表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/22

宿題

 ショウの体がスカスカになる。


「次にここから飛び降りてみよう」


 ショウは自分が学校の屋上にいることに気がつく。


「分かった」


「飛ぶときには下ではなく遠くを見たまえ」


 先生に言われた通り遠くをながめ、ショウはジャンプした。


 トン、体はすぐに地面につく。夢の中なのでもちろん痛くない。


「今夜の授業はこれでおしまい。起きている時も周りの景色や出来事を注意して

よーく観察するように。これ宿題ね」


 あたりはボンヤリとかすむ。




 ショウは目をさました。


(夢の続きが見れた)


 ふあ~とあくびをしながらショウは思い出す。


(まわりを観察かぁ)


 夢の出来事を信じるなんてバカバカしいけど、その日の通学路はキョロキョロ

しながら歩いた。


 窓から外を見ている猫、ブンブンとぶハチ、格好良い車、工事中の家。


(何にもないって思ったけど、結構あるもんなんだな)


 夢の鳥のおかげで学校に着くまで楽しめた。

夢だから飛べる、ではなく夢だから物理法則を少しだけいじって

飛べるってスタンスで書いています。


この回のショウ君にはまだできていませんが自身の密度を下げる

イメージができれば飛ぶことも可能なはず。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ