煮込む
目覚ましのない朝。たまには時計にもお休みを。人にやさしく、モノにもやさしさ。支え合うのは、「おたがいさま」で、「おかげさま」。
冷え込むなあ。体は追い付いているだろうか。四季の移ろいは、生まれてから肌身で感じてきたこと。ある意味、分かっているはずなのだ。春夏秋冬のある国に育ち、様々なアレコレを学び、知って、理解してきた。
天候・気象を予測できる術と知識を持っているはずの人の予報をハズレにする未知なる気候。乗り越える為の予防と対策を、健康長寿の秘訣を人類は試行錯誤してきた。とりわけ、食で体内改善と浄化には、よく関心であったり、注目が集まるらしい。
玄米とか、オリゴ糖、オメガ3、ベジタリアン、オーガニック、納豆、アマランサスといった、美をも追求、探究する人々。無水とか、蒸したり、旨味をだすとか、極力、油分をカット、糖質オフを試みて、豊かさと満足をいつまでもいつまでも探し続けてゆくのだろう。
それならば、ミルクパンを出そう。腹八分目を守り、いろんな体に良い材料を入れて美味しいところ全部が揃う、最も安心して安定した最善の食事。心カラダ喜ぶ闇鍋を。遠慮せずにに入れてしまおう。食物繊維も、たんぱく質も、コラーゲンも、元気もキレイもみんな。ついで楽しさ倍増の食感も、視野を広げる味付けも。
生きるため。大きくなるため。年を重ねていくにつれて、穏やかで幸せな終わりを迎えるため。
欲しいのは、産声をあげてから、歩み続け辿り着くのに大切な機動力と精神を潤す持久力。衣食住足りて礼節を知ると言う。温めるのは、着る物と住むところだけでは足りないのだ。
トマトジュースを入れて、西洋風闇鍋。豆腐とハム入り、よろしいようで。