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<第十七章>赫牢の外へ(前編)

<第十七章>赫牢の外へ(前編)



 唸る声が聞こえる。

 鼓膜を震わせ、脳を突き抜ける。

 他の誰の声でもない。間違うことなき己の喉から出ている声。

 野獣のような、壊れた楽器のような不快極まる、気味の悪くなるような声。

 緑色の四肢が見える。

 葉よりも薄く、茎より濃い人外の肌。

 それは蜘蛛のように広がり、獲物を狙う触手。

 美とはかけ離れた怪物、化物の体。

 醜い。

 醜い。

 醜い。

 何故こうなったのか分からない。自分が求めていたものはこんなものではなかった。

 永遠の美。

 誰もが認める美しさ。崇め、褒め称え、羨む美そのもの。

 目の前に走り回る者たちがいる。

 羨ましい。

 健康な肌色の皮膚。

 純粋な人間としての肉体。

 自分とは違う、存在。

 許せない。

 許せない。

 許せない。

 彼らにも、自分と同じ景色を見せたい。

 自分と同じ存在になって欲しい。

 寂しい。羨ましい。妬ましい。

 ――憎い――。

 「ビィィィィォォォォォオオオ!」

  空気が震える。

  横谷晶子の一際大きな雄叫びが鳴り響くと、一瞬にしてその場にいた者たちの背筋が凍りついた。

「開き直りやがったな……!」

 山並たちが逃亡したことで、もはや晶子の計画は完全に崩れた。どう足掻いてもその正体を隠すことは出来ない。

 それを理解した悠樹は先ほどまでとは打って変って慎重に身構えながら、こちらに向ってくる晶子を睨んだ。

「クソババアめ……!」

  晶子が飛び跳ね、両前足を振り下ろす。悠樹は転がるようにそれをかわし、横に設置してあるデスクの影に隠れた。

 だが晶子はすぐにそのことに気がつき、無数の腕でデスクを激しく横にずらしながら、悠樹の目の前へと躍り出る。

「ずぁあっ!?」

 連打される拳の影響で次々に窪んでゆくデスクの合間を突き抜け、悠樹は頭の血を拭う間もなくただ走り続けた。

「右に飛んで下さい!」

 少し離れた位置にいる西川から刹那的な声が飛ぶ。悠樹は何も考えずその指示の通りに身を投げた。真後ろにあったいくつかのデスクが宙を舞う。

「――くそっ!」

 息つく暇もなく、晶子はさらに追撃を続けた。悠樹が前方に逃げると前足で、左右に逃げると背中の複腕で、執拗にその毒手を突き出す。

「スタミナ切れを狙っている――!」

 西川は晶子の狙いに気がついた。悠樹の体力は大分消耗されている。こうして休む間を与えず攻撃を続ければ、一分と持たずに足が止まってしまうことになるはずだ。

「くそ、友――まだか!?」

 燃えるように熱い喉の空気を感じ、悠樹は部屋の反対側へと視線を向けた。





 注入機の前まで来た友は、心配そうに晶子の乱舞を振り返った。

「何とか耐えてくれ……!」

 拳を握り締め、小さく呟く。

 自分がやろうとしていることが成功すれば、かなりの確率で晶子に大きなダメージを浴びせることができる。だが、そのためには晶子の注意が自分に向いていないことが必要だ。頭から血を垂らしながら逃げ惑う悠樹と、常に晶子の背後に回るようにして援護をしている西川に神頼みするような視線を向けると、友は作業に取り掛かった。

 管理室を教室とするのなら、注入機は丁度教卓の位置にある。その周囲には機器の特性上、様々な円柱状のキャビンが設置してあり、中には複数の薬品が内蔵されていた。友はそこから大型の消毒用アルコール瓶を取ると、下に転がっていた腹の大きな白衣の男から脱がした上着を中に突っ込んだ。

「足りてくれよ」

 気化の速度が速いアルコールを使用することに若干の不安を持ちながらも、その瓶を注入機の投薬口、側面に付いている半径十センチほどの円形の蓋の中へと突っ込む。

「管理室周囲のパイプの中を通るのなら、この量でも何とか足りるはずだ。あとは……運だな」

 友はポケットからライターを取り出すと、最後にそれに火をつけ素早く蓋をしめた。



 





「ビョオオォォオオオオオ!」

「うるせぇえー!」

 振り下ろされる両足を紙一重でかわす。晶子の直線上にいれば、両足の攻撃を受け、側面にいれば複腕の攻撃を受ける。悠樹はそのどちらからの攻撃も受けないように、常に円を描くように移動し、斜め、斜めに進んでいた。

「くそぉお、まだか友!」

 阿修羅と同じで晶子の力は凄まじい。一度でもまともに攻撃を受けるか、捕まれば即お陀仏になってしまう。次第に鈍くなっていく己の足の動きと、狭まった晶子との距離に流石の悠樹も恐怖を抱いた。

「うらぁあっ!」

 これまでのように右に回ると見せかけて、逆方向、左側へと飛ぶ。晶子は見事にフェイントに引っ掛かり、悠樹とは正反対の方向に体を突撃させた。

「悠樹さん」

 晶子が戻ってくる前に身を屈ませると、そこへ西川が合流した。

「おう、友の方は……」

「し、黙って!」

 西川は激しく呼吸をしながら尋ねた悠樹の口を片手で強く押さえ、デスクの影へと引き込んだ。

 その横を晶子の巨体が通り過ぎる。

「おい、隠れてたら囮になんねえじゃねえか」

「ずっと動いていてはあなたの体が持ちませんよ。こうして定期的に呼吸を整えないと」

「……それで、友のほうはどうなった? 策とかは終わったのか?」

「分かりません。注入機はここからは見えませんから」

「ちっ、あの野郎、もしかして逃げたんじゃねえだろうな」

「友はそんなことはしませんよ。それより、どうします? こうして逃げるのもそろそろ限界でしょう」

「あんたらお得意の罠とか何か作れないのか?」

「ここは利用できるものが殆どないですからね。隠れることくらいしか……」

 西川はすまなそうに溜息を吐いた。それを見た悠樹も落胆の表情を浮かべる。

「俺に指示を出している間ずっとあの化物を見てたんだろ? 何か弱点とか見つけてねえのか?」

「弱点ですか?」

 西川は顎に手を置き、下を向いた。

「そういえば……晶子の攻撃、獲物が前方にいる時には前足しか使っていませんでした。もしかしたら、あれは一番威力が高いから前足を使用しているというより、側面の複腕が前方に届かないからかもしれなせん。あの前足を上手く避けることが出来れば、晶子に攻撃を当てられる可能性はあります」

「さっき友のナイフを食らってたしな」

「でも、物凄く危険ですよ。一歩間違えば即死してしまいます。奴らの筋力は人間の比ではないんですから」

「それは阿修羅も魚人も同じだろ。今更そんなもんは怖くねえよ。俺が怖いのは、仇を討てずにくたばっちまうことだけだ」

 再び垂れてきた額の血を袖で拭い、悠樹は機を伺うように片目をデスクの影から覗かせた。

「ドオオコォォオオ?」

 太く、かつ高い声で晶子が疑問の意を示す。先ほど悠樹を見失ってから管理室の中央付近まで戻ったようだ。

「ちょっ、本気で反撃する気ですか? 時間さえ稼げば友が抗イグマ剤を撒いてくれるんですよ?」

「それが成功するとは限らねえだろ。攻撃は多い方がいい」

「戦略の基本は敵が油断している時に攻撃を仕掛ける事です。って、待って下さい!」

 既に遠ざかっていた悠樹の背を見つけ、西川は呆れたように肩を落とした。

 ――いつまでも逃げてばかりだと思うなよ!

 部屋の端から端へ、悠樹は障害物など物ともせずに駆けて行く。

「ビュウァアア!」

 その物音に気づき、晶子が大きな体を反転させた。

「俺はここだぁあ、化物ぉお!」

 晶子は急停止を強いられた馬のように前足をあげ、一気に悠樹の頭を砕こうと振り下ろす。逃げる事が目的だった先ほどとは違い、真正面からの攻撃だ。様子を見ていた西川は咄嗟に歯を食いしばった。

 獲物を見つけた晶子の喜びを、満足感を感じる。神経をすり減らしてその感覚に集中し、悠樹はなんとか相手の攻撃にタイミングを合わせ、バックステップで退いだ。自分の両足の数センチ前に、巨大な二対の槌が落ち、床の一部を陥没させる。

「死ねぇぇぇえ!」

 ――敏の仇だ!

 目の前に佳代子の不気味な顔が下りて来る。悠樹はその眉間に向けて、渾身の力を込めてナイフを突き出した。

 先ほど友に貫かれた所為で、黒い血がこびり付いていた佳代子の頭部がさらに黒く染まる。悠樹の一撃は見事にその脳を砕いた。だが――

「ビャァアアアゥウァアアアアー!?」

「何!?」

 晶子は僅かにたじろいだものの、殆ど間を置く事も無く反撃を始めた。熊の腕のように左右の前足を振るい、悠樹を後退させる。

「脳に刺したんだぞ!? 何でだよ!」

 わけが分からないまま、悠樹は必死にその攻撃を避けようと体を捻る。しかし真正面から向き合っている格好と、その体躯の差もあり、先ほどのように上手くかわすことが出来ず、悠樹は体の所々に晶子の前足をかすらせていた。

「やっぱり、あっちの上の頭が本体なんだわ……!」

 晶子の本当の姿にもっとも近いのは、佳代子の背中から生えているあの若い上半身だ。そのことに気がついた西川は、何の策もなく悠樹を行かせてしまったことを激しく悔いた。

「西川さん!」

 デスクの列と、デスクの列の間にある隙間を挟んだ位置に、友が駆け込んでくる。策とやらは仕掛け終わったらしい。

「すいません、私の不注意で悠樹が……!」

「話は後だ。大体予想が付きます。どうやらあの馬鹿はもう俺の話を忘れたらしいな……! あと数分で仕掛けの効果がでる。それまで何とか生き延びないと」

 悲鳴を上げて晶子から逃げている悠樹に頭を抱え、友はそう言った。



「うぉぁあああああっ!?」

 一発一発が床にぶち当たるごとに強い振動が生じ、足元がふらつく。何度も何度も繰り出される強烈な足の攻撃に、悠樹の気力は物凄いスピードで削がれていた。

「くそ、このババア、調子に乗りやがって!」

 ――壁に追い詰められたら終わりだ、どうする!?

 背後をちろりと一瞥し、下唇を噛む。自分で撒いた種とはいえ、あまりにも間抜けな結果に苦笑いした。

 「ビュウウォオォァアアア!」

 「ゴワッ」と晶子の右前足が持ち上がり、悠樹の腹に向って真っ直ぐに伸びる。

「やべっー!」

 悠樹は間一髪でそれをかわすも、体勢を崩し、体を傾かせてしまった。これを機とばかりに晶子はさらに左足を一気に振り下ろす。

 この体勢で攻撃を避けるには倒れるしかない。倒れなければ内臓を根こそぎ潰されてしまう。悠樹は悔しさを噛み締め、仕方が無く後ろに向って身を投げた。

 ――くそ、もう避けれねえ!

 立ち上がる時間も、転がる時間も無い。どうすればいいのか頭が真っ白になる。だがその時、左右のデスクの裏から友と西川が現れた。たった今悠樹がかわした足の着地地点に向って、二人は同時に何かを素早く滑り込ませる。

 晶子はその動きに気づくことが出来ず、思いっきりその「何か」を足で踏み抜いた。

 「グジュリッ」と、気持ち悪い音が耳を突き抜ける。晶子の足の甲は突然爆発したように鋭い無数の針に貫かれた。

「ビャァァァアアアアッ!?」

 流石の晶子もそのあまりの痛みに動きを、止め、大きな悲鳴を吐き出す。

「早く逃げろ!」

 友たちに持ち上げられ何とか体を起こすと、悠樹は晶子の足を貫いたものの正体を理解した。

「ぺ、ペン立て……!?」

「あれだけ物凄い力で足を叩きつけているんだ。ペン立てだって立派な凶器に変化するさ」

 友は晶子に対する皮肉の笑みを浮かべ、そう言った。

「オノレェエエエー!」

「――なに!?」

 突如響いた声に悠樹が振り向く。

 これで時間が稼げる。三人がそう思ったときだった。晶子は完全に逆上し、自分の足の痛みにも構うことなく猛牛のように特攻してきた。その髪は逆立ち、目は真っ赤に血走っている。今度こそ完全に我を忘れたらしい。

「は、早い!」

 動きが先ほどとは段違いだ。三人は小枝のようにその突進に突き飛ばされた。

「ぐあっ!」

 デスクを飛び越え、死体の上を転がり激しく回転する。悠樹は痛みと衝撃で目を白黒させながら何とか体の移動を止めた。丁度背後に壁が当たり、ひんやりとした冷たさが伝わってくる。

「くっ――ぁ……友……!」

デスク越しに晶子が友に迫っているのが分かる。あれほど強く吹き飛ばされたのだ。友が自分と同等のダメージを負っていることは目に見えている。ここまで来て友の死を容認するわけにはいかなかった。呻き声を上げながらも膝に力を込める。だが、どうしても体は起き上がらない。

 ――くそっ! 友!

 悠樹は必死に腕を伸ばした。



「ビョォオオオオオ……」

 耳の下で晶子の叫びが聞こえる。

 管理室中央のデスクの上に背を預けながら、友は自分の体に生じた傷の被害を冷静に判断した。

 ――右肩が動かない。これは……骨折か打撲したな。

 視線を前に向けると、晶子が勝ち誇った笑みを浮かべ、一歩一歩近付いてくる。友はその笑みを見て恐怖と共にやはり人間の意識が残っているのだと理解した。

 無数の長い腕が伸び、友の四肢を掴み、持ち上げる。全くついていないことに、デスクの上に飛ばされた所為で背面の複腕が届いたようだ。

「友……!」

 近くに吹き飛ばされていた西川が、そのピンチを知り、悲痛そうな声をあげる。友は口から血を流しながらも、全く表情を変えることなく目の前の晶子を睨み続けた。

 「お前は死ぬ」そう示すように晶子は唇を歪め、複腕に力を込め始める。阿修羅を再現し、友の体を八つ裂きにする気なのだろう。

「ぐっ――!」

 筋肉が一本一本断裂していく痛みに友は初めて顔を曇らせた。

 西川と悠樹はまだ体の痺れが取れず、動くことは出来ない。完全な晶子の独壇場だ。糸に掛かった蝶々を甚振る蜘蛛のように、巣に踏み込んだアリを待つウスバカゲロウのように、晶子はじっくりと友の腕を四方に引き始めた。

「ビョオオァアアアア!」

 憎き相手を殺す喜びからか、自然と晶子も歓喜の声をあげる。

 だが友はその喜びをあっさりと寸断した。

「残念だったな……! 時間だ」

 晶子がまさに止めを刺そうと意気込んだそのとき、管理室の壁という壁が爆発した。同時に天井でもスプリンクラーが発動し、人口の雨をありありと降り下ろし始める。

「な、何だ!?」

 一瞬にして水浸しになった管理室の様変わりに、悠樹は目を盛大に見開いた。

「ビュウォォォォアアッ!?」

 全身から煙があがり、体を焼きつける。晶子は想像を絶する痛みに友の拘束など完全に忘れ、腕という腕を振り回し、もがきだした。

「こ、これは――」

 西川が信じられないといった表情で暴れ狂う晶子を見つめる。友は晶子の足元から肩を押さえ離れると、勝利を確信したように呟いた。

「――BLEVEブリーブだ」

 BLEVE、つまり水蒸気爆発。水憐島の壁の中に無数のパイプが迷路のように蔓延っていることを知った友は、最後の策としてこれを思いついた。

 液体が加圧容器内にあるときにその容器を加熱すると、内部の圧力が高くなる。そして容器が大破すると同時に一気に大気圧以下の圧力まで低下し、液体の沸騰現象を引き起こし、大爆発を生み出すのだ。悠樹が注入機の入口に火種を加えたエタノールを置いたのは、これを起こすためだった。

 注入機はその特性上、水憐島内の全てのパイプと繋がっているが、現在は天野の作為によって管理室周囲でその流れは閉じられていた。このことが、BLEVEを引き起こすきっかけとなった。そして今、ここに込められていた水の中には無数の抗イグマ剤が含まれている。晶子にとっては頭から猛毒を浴びせられたようなものだ。

「これで倒せるのか?」

 ハァ、ハァ、と息を吐き出しながら、悠樹は期待の篭った目を部屋の中央へと向ける。あちらこちらから飛び交う抗イグマ剤入りの水に苦しみながら、晶子はまだ生きていた。激しく暴れてはいるものの、一向にその動きは衰えない。

「おかしい……」

 異常を悟った西川が首を傾げた。

「友、おかしいですよ。普通これだけ抗イグマ剤を浴びれば、こんなに長持ちはしないはずです」

 抗イグマ剤はイグマ細胞を食べる微生物、白血球に似た存在だ。イグマ細胞の塊である晶子がそれにここまで耐えることは奇妙極まりなかった。

「どういうことだ……?」

 友自身にも意味が分からない。得体の知れない危機感を感じながら、晶子を見つめた。

「逃げた方がいいかもしれない」

 直感的にそう思い、一歩さがる。命のやり取りに直感というものは重要だ。勘とは蓄積した経験が無意識のうちに表出したものなのだから。

「何だこの感じは?」

 友と同じように悠樹も違和感に気がついた。共感能力で感じる晶子の意識には全く衰えはない。寧ろ抗イグマ剤による痛みで強まってしまっている。

 全員が全員ともその場に留まることを危険と判断したまさにその時、晶子があらん限りの声で管理室を震わせた。

「ビョオォォォォォォオォォォオオ――!」

 全身の皮膚を火傷のように崩しながら、憎しみに満ちた目で三人を見下す。

 抗イグマ剤が効かなければ打つ手は無い。そもそも、生存者たちの脱出は成し遂げた。無理にここで晶子を殺さなくてもそれは増援の連中が行ってくれるはずである。友は瞬間的に水憐島からの脱出を選んだ。

「全員走るんだー!」

 三人が三人とも一目散に出口に向って身を躍らせる。それを、その後を、もの凄い形相で晶子が追い始めた。






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