表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

醜悪な男

作者:
掲載日:2026/07/21

暗い気分のときの妄想。

――同期の小説が賞をとった。

その知らせをニュースで伝え聞いたとき、俺はどう思っただろうか。

素直に祝福してやったのか?

いや、違うだろう。俺は嫉妬したんだ。

なんで――。

「あいつなんかより、自分のほうが。」

口に出かけたその言葉を、無理やり飲み込む。

ショックを受け、苛立ち、自分を責めて……。

幾度か繰り返してやっと、俺は自分の醜さに気づいた。

一度気づいてしまったらもう手遅れだった。

次第に、全身の力が抜けていった。

目線が下がって、背中が曲がって、指がスマホを離す。

ぼんやりと画面が割れないといいけど、そんなことを考えているととうとう膝が床についた。

――ガクン。

醜悪な自分を見つけてしまった男は崩れ落ちていった。


作者的には嫉妬くらい普通にするのではと思うのですが、彼はそんな自分が許せなかったようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ