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運命

始めましてシュウゾウです。僕は今回の作品が始めてなので至らない点や矛盾点が多々あるかと思いますが温かい目で見るくださると幸いです。

 それはとても心地の良い朝だった。俺が二階で作業をしているとトテトテと足音が近づいてくる、そしてその音の主は扉を勢いよく開けた。そこにいたのは小さくて可愛い娘が立っていた。

「おとーさーん、あさごはんできたよ、いっしょにたべよ」

「もうこんな時間か、わかった一緒に行こうか」

俺がそう言うと娘は、「わかったー」といい俺の手を握って階段を降りた。



 「くあ〜あ」

教室に入るなり俺はデカメな欠伸がでた、それを見てある青年が話しかけてきた。

「よう真助相変わらず眠そうだな、なんか夜更かしでもしたのか?」

「んなことはしてねーよ…て言い切れないんだよな」

「え、何時寝?」

「10時半」

その言葉を聞いた瞬間そいつが口を開けてポカンとしている。

「うえ、マジ?早!なんで?」

「それゃ部活で疲れてるからだが?」

「いや当たり前でしょ、みたいに言うのやめて」

何言ってんだ?10時に寝ないと次の日

「活動できない⋯だろ?」

こいつ俺の思考を…

「ナチュラルに俺の思考を読んでんじゃあねぇ、きめぇから」

「何言ってんだよ、真助と俺の仲じゃないか」

「なあ晴斗、いくら俺らの中でもキモいもんはキモい」

「ひでえ…けど改めて考えるとクソきめえ」

「だろ、じゃあお前は何時に寝たんだ?」

「えっと…2時頃かな?アニメ見てたし」

「毎回思うがよくそこまで起きられるよな」

「まあな」

そうやって晴斗と談笑しているといつの間にか担任が教室に入りHRを始めた。


2限目終了のチャイムが鳴り俺は体を伸ばしていると机にあった小さい消しゴムが床に転がって行った。

その消しゴムは隣の列の1番後ろの席の下で止まった。

捕捉として俺が通ってる高校は県立常磐高等学校けんりつときわこうとうがっこう、一応普通科の高校だが元々工業高校で今もその名残が残っている。それが原因がは定かではないが男女比がバグっている。大体学年に2桁台女子がいる。

閑話休題

話を戻すとうちのクラスの数少ない女子の席に俺のちいちゃい消しゴムが転がってしまった。

これは…うん普通に取ったらゴミをみる目で踏まれるな…うん悪くない、むしろそれに罵声を浴びせてほしい。

んなことはせず普通に取ってもらうか

「ごめん、君の席の下の消しゴム取っちくんね」

「…」

わーお無視ですかい、いやただ単に気づいてないだけか

「お~い、君に言ってるんだよ。お取り込み中悪いがとってほしい」

その少女は自分のことだと理解したようだ。彼女の机には1枚の紙が乗ってあり何かが描かれてた。その絵をチラリと一目見た時心臓が早まった。

「なあその絵君が描いたの?」

「は…はい」

「すげーすげーよめっちゃすげー!」

その絵は俺の語彙力では到底表現できないほど綺麗で繊細でなんかこうやばいくらい素敵な絵だった。

「あ…ありがとう…ご…ざいます」

彼女は顔を上げ俺の方を見た。彼女は前髪で目は隠れて後ろは肩くらいまで伸ばしてあった。そしてとても綺麗な黒髪だった。

「俺、上原真助よろしく。上杉謙信の「上」に原っぱの「原」真実の「真」に助けると書く」

「姫川陽菜乃で…す、ええっとわた…しは姫路城の「姫」利根川の「川」陽だまりの「陽」に菜の花の「菜」と書きま…す」

「へぇそうなんだ、じゃあこれからよろしくね姫さん」

俺はそう言うと姫さんから消しゴムを取ってもらい自分の席に戻って行った。

それにしても姫さん絵うめえな。

登場人物

・上原真助

常磐高校2年3組バレーボール部所属、誕生日は8月8日身長178.5cm体重67kg

・姫川陽菜乃

常磐高校2年3組美術部所属誕生日は

12月22日身長165.3cm体重軽い

・島崎晴斗

常磐高校2年3組誕生日は1月6日身長170cm体重60kg



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