TZ250の販促資料の話
TZ250の販促資料の話
TZ250 YAMAHAのGP250用の純レーサー
公道不可 クローズドコース専用
当時のレーサー 一応サイレンサーは付いてたけど
音量規制があったか?とのゆるゆるレベル
>それを……
公道用もゆるゆるだったけど、更にゆるゆる
>NDAを付け……
当然 キャニスターなんか無い 排気は大気開放
Gasだって有鉛のハイオク(アブガスを皆使ってた)
87年型で年間生産予定台数500台(日本国内)
標準価格 160万JPY(ただし予備パーツも含む)
>一般公道用のTZRが後方排気になる89の3MAの新車価格が60万JPY
矢田の友達では、この辺の時空は歪んでて時代的な齟齬が出ます
だって、後方排気の大好きな作者 TZもTZRも後方排気にしたかったの
やっと販促資料の話へ
作者 藤田(仮名)と組んでから 87TZの販促資料は見せて貰った
販売店用で整備工場の社長がYAMAHAから貰ったと
キチンとファイルに綴じられていた
客に配る為のものではなく販売店で魅せる用
客に購買意欲を掻き立てる要素がまるで無い
今でもYAMAHAの公式の資料編で見れるので見て欲しい
内容も写真はモノクロで少なく 基本文字と表
完全に販売店が頭に叩き込んでの説明のバック資料
>YAMAHA公式のでも穴を開けてファイルに綴じられた跡が見て取れる
あと87TZの販促資料にクランク室リードバルブと書いてありました
88TZのシリンダの写真見てもリードバルブ用の穴もなかったしね
余談だけど、この整備工場 基本は四輪の修理・整備工場
二輪の一般公道用の新車はほぼ売ってなかった
TZやらYZのNot一般公道用を社長の趣味で取り扱いしてた
TZ350の3点セットも、なぜか持ってて作者が貰うけど
燃料問題で組まず 返却をした
これが88TZになると 一般市販車並みのカタログに様変わり
カラー写真多用 お客さんに配り 購買意欲を掻き立てる仕様
これもYAMAHA公式に上がっているので87と88で比較すると面白いです
85年辺りからバイクブーム
残り30分で紫のバイクがピットウォールに立て掛けライダーが手を離して
鈴鹿に居た16万人の困惑と絶叫とかあった
そしてTT-F3の人気が爆発的に人気が上昇 一般公道用も引きずられて
開発競争が加速しだす RZ250の35ps→あっという間に自主規制上限の45ps
レーレプがガンガン発売される
自分のバイクと同じのがクローズドコースで4耐で戦う
何時かは自分も という夢
もの凄く、エントラントとギャラリーの距離が近かった
もっと言うとクローズドへの道の第一歩の
鈴鹿(HONDA)や袋井(YAMAHA)のライディングスクール
大盛況で競争率が凄くて申し込んでもまず落選してた
作者はその前の、まだ空いてる時代だったので両方行けたのね
>矢田の友達で袋井の4班より遅い子組の話は創作です
>だって作者は3班↑だったので4班より後ろは知らないから
>一コーナーの後の下りでアクセル開け直しはホント
そしてGP250クラスも盛り上がるのが88年位から
作者も藤田(仮名)と組んで通い始めたしね
88TZのカタログ化もその一端を担っていたのでしょうね
販促資料からカタログへ そしてGPクラスは消えていった
2St 4St関係なく 排気量の制限のみ 何でも有りのGPクラス
>NRがV4と言い張ってたから、気筒数の制限があったかも
TT−Fクラスは2Stと4Stで排気量の制限は変わるけどそれだけ
気筒数で排気量の制限が変わるとかややこしいのはね
令和では4耐ですら4st600 免許がゆるくなったとは言え限定解除
キャニスターやらサイレンサーやら燃料も規制
夢がない
エントラントとギャラリーと立場の違いがハッキリくっきり別れた
二輪も四輪も進化するマシン 広がるギャラリーとエントラントとの溝
昨年の8耐 ギャラリー6万人行かなかったよね
4耐も別の週
コロナの影響もあるでしょうが寂しい限りです
それでは、また
少し 復活してきました
予定通り桜が咲く頃か もう少し遅れて葉桜の頃に
一旦連載を終了させた 2作の 2nd 3rd シーズンを
再開させたく