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復讐NTR

 高校2年の夏は人生で一番青春を謳歌できる瞬間だろう。


僕には好きな人がいる、名前は黒柳桜さんもう名前だけで可愛さが滲み出てる、2年生の時初めてクラスが同じになった、完全な一目惚れだ、一瞬で好きになった。単純な男だな〜と思った君


僕もそれなりにかっこいい方だし、テラスハウスを見て恋愛に関しては勉強したつもりだが黒柳さんはそんなハードル最も簡単に飛び越えてきた、やっぱり可愛いな〜黒柳さん、そんなことを考えながら授業を受けた。


お昼休み

「おーい田辺、飯食おうぜ〜」こいつは幼馴染の西川拓実、バスケ部のエースで人気者だけど少し変わり物だと俺は思ってる

「お、今日の弁当からあげ入ってんじゃん」

「なあ、黒柳さんって彼氏とかいるんかな〜」

頭の中が黒柳さんのことばっかり考えていて思わず口に出してしまった。

「お前黒柳さんのこと好きなのか?」急に真剣な顔つきで聞いてきて少し戸惑いながら

「、ぅん(照)」

「マジかよ、てかなんだよその返事ちょとキモいな」

「なんだよ勇気出して言ったのに」

「で、いつ告んの?」

「いやいやいや、まだ話たこともないし」

「なら今、話かけに行こうぜ。」と言って黒柳さんの方へ歩いていった。

この瞬間にオスとしての違いを見せつけられて虚しくもなった

が頼もしくも思えた。

「黒柳さん、俺たちとメシ食わない」 

黒柳は少し間を開いて

「うん、いいよ」と言って黒柳さんの友達と一緒に4人でお昼ご飯を食べることになった

おいおいおいすごいことになったぞ西川が一言っただけでこんなになるなんてちょっとした相席居酒屋かよ

みんながそれぞれのお弁当開けていて

「千鶴さんのお弁当すごいね、おかず馬刺しなんだね」

「うん、私、馬刺し好きなの」

黒柳さんの友達、千鶴さんがパンチの効いたお弁当はなのはさておき、黒柳さんと何話そう、すると西川が

「黒柳さんの弁当、タコさんウインナーなんだ可愛いね」

 盲点、何を話そうか考えていたばかりに目の前のタコさんウインナーに気がつかなかった

「もう高校生なのにお母さん作るから恥ずかしいよ」

ならばここは雑学でいこう

「タコさんウインナーって日本人の尚 道子さんが食が細い子供のために考案した物なんだよね〜」


「そ、そうなんだ(笑)」と黒柳さんが苦笑いしながら言った


終わった〜 そう思った時

「田辺以外と物知りなんだな」

 西川、一緒にいて気づかなかったがこんなに気を使って、みんなに話を回してるお昼時間、ほぼタモリやん

「西川君のお弁当はヘルシー系なんだね」と千鶴

「ああ、俺のお母さんビーガンだからお肉入ってないだよ」

「そうなんだ〜」

てかお弁当の中身のトークしてる場合じゃない黒柳さんともっと話したいのに

「田辺の弁当は普通なんだね」と千鶴

やばいまたお弁当の中身トークが進行してるし普通てなんだよてか千鶴どんだけ人の弁当の中身気になるんだよ

「あ〜、俺弁当自分で作ってるから味気なくなっちゃったかな」

すると僕のお弁当の卵焼きをすっと黒柳さんが食べっていった

「あ、」

一口食べた後に

「味気なくなんてないよ、とっても美味しい」

黒柳の笑顔であまりにも嬉しいすぎて思わず

「黒柳さん明日から僕の卵焼き食べてもらいませんか」

椅子から立ち上がっていた、黒柳さんは戸惑いながら

「もうなにそれ、もう〜意味わかんないよ〜」と少し間を開いて

「一個だけだからね」

「はい」 

 こうして僕と黒柳さんで卵焼き同盟を結ぶことができた

























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