昭和の計算ラリーの仕組み
昭和の計算ラリーの仕組み
最初に指示速度なしでA地点からB地点まで距離を測るステージが有る
B地点ではレスコンが設定されていて、A-B間の距離は指示書に明示されている
この明示された距離と自車のトリップの距離を比較して
運営の車のトリップと自車のトリップの補正係数を出す
2年目か3年目の作者はポケコンで計算式入れてたから入力するだけ
それ以前の作者は同好会伝統の円盤って計算尺でヤッてまして大変でした
レスコン→レストコントロールポイント 休憩というか補正計算の時間が有る
そして1分おきにヨーイドンとスタート
コマ地図を頼りに、進んでいく 途中にパスコンがあり指示速度が変更される
パスコン→パスコントロールポイント お店の大きな看板であったり
運営が設置するカンバンだけでなく、何時出てくるか不明なポイント
下手すると道路標識とかの場合もあった
ヘボなナビだと パスコン拾い用の3人目を載せ(た|る)
1年生の最初の体験はパスコン拾い 大概にしてゲロッピコース
そしてイキナリ現れる チェックポイント 大概 三角停止表示板が道路左に
2つくらい置いてあって祖の先にあった ラインを通過するとホイッスルの音
左ウインカーで左に寄せて ハザード焚いて停車する←これを怠ると減点
また運営も良く見てるんだ
ナビは車両が停止するとダッシュして カードに時間と認め印を貰いに行く
この時間も、次のステージに入っており 自動的に遅れが発生する
途中のステージのチェックポイントの後にレスコンがある場合もある
もっと初心者向けだと、自主設定のレスコンが申請できる事もあった
あまりに遅れで、無理してやらかすのを防止するためなんだけどね
コマ地図読み違えて、道間違えてとかもあった
そして、いかに正確なタイムを叩き出すか=正確な時間でチェックポイントに
たどり着くか 速くても遅くても秒計で減点 を競う競技だったんですよ
今のレッキあり・タイムが速いのが勝ち とは別世界のラリーだったんです
まぁ法の網を掻い潜る制限速のアベ設定とかは上手い人用
作者みたいなヘボには落ちるか刺さるかしてDNFの未来しか見えなかった
ここまで書いてきて アベありのPDラリー の話になる
運営は祖の場にいない オンタイムの必要性は全く無い
極端な話、タラタラ走って パスコンをきっちり拾い 距離をキッチ測る
距離さえ出てれば 指示速度=アベで時間は計算できる
提出するのはチェックポイント間の時間だしね
前に書いた、後にエボを買うヤツをナビに乗せて走った時に
「ナビが勝手にレスコン入れて」も別にいいんですよ
タイムを測る運営は居ないから休憩してもOK 距離さえ測定できてればいい
ただ、ゲロッピは渡したビニール袋にキチンと収めて欲しかった
まぁ彼の服が被害にあっただけだから多少臭かっただけだから良かった
後でよく訊いたらホイールから上がる白煙を見て堰がキレてゲロッピであったと★
別にペダルフィールも良くて問題ないから走ったのであって
停車してロータ・パッドに冷却風が当たらなくて多少の白煙が出ただけで
フィールが悪くなれば、即レスコン入れますって
★この件 コロナ前の呑みの席でも「あの時は酷い目にあった」と言われて
作者は40年経っても「横の人が車に酔っても止めない極悪人」となっていました
いや、最初に乗せれるアベは乗せる レスコンも入れたきゃ入れていい で握って
「そんなレスコンなぞ不要 4AGオーナーを舐めるな」と言ったのはお前だろうが
毎度の呑みの席の場では、どうしようもない極悪人扱いで何言っても無駄でした
と 愚痴を垂れ流してから 話を元に戻します
下手にアベに載せようと頑張って走ると、スリップ率が変わり距離の誤差が増える
パスコンを見落とす 順位は落ちていく
最初は皆 理解してたから 無理してアベに乗せない 勝ちに行く為だしね
前が詰まれば諦めるが出来ていた 距離さえ測定出来ればいいんだし
それが、祖の場のオンタイムに拘り無茶をする 地元に迷惑を掛ける
そんなの追い越しで右車線に出てとかヤッてれば距離の誤差も大きくなる
急加速とか入れれば、タイヤの変形量も違ってくる
パスコンだって見落とす
そもそものPDラリーの目的からズレていった
そして PDラリーに指示速度はなくなり コマ地図でのドライブと
チェックポイントでのクイズになった
という歴史を見てきた作者です
それでは、また