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甘さ

放課後になり西川とバスケ部の部室に向かっていった。


「黒柳さんと話せてどうだった?」

「そりゃ、嬉しかったし西川には感謝だわ」

部室のドアを開けて中に入っていった


「おう、お前ら一服どうだ」

この人は金剛先輩、身長196センチ、体重96キロ、スキンヘッドで背中には熊と争った残り傷がある、見た目は完全ヤクザだ

「いや、俺は大丈夫すよ金剛さん」

「そうか、つらねぇな〜」

 金剛先輩が渡してきたのがタバコではなくペロペロキャンディーだった、悪ふざけではなく普通に渡してきた

 そう金剛先輩はかなりの甘党だ、タバコ感覚でキャンディを摂取してる、キャンディが好きすぎて歯が全部虫歯になったこともあると言っていた、今は歯がどうなっているか分からない

 金剛先輩の背中の傷、それも甘党の原因だ、ある日の休日、甘い匂いに誘われて森の奥地まで歩いていたらそこには大量のハチミツがあった

 

ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ


気づけば金剛先輩はそこで30分くらいハチミツを舐めていた、お腹いっぱいになったのでそろそろ帰ろうとしたところ

そこは熊の縄張りで森一番の大熊がこちらを睨んでいた

 一瞬の瞬間に熊が襲いかかってきた金剛先輩は手元にあっ

たハチミツで熊の目元にかけた少し怯んだ瞬間逃げようとした時に思い出した

       目の前のハチミツの甘さに

家に帰ってパンケーキを焼いて、その上にたんまりハチミツをかけて食す。そう思った時ショルダーバックに急いでハチミツを入れていた時に傷を負ったそうだ

 僕はこの話を聞いてから金剛先輩を人間と思うことをやめた

着替えていた西川が「金剛先輩、背中の傷どうですか?」と聞いた

「あぁ、大丈夫だ、でもたまに傷が疼く時があるだよ、その時あの森のハチミツが思い出して舐めたくなっちゃうだよ」

金剛先輩は舌を舐めながらあのハチミツの味を思いだしていた

「金剛先輩、涎垂れてますよ。」

「おう、すまんすまん」

そろそろ体育館に向かおうとした時

「そういえば、お前らのクラスの黒柳ってやついるだろ」

 この甘党バカから黒柳さんの名前が出ると思ってなかったので体が止まった

「俺、アイツと、、、






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