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左手で吸収したものを強化して右手で出す物語  作者: へたまろ
第2章:王都学園生活編

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第97話:乗っ取り

「主任さん本当にごめんね。俺実は団長の子供じゃ無くて、神の使いなんだ」

「そっか……そっか、そっか。分かりますぞ! 外で団長の子供なんてことを言い触らしたとバレたら、お父上に怒られますからね」


 全然分かってないじゃないか。

 なにが分かりますぞだ!

 このポンコツめ!


 もう俺が団長の子供だとこの人の中で確定したらしい。

 いや、少しでも可能性があればそっちを優先した方が、後々困らないといった考え方なのかもしれない。


 この国、本当に駄目だな。

 

「それにしても困りました。国王陛下には何がなんでも、この孤児院に寄付しているものを、連れて参れと言われておりまして」

「はあ……じゃあ、仕方がないから、まずは団長の所に連れて行って」

「ふむふむ、お父様にご相談なされるのですね。それが、確かかと。流石、聡明でいらっしゃる」


 だんだん、こいつ分かってて持ち上げてんじゃないかとすら思い始めた。


 いや、まあ良いけどさ。


「団長ならたぶん、最近お気に入りの食堂の女の子の所かな?」


 まあ、土曜日だから休みなのかもしれないが。

 それにしても、浮気相手の所に行っているのがバレているとか。

 

 そのまま、街の中央にある商業区の一角にある食堂に連れていかれる。


 まだ営業中だったため、いかがわしい事はしていなかったらしい。


 中に入ると、騎士風の男が若い女の子を無理矢理口説いている。

 こいつか?


 そんなにカッコよく無いが。

 本当にもてるのか?

 金か?

 権力か?


「良いじゃねえか、これからちょっと付き合ってくれるだけでこのお店の売り上げの倍の金額を払うつってんだろ?」


 金だ!

 クズだ!


「放してください! まだ、仕事がありますので」

「なんでだよ! 今日の売り上げ以上の金が貰えるんだから、もう働かなくても良いだろ?」


 ゲス理論だ。

 こいつ、ゴミだな。


「あれっ? 団長まだ来ていないのかな?」


 と思ったら、横の主任がボソッと呟く。

 どうやら、あれじゃ無かったらしい。


 すまん、勘違いだった団長。


「あっ、団長だ」


 どうやら本命がノコノコとやってきたらしい。

 お気に入りの女の子に会いに。

 そして、ツカツカと女の子に絡んでいる騎士のところに歩いていく壮年の男性。


 中々にイケメンだ。

 たっぱも結構あるし。

 190くらいか?

 程よく引き締まっていて、少し細身だが弱そうには見えない。

 それでいて、甘いマスク。

 髪も短くて、清潔感もあるし。

 

 なるほど、モテる訳だ。

 こいつ、嫌いだ。


「貴様、何をしておる?」

「ああん? なんだおっさん! カッコいいじゃ……ない……か」

「ん?」

「コークス団長!」


 女性に絡んでいた騎士が、慌てて立ち上がって敬礼をする。


「団長様!」


 その隙に女性がササっと突如現れた、コークスと呼ばれた男の後ろに隠れる。


「まあ休みに何をしようが勝手だが、昼間っから酔っぱらうのは感心しないな?」

「す……すいません」


 騎士風の男が顔を真っ青にして、頭を下げている。


「失せろクズが! 貴様には彼女のような可憐な花は似合わん」

「はっ、はいー!」


 そう言って、男が慌てて逃げていく。


「待て!」

「まだ、何か!」

「勘定は済ませたのか?」

「えっと、すいません。すぐ払います」


 男が涙目で腰に下げた革袋をまさぐっていたら、それをコークスが横から取り上げる。


「彼女が怖い思いをしたんだ。迷惑料として全部置いてけ」

「そ……そんなぁ」

「お前みたいな奴に金を持たせたら、碌な使い方はせんことが分かったからな。どうせ、売り上げの倍は払うんだろ? 今日は俺が今居る客全員に不快な思いをさせたお詫びに、最高級の料理を奢る予定だからな……これでも足りんだろうがツケといてやろう」

「ひっ……酷い」

「愚かな事をした自分を恨め、この騎士団の恥さらしが」


 コークスが思いっきり睨み付けると、男はガックリと肩を落として食堂から出て行った。


「あっ、有難うございます」

「ふふ、こちらこそすまんな。部下が迷惑を掛けた」


 そう言って、思いっきり頭を下げる騎士団長。

 なかなか良い人そうじゃないか。


 逃げて行った男が、上手くやったぜみたいな笑みを浮かべてさえいなければ。

 なんともまあ古典的な手を使う人だ。


 部下にわざと狼藉を働かせて、そこに颯爽と現れて助ける事でポイントを稼ごうなんて。


「お嬢さんにも迷惑を掛けたな」

「いえ、団長さんには最近贔屓にしてもらってますし。今日は本当に助かりました」

「なに、ここの料理が美味いからだよ。怖かっただろう?」


 そう言って腰をかがめて視線を合わせて、柔和な笑みを浮かべるコークス。

 女性が、頬を赤らめている。


「そうだな。部下が迷惑を掛けたお詫びに、今度夕食を御馳走しよう。空いている日はあるかな?」

「いえ、そんな滅相もございません」

「遠慮するな、ほんの侘びの気持ちだ」

「でしたら……」


 これはいけません。

 こんな典型的なやり口で、コロリといっちゃう女性もどうかと思うけど。

 この男に美味しい思いをさせてなるものか。


「パ……パパ」

「んっ?」


 後ろから近付いて行って、コークスの裾を引っ張る。

 コークスがこっちを見て、首を傾げる。


「どうしたんだい、坊や? 私は君のパパでは無いぞ?」

「でも……ママがおじさんが僕の本当のパパだって言ってたよ?」

「えっ?」

「えっ?」


 俺の言葉に、コークスの頬がひくつく。

 ついでに女性も驚いた様子でコークスと、俺の顔を見比べている。


「団長……すいません、御子息がたまたま孤児院に寄付をしているところにでくわしまして」

「チャック……子息? この子が?」

「違うのですか?」


 主任さんが来た事で、周囲の人に対して真実味が帯びて来たようだ。

 周りの視線が少し厳しいものになっている。

 女性も、呆然とした表情だ。


「パパ……ママが僕が生まれてから全然会いに来てくれないって泣いてるんだ。それで、僕を苛めるんだ。パパ、戻って来てよ」

「えっと……ちょっと、坊や? おじちゃんとあっちでお話しようか?」


 コークスが引き攣った笑みのまま、俺を連れて食堂から出ようと抱きかかえる。


「パパっ! 嬉しい! パパに抱っこしてもらうの、憧れてたんだ」


 満面の笑みで抱き着いてやる。

 香水の匂いが仄かに香る。

 こいつ、昨夜もお楽しみでしたか?


「あーはは……」

「やっぱり、御子息だったんですね?」

「少し黙ろうか、チャック」


 主任もといチャックが嬉しそうに、手柄を立てたとばかりに何度も頷く。

 かなりイラついた様子を隠しつつ、軽く注意するコークス。

 

 周囲の刺すような視線を背中に浴びつつ、俺を抱きかかえたまま店から出ていくコークスとチャック。

 それから、店を離れて裏路地へと連れていかれる。

 これからどうなっちゃうんだろう僕。

 怖い。


 なんつって。


「あー……坊やの名前は?」

「パパ……僕の名前が分からないの?」

「う……一応、確認の為だよ」

「マサキだよ」

「マサキか……」


 一生懸命、記憶を手繰っているのだろう。

 視線が上の方に行ったまま、戻ってこない。


「そうか、大きくなったなマサキ。お母さんは元気か?」

「ママは……パパに会えないのは僕のせいだって、毎日怒鳴って殴って来る。ある意味元気溌剌(はつらつ)だね!」


 どうやら思い出す事を諦めたようだ。

 取りあえず話を合わせてくるあたり、思い当たる節がありすぎるのだろう。

 ギルティだな。


 笑顔でママが元気過ぎて困ると答えてあげると、またもコークスの頬がピクピクと軽く痙攣し始める。

 

「マ……ママの名前はなんだったっけ?」

「やだなー、それ忘れちゃ駄目じゃん! 怒られちゃうよ?」

「あー……うん、そうだな」

「サリーだよ」

「サリー……サリー……花屋のか!」

「違うよ!」


 適当にありがちな名前をあげたら、どうやらビンゴだったらしい。

 花屋のサリーさんにもちょいっかいを出していたらしい。

 その、花屋のサリーさんが分からないけど。


 取りあえず他にも手を出していないか、あえて否定してみる。


「ぬう……セグ子爵の娘……いや、テンドラ男爵の嫁……旅芸者……はないか。ああ、居住区の3丁目の?」


 出るわ出るわ、いろんなサリーさん。

 どんだけサリーさんをかどわかしてるんだよ、この人は。

 しかも、途中男爵の嫁とかっていう、絶対駄目だろう人の事も出て来たし。


「パパってクズなの?」

「えっ? ちょっと、お坊ちゃん?」

「ん? えっ、いやちょっと待て! なんでそうなる」


 チャックが焦った様子で俺の事を伺っている。

 まあ、目の前でこんなクズ親っぷりを見せられたら、軽く諫めるくらいしか出来ないか。


 そして、コークスが慌てている。

 こんなクズでも息子かもしれない子からの評価は、気になるらしい。


「もういいや、この国が腐ってるのが良く分かった。案内ご苦労さん」

「えっ? お坊ちゃ……ん……」


 取りあえずチャックの背後に転移して、手刀で意識を奪う。


「チャック! なっ! 何をした!」

「何って? 天誅?」


 チャックを蹴り倒して、その上に足を乗っけてコークスに笑みを向ける。


「馬鹿な! 子供のくせに近衛の小隊を任せられるほどのチャックの意識を一撃で奪うなど」

「パパの子供だからね」

「なるほど……」


 なるほどじゃねー!


「サリーは立派な子を産んでくれたようだ」


 しかも、なにちょっと嬉しそうにしてんの?

 馬鹿なの?

 大馬鹿なの?

 死ぬの?


「パパの子供ってのは嘘だよ、バーカ!」

「なっ!」


 一気に距離を詰めて、右手で呼び出した剣で逆袈裟に一閃。

 流石は近衛騎士団長。

 しっかりとガードしてきた。

 

 即座に腰の剣を抜いて、俺の剣に合わせて来たのは褒めてやろう。

 でも、もう終わってるけどな。


「ぐっ……」

「ほいっ!」


 振り上げた右手の影にかくれるように、左手を使って土魔法で作り出した石の礫をコークスの腹にぶつける。

 そして水球をコークスの両手に纏わせると、一気に圧縮して水圧で腕を潰す。

 

「ぐああああ!」


 剣を取り落としたコークス目がけて、剣を二度振るう。

 ポトリと落ちるコークスの両手。


 はいっ、吸収して終わりと。


 近衛騎士団長コークス。

 王城へのフリーパスチケットだな。


 チャックも吸収しとこう。

 主任とセットの方が、効果ありそうだし。


 そして2人を消して、裏路地から出ようとしたときに誰かが近付いてくる気配を感じる。


「おやっ? 騎士さん達は居ないのかな?」


 卑下た笑みを浮かべる、薄汚れた男。

 小汚いローブの下に、短刀でも隠しているのだろう。

 後ろからぞろぞろと4~5人の似たような風体の男達も現れる。


「折角、面白いネタが手に入ると思ったのにな」


 そこそこやりそうではある。

 が、コークス程ではない。


 必死に鍛錬を重ねた様子は伺えるが。


「どうする? ターゲットは居ないようだぜ?」

「まあ、仕方ないがこんなガキでも使い道はあるだろうぜ」

「ああ、あいつらだけは許せねーからな」


 街のゴロツキっぽいが、コークスにというか近衛騎士団に恨みがある連中のようだ。


「おじさんたち、僕もう戻るからそこに立たれると邪魔なんだけど?」

「へへ……なかなか、肝が据わったガキだ」

「流石は近衛騎士団長様の隠し子ってとこか?」


 簡単に俺が隠し子って信じられるとか、どれだけ節操がないんだコークス。


「俺の娘はな、あんたの親父様に散々もてあそばれたあげく捨てられて、自殺まで図ったんだ。ギリギリで一命は取り止めたが、それから廃人みたいになってな」

「うちの嫁も、お前の親父に散々金を貢いだあげく捨てられた」

「うちの娘はおもちゃにされたあげく、豚の王に贈られた。わずかな、金と引き換えに」

「俺のばあちゃんも」

「おいらの知り合いの従弟の友達の娘の同級生のお母さんも……」


 おいっ! 

 最後の奴!

 そんな、殆ど他人みたいな人なんてどうでも良いだろう。

 あと、ばあちゃんとか……

 どんだけ、ストライクゾーン広いんだよ!

 

 とにかく、多くの恨みを買っていたのは分かった。


「あー、俺別にあいつの子供じゃねーから」

「はんっ。今更ビビってそんな嘘吐いたって、逃げられる訳無いだろう?」

「まずはお前を攫って、コークスの野郎を脅してやる」

「それから、みっともない姿をさらさせて嫁を取り返す」

「ばあちゃんへの冥途の土産に」

「知り合いの従弟の友達の娘の同級生のお母さんの目を覚まさせる!」


 最後の2人のせいで、色々と残念なことに……


「あのさあ……そういのは、直接本人にいってくんない?」

「えっ?」

「はっ?」

「なっ?」

「ひっ!」

「うわぁー! ママッ! ママーッ!」


 まとめて左手で吸収する。

 正直、復讐の為にちょっと努力した程度の素人より弱い訳無いし。

 あと、あれな奴が1人居たけど、気にしない事にしよう。


 取りあえず管理者の空間に戻る。


「やってよし!」

「「「「「はっ!」」」」」

「……」


 うん……


 不気味だ。


 配下になったことで、大人しくなったコークスが5人のゴロツキにボコボコにされているが、受け入れるべき罪として唇を噛んで必死に耐えている。

 ただでさえ両腕が切られて、肩から血が溢れ出てるというのに。


「もう良いでしょう」

「「「「「はっ」」」」」



 止めると、何事も無かったかのように真剣な表情で片膝をついて、頭を垂れるゴロツキ5人組。

 なんか、違う。

 

 もっと喜々として、コークスを甚振ると思っていたのに。

 チャックだけは、ちょっと嬉しそうにそれを眺めていたけど。


 そして、なかなかどうしてコークス以外の全員は、この国の国王に恨みを抱いていた。

 特に娘を後宮に送られたフォンさんは、血が垂れるほどに拳を握りしめていた。


 そして冒頭。

 フォンに演技をさせつつ、豚に油断をさせて捕らえさせた。


 あとは、煮るのも焼くのも自由だが。


 こいつには、国民の不満を一手に引き受けて死んでもらうかね。


 生かしておいても、使い道無いし。

 他の王族の方々は、閑職にでも追い込んでまとめて僻地にでも送り込むか。


 王宮の地下は大小沢山の水の魔石が置いてあり、オアシスのように潤っていた。

 天井にはこれでもかと光る魔石が設置してある、空間内には木々も生い茂っていたし。


 なるほど、これが俺を餌にする予定だった虎か。


 そこには鉄柵で囲まれた場所もあり、虎が3頭ほど放し飼いにされておりのんびりと寛いでいた。


 土蜘蛛の威圧だけで、3匹とも従順な猫に成り下がったが。


「流石は主」


 フォンさんが褒めてくれるが、昨日今日出会った人にそこまでの忠義を向けられても……


「ひいっ!」


 取りあえず、虎の檻に豚を放り込む。

 新鮮な生餌だ、美味しそうだろう?


 でも食べちゃだめだぞ?

 これから、そいつには王位を譲ってもらわないといけないからな。


 クロウニに。


 取りあえず、クロウニにこの国の王になってもらうことにする。

 仮面は付けたまま。


 クロウニ不在時は、先のゴロツキに仮面を付けさせて代理をさせる予定。


「もったいない」

「いや、俺の為だから」


 クロウニが頭を下げて断ろうとしたが、この国は俺に何かあったときの避難場所だということを説明して強引に受けさせる。

 勿論、管理者の空間で子供達に教育も施して貰わないといけないので、必要な時だけ王のフリをしてもらう程度だが。


 豚は虎に腕や足を甘噛みされただけで、股間から湯気をあげながら懇願してきたので、取りあえず国民に向けて演説をさせる。


 その後で、まあ処刑が妥当なラインかな?

 とはいえ、色々と使い道も……無いか。


「本当に、許してください……余が何をしたと……」

「うーん、色々?」

「色々とは?」

「黙れ」

「ひっ」

 

 何かと面倒くさい。

 こいつと話しているとイライラするので、早々に虎の檻に放置したまま地下から出る。

 コークスの指揮の元、近衛騎士団全員がクロウニの部下として再雇用。


 最初は、国の食糧庫を開けさせることから。


 その前に、王権を移さないと。

 面倒くさい。


 ので、クロウニに任せることにする。


 コークス以下、新配下たちはクロウニの命令を聞くように指示。

 クロウニが困っていたが、あれだけ領地の為に頑張って来た男だ。

 きっと、なんとかしてくれるだろ?


 と声を掛けてやると、微妙な表情を浮かべていた。

 とくに「なんとかしてくれるよね?」のなんとかの部分で……


 すまんが、王様とかやったことないから良く分からん。

 それににわか現地人だし。

 この世界の文化なんて、マルコの歳相応にしか理解してないし。

 それよりも、長年この世界でシビリア王国の貴族として生きて来たクロウニに任せた方が良いかなと。


「その丸投げは困ります……」

「大丈夫だ。お前がしっかりやってくれない方が、俺は困る」


 頼んだ。

 それだけ告げて、俺は管理者の空間に逃げ帰った。


 うん、とてもよく働いた1日だった気がする。

 明日は、管理者の空間に籠ってゆっくりしよう。

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