君、…先に、逝かないで、私―――――」

 そう言って涙をこぼす真白に、荒太は慌てた。先程まで回想していたこともあり、白い花が露をこぼしている風情にも見え、手を伸ばしかけて、止まる。抱き締めようにも、公衆の面前だ。今でさえ、泣いている浴衣姿の少女を見る好奇の目は多い。とにかく人目につかないところへ行く必要があった。

 荒太は真白の手を取ると、先程まで二人で座っていた、小さな稲荷社の石段まで導いた。

 彼女の足の痛みを荒太は気遣ったが、真白は普段通りの歩みで大人しくついて来た。

 真白を石段に座らせてから、柔らかい声を心がけて尋ねる。

「……落ち着いた?」

 真白は小さく頷いたが、まだ荒太の左手を放そうとはしない。

「…私、今生は、我慢するつもりだったの」

「何を?」

 真白の濡れた瞳が荒太を見る。

「荒太君に、置いて逝かれること」

 荒太が息を呑む。自分が考えていたことを真白に見抜かれた気がして、動揺する。

「二回もあなたに辛い思いをさせたから…。今度は、私が耐える番だと思って」

 ざわりと騒ぐ楠の下、真白はでも、と言って続けた。新しい涙が一筋、頬の輪郭(りんかく)をなぞるように落ちる。

「――――――でもやっぱり辛い。荒太君がいなくなることに、耐えられない」

 澪の在り様は、真白の目に余りに悲しく映っていた。

 彼女は、手を取り合って辺境の地に流れた相手を、呆気なく失った。せめてもの慰めにと思い銀の簪を置いては来たが、澪は簪などより、夫が生きて傍にいてくれたほうがはるかに幸福であったに違いないのだ。思い定めた人を亡くし、その喪失感を乗り越えて生き抜くことは、自分では到底無理だと真白は思った。

 喪失の痛手を、荒太に負わせたくはない。けれど、自分もまたその痛手を負いたくはない。自分の身勝手さを恥じながら、真白は荒太に対して申し訳ない思いを強く抱いた。

「ごめんなさい……」

 ずるいな、と荒太は思った。先手を打たれるようにこんな告白をされては、降参するしかない。先に逝くなと泣かれて、それを拒絶するのは難しい。

 解ってはいたのだ。

 置いて逝くほうもまた辛いということを―――――――。

残される者との辛さは、比較にならないものだと。嵐やまだ幼い小雨を置いて、先立たねばならなかった若雪を責めるのは間違っている。それは自分の嘆きばかりに目を向けていては気付けない真実だった。真白は荒太の苦痛を()(はか)った上で涙を落としている。それならば自分もまた、彼女の苦痛を思い遣らなくてはならない。真白の隣にいたいと願うのであれば、それだけの男でいなければいけなかった。

 泣きながら詫びる真白を抱き寄せ、髪に顔を(うず)める。髪の毛の一本一本に至るまで、真白に連なる全てのものが荒太には愛しくて仕方なかった。誰かに譲ることなど、考えもつかない。

(この温もりが、今は俺の手の中に在る)

 それだけで全てが許せてしまう気がした。

 左手を放そうとしなかった真白の思いが、今は理解出来た。

 嵐が差し出した手に、若雪が手を重ねる。

自分が差し出した手に、真白が手を重ねる。

それは昔からの約束事のように、二人の間で余りに当然の仕草だった。

「真白さん。今生の俺の夢ね、真白さんと共白髪(ともしらが)なんだ。どちらが先とか、決めないで良いじゃない。――――ずっと俺の隣にいてよ」

 こうして互いの体温を感じられることは、得難い幸運で奇跡なのだと思う。

「それで良いの…?」

「うん。俺の一番の野望だよ。だからさ、……長生きしてよね」

 最後の言葉に、荒太の背に回された細い腕に力が籠る。

 腕に収まる真白の身体からは、なぜか磯の香がした。



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