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左手で吸収したものを強化して右手で出す物語  作者: へたまろ
第2章:王都学園生活編
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第61話:真面目に無自重

温度差に注意

 マルコの告白を心配そうに見守っていた土蜘蛛達もホッと、一安心したようだ。

 まあ、俺も良かった良かったと思いつつ、本当はどうでもいい。


 トトも嬉しそうに俺の腕に抱き着いて来るし、マコもクコも訳も分からずはしゃいでいる。


「今夜は赤飯ですね」


 どこで覚えた?

 土蜘蛛が、意気揚々とクコを連れて調理場へと向かって行ったのを、溜息を吐きながら見送る。

 

 再確認。

 俺の目的は、この世界を楽しむこと。

 魔王率いる魔王軍を倒して、この世界の壊滅を食い止める事。

 この二つだ。

  

 恋愛なんてのは、楽しむの部分の一部にしか過ぎない訳で、ましてや9歳の女の子とキャッキャウフフフしてても、なんにも楽しくない。

 ぶっちゃけ、子守の一環だ。


 まあ、マルコが楽しめるなら結果俺も楽しい訳だから、なるべく手助けはするが。


 さてと、部屋が大分落ち着いたのでタブレットを呼び出して、地図を広げる。

 魔王はいま、北の大陸に引きこもっていると。

 で、東西南北の塔に四天王が居て、虎視眈々と中央進出を目論んでいる訳だ。


 ところがどっこいその塔は冒険者達に抑えられ、外に打って出られないとか……

 正直、そんなので大丈夫かと思わなくもない。

 ただ、何かしらの変化が起こって立場が逆転するのだろう。


 神様曰く、数世代はそこまでの危機は訪れないと。

 ふむふむ……じゃあ、あまり力を付けてない今のうちに叩いたらよくね?


 何を悠長に異世界堪能して、敵が強くなるのを待たないといけないんだ?


 その方が楽しめると思ったのかな?

 

 確かに魔王を倒してしまったら、もう刺激的な事は無くなってしまうかもしれない。

 俺の仕事の目標のメインが片付いてしまう訳だから。


 うん……面倒な事は先に済ませるのが、日本人としてあるべき姿だと思う。

 

 マルコとの性格の乖離。

 マルコを見ながら現地の文化を学び、また現世に時折出て自分の力を確認する。

 邪神様と善神様がくれた、この2つの精神。

 並列思考として無自覚に淡々と作業をこなすはずだった俺に意識を与え、あまつさえ前世の人格と記憶全てを引き継がせた。

 その状態で、管理者の仕事を学ぶ。

 

 あっちでは、マルコが俺からすればオートモードで、現地の習慣や人間性を学んでいる。


 気付いた……これってチュートリアルじゃないのかと……

 次世代で、俺が俺としてこの世界を楽しむためにワンクッション置いたのだと。


 気付いたからには、考え方を改めなければいけない。

 折角生まれたマルコを、この世界の事を学ぶためのただの踏み台にする?

 そんなこと、俺が許さない。


 俺にとってマルコはもはや、子供の頃の俺と同然。

 むしろ、子供みたいに思う時もある。

 自分の分身とも取れる彼を、そんな事に利用させる?

 

 流石神様!

 人間の細やかな感情の機微までは、考えてませんってか?


 まあ、それでも邪神様は俺にマルコに対して情が湧くように仕向けてた節があるからまだマシだ。

 ただ、善神様は何も考えてないっぽい。


 だったら、その思惑を超えて目いっぱい今世を楽しむのが、最大の悪足掻きだな。

 それすらも、彼等からすればどうでも良いのかもしれないが。


 ということで決めました。

 今世で魔王を配下に加えれるよう頑張ります。

 邪神様もどちらかといえば、魔王すら傘下に加える事を期待してたっぽいし。


 という事で、敵情視察。


 魔王城は北の大陸にあると。

 タブレットの地図の中心を北の大陸に向かわせる。


 うわぁ、半分くらい白い。

 よくもまあこんなところで、隠棲してるわ。

 いや、実際には力を蓄えているところなんだろうけどさ。


 そして、魔王城を探す。

 途中でかい塔が中心にある街があったが、あれが北の四天王が住んでるところか。

 まあ、後で良いか。


 さらに北に向かうと、そこそこ大きな城が見えてくる。

 周囲は、それこそおどろおどろしい雰囲気の森に囲まれており、自然の結界に護らてるって感じだな。

 まあ、その森も半分以上雪に覆われているけど。


 城の入り口をピンチアップして、拡大する。

 門があって、両脇を鎧騎士が守っている。

 生気を感じさせないその鎧は、中身が入っていないようにも思える。

 門の先の庭には、黒を基調とした花達が咲き乱れている。

 ドーム状の淡い光に包まれているところを見ると、この中は外とは気温が違うのだろう。

 中を歩く異形達も、そんな厚着をしてるわけでもないのに、寒そうにしてないし。

 元々魔族は、そういった気温の変化に強いのかもしれないが。


 おっ、セクシーな姉ちゃん。

 すげーな……北の国にあって、やったら肌の露出の高い恰好してる。

 尻尾と羽を見る限り、あれがサキュバスって奴か?


 まあ、あまりお世話になりたくないけど、素で可愛いな。

 配下に加えるのも悪くないが、マルコに怒られそうだ。

 ただ、管理者の空間で俺が仲良くする分にまでは口出ししてこないだろう。


 まあ、そんな事はどうでも良いし、仮にそうなったとしてもマコやクコが居るここで事故を起こす訳にもいかないので、普通の連れ合いが欲しいところだ。

 いや、サキュバスでも1人に絞って、他の人と付き合わなければオッケー……かな?

 あいつらに、そういった倫理観があるか分からんし。

 結婚の概念とか無さそうだし。


 フラフラと浮気しそうだし。

 そういえば、昔学生時代に付き合った彼女……結構男好きする身体で、それが俺だけのものだと思って優越感に浸ってたけど、5股……やめとこう。

 涙で霞んでタブレットが見えなくなってきた。


 よしっ、魔王城探索しようか。

 タブレットをどんどん進めていって、魔王を探す。

 途中装備が保管してある部屋や、拷問器具が並べてある部屋も見つけたが興味はない。

 無いけど、そのうちマルコの身体を借りて、良さそうな装備を回収してきても良いかも。


 おっ、宝物庫か……うっ……

 厳重な警備が施された部屋の中に入ると、豪華な物置っぽい造りになっていて宝箱とか、宝玉っぽいのとか呪われてそうな像とかが置いてあった。


 置いてあったが、だだっ広い部屋に点々と……展示してあるわけではない。

 部屋の広さに対して総数が圧倒的に少ないのだ。

 もしかして、あまり余裕が無いのかなと思うとちょっと悲しくなってきた。


 あちこちの部屋を覗いて、ようやく玉座の間っぽいところに辿りつく。

 中まで入って行くと、階段の上の玉座に座る人影が。


 大きな角。

 貫禄のある顔。

 人間でいったら50代くらいか?


 立派なローブを身に纏い、手には龍の頭を象った杖が握られている。 

 階段の下には、牛みたいな顔に長い角、羽の生えた巨大な人型の何かが三又の槍を持って両脇に控えている。

 なかなかに強そうだ。


 魔王をジッと観察。

 うっ……怖い。


 眉間に皺を寄せて、何をするでもなくただ座っている。

 10分経過……この部屋に居る3人はピクリとも動かない。

 もしかして、こいつらずっとこうやってるのかな?


 そう思って魔王の顔を良く見ようと地図を拡大すると、不意に目が合う。

 まさかっ!


「どうやら蠅が忍び込んでいるらしいな」


 重低音を響かせた声で、静かに魔王が漏らすと警備の牛達が慌てた様子で周りを見渡す。

 部屋の中をくまなく探しているが、どうやら彼等には気付かれていないらしい。


「ふっ、アークデーモンにすら気配を探知させないその隠形見事だ。ただ、余には通じなかったがな」

 

 そう言って魔王が手を翳すと、こっちに向かって閃光を放つ。

 やばっ!

 咄嗟に顔を覆うが、何も起こらない。

 タブレットを指の隙間から覗く。

 

 画面いっぱいに広がった白い光が徐々に落ち着くと、ボロボロと瓦礫が落ちていくのが見える。

 どうやら、こっちには攻撃は届かないらしい。

 本当にこの画面どうなってるんだろう?


 確実にこっちを捉えていたのに……

 まあ、神様グッズだからその程度は当たり前か。


「ま……魔王様!」

「くそっ! 届かぬか!」


 魔王が歯を剥いてこちらを睨み付けてくるが、相手の攻撃が届かないと分かったからには余裕だ。

 ジッと見つめ返す。


「こっちを見るな!」


 さらに放たれる閃光。

 またしても、城の天井だか壁だかが崩れる。


「お……おやめください!」

「な……なにを」

「黙れ! あやつが見えぬのか?」


 魔王に叱責され、魔王の指さす先……そうこちらを見つめる牛達を。

 目を細め、目を擦り、また目を細め、一生懸命俺を探す。

 こっちに近づいてきたが、そのまま素通りしてった。


「無能どもが! そこにおるであろう!」

 

 そういって、懲りずに手から閃光を放つ。

 杖使えよ。

 口パクでそう言ってやると、顔を真っ赤にして杖を構える魔王。


「魔王様! どうされたというのですか!」

「誰か、幹部の方達を呼べ! 魔王様がご乱心だ!」


 牛の1人が外に飛び出して叫ぶと、バタバタと数人の魔族が飛び込んでくる。


「放せ! あやつを殺さねば気がすまぬ!」

「やめてください! バルログ様! 魔王様が!」

「魔王様!」

「寄るなっ!」


 1人のイケメン悪魔が魔王に近づいて行くが、睨み付けられて思わず固まっている。

 相当に魔王は強いらしい。


「お前ならあいつが見えるだろう!」


 魔王に言われてこっちをジッと見るバルログ。

 目を細め、目を擦り、そして今度は目に怪しい光を灯してこちらを見つめ首を傾げる。


「いえ、私には何も」

「くそっ、揃いも揃って無能な雁首ならべおって!」


 何度もこっちに向かって閃光を放つ魔王に、多くの魔族が集まって来て魔王を止めるが魔王の怒りが収まる気配はない。


「プッ」


 吹き出すように笑って見せる。


「くそっ! あやつだけは、あやつだけは絶対に許さん!」

「魔王様をお連れしろ! どうやら、疲れておられる様子」

「待て! 余は正常だ! お主らが無能な待て! 触れるな! 来るなお前ら!」


 なんか、ボケたじじいみたいな扱い受けててちょっと笑える。

 けどまあ、圧倒的に俺より強い事は分かった。


「プッ」

「くそがああああああ!」


 やばい血管切れそうなほど怒ってる。

 もしかしたら、ずっと見つめてるだけで魔王倒せそうだ。

 取り敢えず魔王様の御尊顔は拝見出来た。

 皮肉っぽく言ってみたが、当初感じた威厳の欠片も今じゃ皆無に見えて笑える。


 それから他の塔の最上階を見て回って四天王の情報を集める。

 北の塔に居たのは黒騎士。

 定番だな。

 こいつは机に座って、何やら書類を纏めていた。

 報告書かな?


 途中冒険者の進捗状況と、討伐状況、被害状況とかって見えたし。

 真面目か。

 

 西の塔にいたのは、3m近くある竜の顔と鱗を持った人型の魔族と。 

 パッと見ただけで分かる。

 滅茶苦茶強い。

 てか、四天王が入り口に立ってたら、冒険者とか殆ど倒せるんじゃないかな?


 ものぐさなのか、椅子の肘置きに肘をついてうつらうつらとしていたが。

 

 そして、東の塔に居たのは、魔王城に居た牛の魔族を一回り大きくしたような魔族。

 いかにも脳筋っぽい。

 ひたすら部下っぽい馬面の魔族やら、鳥顔の魔族と手合わせしてた。

 部下の二人はかなり迷惑そう。


 南の塔に居たのは、何故か最上階じゃなく屋上に寝椅子を置いて寝転がっている美女。

 良かった。

 全員野郎ばっかのガチ四天王かと思ったけど、お色気担当も居たらしい。

 上半身裸で俯せに寝てた。

 押しつぶされた乳房が広がっていて、かない良い物をお持ちだというのが分かる。

 まあ、この手のボスキャラって変身したりして、太った蛙みたいなのが正体だったりするから、あまり期待しないでおこう。


 取りあえずこの中で一番戦力を削げそうなのは、黒騎士かな。

 黒騎士を暫くターゲットにしつつ、たまに魔王をおちょくって様子を見るか。


 セリシオ達が来るまであと5日くらいか?

 取りあえず、それまでは俺も色々と出来そうだ。


 そう思って黒騎士を見張ること3日目、ついにその時が来た。

 今までの行動パターンから、こいつは夜になると風呂に入る。

 鎧を脱いで。


 中身は普通の人間っぽい感じだが、目が金色で頭部に角が折れた跡っぽいのがあることから魔族だろう。

 野郎の入浴を覗き見する趣味は無いが、一応正体を確認。

 背中には翼をもがれたような跡があり、何かしらの事情があって大怪我を負ったか……誰かにやられたか。

 その角と翼がもがれた事を隠すために、鎧を全身に纏っているのかもしれない。

 

「マルコ、ちょっと身体貸して?」

「えっ?」

「すぐ済むから、トイレにでも行ってくれ」

「う……うん」


 面倒な事に、こっちと北の大陸は時差があるらしく、あっちは夜でもこっちは昼を過ぎたくらいなのだ。

 マルコがトイレに入って鍵を閉めると、こっちに転移で飛んでくる。


「よしっ、まだ大丈夫。ちょっと借りるわ」

「何するの?」

「後で教える」


 黒騎士は意外とじっくりお風呂に入るタイプだから、まだまだ余裕だけどね。

 しかも、傷跡を見られたくないのかこの時だけは、部下を遠ざけるから完全に1人になるのだ。


 地図を使った転移で脱衣所に移動する。


「誰だ!」


 すぐにバレる。

 大丈夫、黒装束に身を包んでいるし、一瞬でここまで来られる訳無い……うわぁ、普通にこいつも転移で来やがった。

 転移魔法陣か何かを、脱衣所に仕込んでたのかもしれないな。


「もう遅い!」


 一瞬で鎧と剣をを吸収すると、管理者の空間に転移で戻る。

 危なかった。

 心臓がバクバクいっている。


「マサキ……」

「どうした?」

「後ろ髪……」


 マルコに言われて、頭を触る。

 髪が……バッサリと切られていた。


「どうするんだよ……」

「すまん……」


 マルコが泣きそうになっている。

 

「トイレから出てきたら、髪が短くなってるとかなんて言い訳したら良いの?」

「うん……ドアに挟んだとか?」

「……」


 そこに土蜘蛛がやってくると、手早く蚕にマルコの髪色と同じ糸を作り出させて、俺の後頭部に粘着性の糸で張り付けていく。

 中々に質感が良くなったけど、見た目には分からないかな?


「取りあえずこれで急場を凌いで、暑くなったからとかっていって明日短めに切ってもらって」

「うう……はぁ……で、何してきたの?」


 一瞬目に涙を浮かべたマルコだったが、すぐに諦めたのか俺の用事を聞いてくる。


「ん? 北の四天王から鎧と武器を奪って来た」

「えっ?」

「ああ、北の四天王って黒騎士だったから、武器防具を奪ったらどうなるかなって」

「なにそれ……」

「ほらっ、俺達の目的って魔王討伐じゃん?」


 俺の言葉に心底呆れた様子のマルコだったが、まあ、言われてみたらといった感じで納得する。

 それから俺の持ってきた剣と鎧を見る。


「なんか……呪われてそうだね」

「そうだな……取りあえず、マハトールに着させてみるか」

「そうだね」


 マルコはすぐに戻っていったが、俺は鎧を手に取ってみる。

 中々に良い物だというのは分かる。

 が、闇の気配が強すぎる。


 正直言って問題ない。

 邪神様の加護もあるし……闇属性の適正は神級だし。


 黒騎士が持っていた漆黒の剣を手に取ってみるが、むしろかなりしっくりとくる。

 そもそも、吸収した時点で所有権は俺に移っている。

 魔剣かもしれないが、俺が主となった以上俺に扱えない事も無いだろう。


 さてさて、元黒騎士さんはどうしてるかな?


 タブレットで黒騎士の様子を見る。


 ……

 うわぁ……


 風呂でめっちゃ喚いてる。

 けど、心配で来た部下達に絶対入るなって怒ってるし。


 ちょっと、泣いてないかあれ?


「せっかく魔王様に下賜された、ハデスのフルアーマーが奪われた……やばい、殺される……」


 どうやら、相当重要な物だったらしい。

 有難うございます。


ふざけてるつもりは無いんです……真面目に能力を有効活用したら……こんな結果に。

今作は、真面目な話を軸にネタを隠し味のスパイス程度にと考えてます……が自重を無くした結果……


さあ、叩け!


ブクマが剥がれたら反省だ!

評価が増えたら、突っ走る!


そして、これが私の物書き道!

まあ、今までの作品を見た事ある人なら、やっぱりか……ってなりそうですけどね。

大丈夫です、マルコが真面目に物語を進めてくれるはずなのでw

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是非お手に取っていただけると、嬉しいです(*´▽`*)
カバーイラスト
― 新着の感想 ―
[一言] 何も考えずに同一の存在を二分させるって悪とか邪だよね。乖離って言うけどなるべくしてなっただけなんだからさ。普通なら前世と今世で分けるとか知識のみを与え感情や記憶を消すとかするがな。
2021/09/04 12:01 退会済み
管理
[一言] オ・モ・シ・ロ・イwww好き
2020/10/25 19:36 退会済み
管理
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