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いつもの巡回を始める。

小粒なやつらが離れていく。

とおもったら、1匹が離れていかない。

頭の上あたりにしがみついているようだ。


ふん。


少しばかり早くする。

振り落とされないようにと、しっかりとしがみついているようだ。

水飲み場についた。

いつものように水を飲んでおく。

小粒なやつが鼻先から同じように水を飲もうと降りてきた。

仕方なく、水を飲み終えるまで待つしかない。


頭まで戻るのを感じると次に向かう。

出すものを出すところだ。

このときばかりは降りてこないようだ。

そそくさと次に向かう。


いちばん高いところへと向かう。

遠くまで見通すことができた。

頭の上で盛んに動いているように感じるが、踊っているのか?

少し頭を振ってやると、しがみつきなおしてきた。


ふふん。


一気に降りると、森の外側をゆっくりぐるりと回っていく。

小粒なやつがどうやら眠っているのか、たまにずり落ちそうになるところを、首を振って元に戻してやる。

そのたびに起きるのだが、いつの間に寝てしまっている。


そうこうしているうちに、ねぐらに戻ってきた。

いつもの巡回だった。

いや、違うか。

少しばかり退屈しなかったな。


また、小さきものたちが集まってきた。

気にせずなるがままにしていると、ついてきた小粒なやつが他の小粒なやつらに自慢しているかのようだった。

なかなか盛況のようだ。


ファァァァ


大きなあくびをすると、気にせずに寝ることにした。

こんな日がつづくといいのにと、思いつつ。

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