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未来の姥捨山

作者: アルクユメ

避けて通れない問題を、

パシャールに聞いてみました。

誰でも年をとります。

その不安を消す方法とは

なになのか?教えて下さいと。

うばすて山の真実


もう、働けなくなったおじいさんとおばあさんを、

息子が、山に捨てる話しです。

なんて、ひどいことするんだと、思いますか?

今でもあるよ。

老人ホームや病院いう名前の山に

捨てて、見放す人がね。


もう、働けなくなった、おじいさんとおばあさんを、全員、

村人は山に捨てることにしました。

飢饉で食料がないのです。

このままだと、子どもも、若い人も、みんな野垂死にます。


いつ終わるかわからない夫の両親の介護を、1人に押し付けられていた嫁は、うんざりしていました。

だから、山に捨てに行くことに、大賛成しました。


若い村人は、おじいさんとおばあさんを、離れた小高い丘に20人くらい捨てて帰りました。


その村で一番心の優しい息子がいました。

心の優しい息子は、

母のことが気がかりで、ならず、

丘に見に行くことにしました。


近くに行くと、なんか楽しそうな声がします。

そこには、生き生きとした、おばあさんや、おじいさんが、協力して昼ごはんを作ってました。


寝たきりのおばあさんやおじいさんは、まだ元気な人が、当番でみています。

そこは、愛が溢れる場所で、みんな幸せな顔をしています。


話しを聞くと、みんなで協力して、大きな小屋を何個かつくって、そこに住んでいるというのです。


息子の母親も、以前とは比べものにならないくらい、生き生きとして、元気なのです。


息子は、大きな間違いに気づきました。

おばあさんやおじいさんも、

その間違いに気づいたのです。

年をとったら、嫁やその家族がみるのは、当たり前、そんなのは常識だという考え方が、

お互いの多くの依存を生み、

多くの不幸を作っていたのだと。

子どもがいなければ、金で老後は、何とかなります。

金がなければ、湖に小舟を漕いで帰らないという悲しい選択をした人もかつていました。

今もあります。

安楽死という、みずから死を選ぶ方法です。


今でも、家族がいなければ家で一人で逝く人、孤独死する人もいます。


全ての人が幸せに生き生きと、

老後に不安を覚えることなく、

生きれる未来にしましょう。

誰かがやってくれるだろうとか、

人任せであったらいけません。

政府が何とかしてくれるという依存している状態では見えてこないのです。


常識や依存を捨てれば、

新しい形が見えてくるはずです。




読んで下さり、ありがとうございます。




介護にかかる費用が一人

2000万とかいう、バカな輩がいて、

頭にくるよね。


私たちがなにをどうふべきなのか、

考えなければなりません。

パシャールに

近い未来を教えてもらいました。

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