物語が始まる前の午後
これ宣伝のために 栗原真一の偏った解説に先に載せます
まだ 小説としての 題名や前書き等が決めていなので
本編は 夜に この 物語が始まる前の午後 を公開予定です
おんなじ内容なので コチラで見られた方は 明日からの予定の
第一夜からどうぞ
作者(ペンネーム栗原)の物語に目を止めて頂き有難うございます
此の物語と言うか作者の物語は 主に昭和・平成初期の日本が舞台
同じ日本なのだし、現代日本だし と思っておりました
なので、過去作の おっさんの車夜話シリーズ も 矢田の友達も
ロー・ファンタジーの分類に入れて
現代日本に 魔法とかを持ち込んだ物語だと思っておりました
最近のXやらで見てると、男女間・世代間で意識が違いすぎる
死生観すら変わっている
もう令和日本と昭和日本は 令和日本と中世ヨーロッパ位違う
ハイ・ファンタジーで出てくる中世ヨーロッパ 綺麗・美化されている
キャラの思考回路も令和日本に近い
魔法があってお城に住んでモンスターが居るけど の違いだけ
思考回路のロジックだけで行くと 乖離幅=異世界度では
作者の昭和・平成初期 < ラノべ中世ヨーロッパ < 令和日本
となり 完全に異世界の物語 となります
原因については、相当にシビアな話になりますので
お楽しみなハイ・ファンタジーのラノべには似合わないのでパス
世界観を変えた原因の一つに携帯電話とネットの普及がある
と思っとります
おっさんの車夜話 本編の第九十九夜にて
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「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」
SF作家のアーサーも言ってますしね
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と主人公のおっさんに言わせています
コンピュータネットワークも300bpsの音響カップラは出してない(ハズ)
従量制の電話料金での1200bpsのモデムでの草の根BBSから
夜間使いたい放題になり2400bpsのモデムでの某サーブ接続へ
96年のTCP/IPとネットスケープとWWWの世界へ
でも、有線接続通信でしかない
6極4芯のモジュラーケーブルの口金 のある公衆電話を探して
ノートPCを繋いでメールをDLした20世紀
令和で一人一台のスマホ 無線通信で動画が見れるとか
静止画や動画を撮影し、それが瞬時にネットに上がり拡散していく
昭和・平成初期から見れば 想像の外の「魔法」です
逆なんですよ ハイ・ファンタジーですが
技術の発達により実現した「魔法」のない異世界の物語なのです
その他の設定について、ちょっと実例をあげておきますね
実例の1)結婚観の設定
令和日本ですと結婚とは個人と個人が結ばれる なりますが
作者の物語の昭和・平成初期の世界観の設定ですと
家と家との姻戚 恋愛結婚だとしても最終的には 家と家との姻戚
結ばれた二人の責務は お家を継いで行く
お家を継いでいくとは仏壇と墓を子孫に引き継いで繋いで行くこと
地方都市の旧家・太実家系で、娘しかいない家は婿養子を迎え
女性側の名字(姓)に男性側合わせるのが常識な世界観の設定です
実例の2)ハイ・ファンタジーなので、書いてしまいますが
女性の平均初婚年齢 24 当然平均値なので上も下も居る
中央値は23 最頻値は22 の設定です
まだ登場させていませんが サツキの父母並の19と16とか
当時は男性18 女性16で結婚できたので 居ないことはない
挙句のフライングも居ましたしね レベルの世界観
成人式に赤子を抱いて訪問着で出席の同級生が居たり
3歳の子を連れた横着坊主も居たりした 世界観の設定
実例の3)奢り奢られ
誘ったほうが奢る が当然の世界観の設定
基本は 年上が誘って年下が奢られる世界観の設定
給料日前でお金を使い果たした後輩が
「先輩 今日暇ですか」と先輩に尋ねれば
「おう暇だ 一杯付き合え」これで先輩が誘った事になり
先輩が後輩に奢る
奢られた後輩は先輩にその場の「ごちそうさまでした」だけ
自分が先輩になった時に 同じ様に後輩に奢る
上から受けた恩は下に返す 世界観の設定
これは男女間でも同じ
そして一番大事な設定
飲酒運転は 10mまっすぐ歩けれれば合法
泥酔運転は流石に検挙され、署のトラ箱に放り込まれ
トラ箱で唄を歌ってると 身元引受人が呼ばれ引き渡され
6点加点の30日の免停コース
呑み屋(スナックや居酒屋)に駐車場がないと流行らない
世界観の設定です
これでは 令和日本と違いすぎる 完全に異世界
ラノべの中世ヨーロッパの方がまだ令和日本に近い
そこに気が付いた作者 此の物語は ハイ・ファンタジー に分類
前書きとして このお話の「物語が始まる前の午後」を書く
そして 夜から 魔法のない異世界のハイ・ファンタジーが始まります