第一章 人物紹介
ヴァン・ヴェルモント
マーセナリーズ・ギルドに所属する青年。若いながらもギルド内では中堅的立場。ラディアス、ファンナとよく一緒に依頼をこなしている。英雄と同じ名に多少のコンプレックスを持っている。武器全般を扱う、武器マニア。
エリオ・フォールテ
マーセナリーズ・ギルドに所属する少年。先輩であるヴァンに憧れ、剣を得物としているが、実は槍の方が得意。正義感と自己主張が強く時折考えなしに行動してしまう。シスコン。
ザックス・シルヴァン
マーセナリーズ・ギルド一の実力者と言われる青年。ヴァンの師匠。『白銀の騎士』の二つ名で知られ、その活躍は凄まじく、彼に直接会ったことが無いギルド地方支部の人間からは、その存在を疑われる程。実は妻の尻に敷かれている。
シギル
ヴァンス市街戦でヴァンとエリオを救った戦士。
ファンナ・フォールテ
マーセナリーズ・ギルドに所属する女性。ヴァン、ラディアスとは同期で、エリオの実姉。盾と槍を扱い、防御術に関しては天才的だが身持ちも堅く、密かに『鉄の乙女』の二つ名で呼ばれている。
マリット・エルソン
マーセナリーズ・ギルドの属性学講師だが、実は学士ギルド所属の学者。豊富な知識と疑いようのない精霊魔法の実力を持つ。属性学にすべてを捧げた、ある意味で少し残念な美人。
ミランダ・シルヴァン
ザックスの妻で、かつてバディを組んでいたパートナー。『戦乙女』の二つ名で知られていた。ファンナの師匠でもある。以前ザックスとともに発見した聖槍をファンナに譲り渡した。今でもギルドのアドバイザー的存在。メシマズ。
ラディアス・フォルスト
マーセナリーズ・ギルドに所属する青年。銃と言う特殊な武器を扱い、遠距離から標的を正確に撃ち抜く。また斥候としても優秀で、サバイバル能力に長ける。常に冷静沈着で不愛想だが、仲間思い。