「ブレーキを14incするための14inc」
解説をしてるつもりが、更に解説が要る事態に・・・
「あ!」と思い突発で書いてます
リヤリーフの27 昔話 で「ブレーキを14incするための14inc」
と書いてます
ブレーキのサイズは 基本的に そのサイズのホイールが装着できる
サイズの表記になります
なので13incのホイールが装着できるようにキャリパーの外周円が決められ
その内側に ディスクローターの外周円が決められます
なので 13incローター との呼び名でも
ローター自体の直系は13incではありません
そうは言っても メーカーに寄って と思われますが
そこは この車専用 と我儘な自動車メーカーがやれば部品メーカーは
割増料金で 受けます(試作扱いよりは安い)けど 例外です
タイヤホイール業界・自動車業界・部品業界 で握っていて 共通の規格で
ユーザーに迷惑を掛けないよに 規格に合わせて設計をします
やっと 14inc にたどり着いた
BFMR 元のFFの車両は 13incのタイヤホイール なので13incのブレーキです
BFMRだけ ファミリアの中で異質に 14incのブレーキを付けたく
タイヤホイールを14ichとしています
当時はあの車格は13incが標準で
AE86も13incのホイールが履けましたしブレーキも13incでした
そこへテンロク(1.6l 1600cc)にターボ付けて四駆
パワー(加速)も車重も増えていてブレーキが
13incでは止まりませんし すぐフェードしてしまいます
フェード
ブレーキを酷使するとローター熱を持ち ブレーキパッド表面が焼けます
ブレーキパッドは樹脂で固められているので 樹脂の耐熱温度を超すと
樹脂が熱で溶けたりしてガスを発生させたりして ブレーキパッドのμが
一気に落ちていきます
この辺はパッドメーカーも気を使って対策を打っています
自動車メーカーもローターを大きく厚くするなど冷却をあげる工夫をします
矢田の友達で 妹の三穂が 千万町峠旧道の下りで
TMDのロースチールパッドでローターを真っ赤にして
ホイールを真っ黒にして
と言う描写を書いています
ブレーキを酷使して ローターが500℃を越して真っ赤に
それもで耐えれる耐フェードの高い 欧州仕様のTMDのロースチールパッド
ガンガンブレーキを酷使していくとブレーキダストでホイールは真っ黒
ちなみにドリルドロータはカッコイイだけでそれ程冷却には効きません
軽量化もそれほどでも 軽量化出来るほどの穴空けると割れます
なので2010年代から上の方はカーボンロータに行きましたよね 軽い
ただカーボンローター お高い 90年代ではまだ実用化されていない
90年代で軽量化に効くのはキャリパ 鋳鉄のフローティングキャリパに比べて
アルミの4Potや6Potは軽くて制動有効半径や有効パッド面積が稼げるんです
ブレーキはバネ下なので これの軽量化は運動性に直撃です
初代セルシオのアルミ4Pot ラジアルマウントなので
アタッチメントを作って 流用というのも流行りましたね
また横道にそれた BFMRのノーマルの標準仕様車の話に戻して
BFMRは車格に対して1サイズ大きなブレーキを付けてたくて
ホイールアーチの許すギリのサイズのタイヤサイズへ
それが185/60−14 14incのブレーキが付けられます
ここで困り事が タイヤがない グラベル用タイヤなんて13incが標準
80とか70扁平が普通 当時としては60という高扁平率 落としても175/65-14
グラベロは細いタイヤで縦の接地面がトラクションを稼ぐ鍵
と皆思っていた時代です
が
そこは四駆 トラクションは ニ駆の倍
すぐタイヤメーカーも対応して BFMR用のグラベロ用のタイヤを出してきました
BFMRの成功から ブルSSS-R が追いかけて出てきて その直後にVR4
折しも時はバブル 加速する開発競争
バブル崩壊から エコの嵐
最後に エボとWRXが戦い WRXが生き残りましたね
現在はヤリスも参戦で また面白くなってきましたが
貧乏人が楽しいむ ラリーではなくなりましたね
見てないので知りませんが スピード競技のジムカーナやダートラは
クラスを細分化して二駆も四駆も楽しめるクラス分けで
JAFや運営も頑張っているようで モータースポーツも繁栄して欲しいです
それでは また突発で
よろしければ ブックマークなり評価なりを頂けると
うれしいです