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黒々草3  作者: 川進
10/12

じゅう




ひと くるま

くるたび とまって

すてーしょん

じりじり ちかづく

えさ は ちかいぞ



ちらし かな

かみ を くわえて

もちあげる

あいだに なんか

はさまってる かも?



さといも か?

くちばし ぜんかい

はこびゆく

あご は はずれて

いませんか きみ



あいかた は

どうしたんだね

みえないね

いつも ならんで

まって いたよね



にし の そら

おおう ゆきぐも

とぶ こぐも

きみは ながめる

でんせんの うえ



かざみどり

かくして とまる

まるい きみ

おいら さがすの

かぜより えさ だな



でんせんに 

とまる りょうあし

こえだ かな

とべば いさまし 

きたかぜ に のる



↑ 電線上に細い足で、

とまっている姿が。

いいんです。

(´∀`=)

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