表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追憶令嬢のやり直し。  作者: 夕鈴
第一章  幼少期編
3/423

過去の人物紹介

レティシア視点の私情まみれの人物紹介です。

2度目の人生(追憶令嬢の徒然日記)の人物紹介です。

まだ登場していない人物ばかりです。

ごきげんよう。3度目の人生をやり直すことになりましたレティシアです。

私の過去を簡単に紹介します。まずはフラン王国のことを紹介します。



フラン王国:四精霊を信仰し、自然豊かで魔法が盛んなフラン王家がおさめる国。


魔法:精霊と波長があえば魔法を行使できる。魔導書には、精霊の耳を傾けやすい言葉が記載してあるが詠唱の決まりはない。

遺伝のため、貴族に魔力持ちが多い。隔世遺伝や先祖返りで平民が魔力を持つこともある。魔力の強い親の属性が受け継ぎやすい。

転移魔法は王族のみに受け継がれる。

属性:地・風・火、水。基本は一人一属性。


フラン王国で信仰される最高位の4精霊。

水の精霊:ウンディーネ

地の精霊:ノーム

火の精霊:サラマンダー

風の精霊:シルフ



魔力測定:水晶に手を当てると属性色に輝く。魔力量で光の強さは異なる。

全国民の義務。

貴族:基本8歳。希望があれば10歳時も検査可能。

平民:10歳に神殿で検査を受ける義務がある。

希望があれば8歳でも検査可能。(8歳時に魔力なしなら10歳は検査免除)


ステイ学園:12〜18歳まで貴族が通う学園。入学試験を合格すれば誰でも通学可能。魔力を持つ者は入学試験を受ける義務がある。能力に応じて飛び級可能。平民の魔力持ちは、成績により奨学生の待遇を受けられ補助金制度も充実。

魔力持ちが入学試験を突破できない場合や入学を希望しないは、魔力制御の講習を受ける義務がある。


***


最初の人生のお話にお付き合い下さい。

1度目の人生は王太子殿下の婚約者でした。

厳しい教育と毎日執務に追われる日でした。

私と縁が深かった方を紹介します。(名前:紹介。(呼び名))


クロード・フラン:王太子。私の婚約者でした。いつも穏やかなお顔ですが、腹黒です。(クロード殿下)


レオ・フラン:第二王子。執務もせず遊んでばかりでした。クロード殿下に歪んだ愛情を持っており、おかげで私は監禁されました。(レオ殿下)


アリア・フラン:正妃。クロードの生母。マール公爵の妹。綺麗で普段はお優しい方ですがサラ様がお嫌いで気分屋でした。私の妃教育の先生です。時々突拍子もない思いつきをされる方でしたわ…。(アリア様)


サラ・フラン:レオの生母。シオン伯爵の姉。私とクロード殿下のことを嫌っていました。何度お腹の痛くなるお茶に付き合ったか・・・。離宮で生活されていたので余り会うことはなかったことが救いですわ。(サラ様)



ルーン公爵:宰相。寡黙で厳しいお父様。治癒魔導士としても有名でした。(お父様)


ルーン公爵夫人:ローゼ。ターナー伯爵家三女。礼儀に厳しいお母様でした。(お母様)


レティシア・ルーン:ルーン公爵家長女。王太子婚約者。私です。


エドワード・ルーン:ルーン公爵家嫡男。3歳年下の物凄く優秀な弟でした。(エドワード)


シエル:レティシアの専属侍女。とても優秀な自慢の侍女です。私が監禁された時にエイベルに攻撃されて捕えられました。(シエル)



リオ・マール:マール公爵家三男。私の従兄妹兼幼馴染です。性格は悪いですがいつも甘えさせてくれる優しい従兄でした。クロード殿下の側近でいつも頼りにされていました。(公式ではマール様、私的ではリオ、リオ兄様)


エイベル・ビアード:ビアード公爵家嫡男。私と一緒に王宮で殿下の傍に呼ばれていた幼馴染です。武術は強いですが脳筋です。学園に入学してリアナ・ルメラ男爵令嬢に魅了されるまでは良い友人でした。一応クロード殿下の近衛騎士見習いでした。(エイベル)


リアナ・ルメラ:ルメラ男爵家長女。平民として育ち、14歳のときに引き取られルメラ男爵令嬢になりました。3年生の時に編入したくさんの殿方を魅了しました。殿下への不敬が多く何度注意しても直りませんでした。(ルメラ様)


最初の人生は私はクロード殿下のために尽くしました。

ルメラ様に嫉妬して怪我をさせた私はクロード殿下にとって邪魔だと考えたエイベルとレオ殿下に捕まり、監禁されて生涯をおえました。

監禁された本当の理由はレオ殿下がクロード殿下に構ってもらいたいと言う歪んだ願いの所為でした。私は二人の仲を取り持とうと提案しましたが、信じてもらえませんでした。

どんなに声をあげても誰にも助けてもらえずに、質素な部屋で生涯をおえました。

もちろんルメラ様に怪我はさせてませんよ!!


***


2度目の人生は目覚めたら5歳になっていました。

生前は王家のためにさんざん尽くしたのに、殿下や幼馴染に見捨てられ魔がさしました。

当時はクロード殿下もルメラ様にイチコロされたと思っていました。

今度は王家と関わらずに平穏で気楽な生活を送ろうと陰謀を巡らせました。


2度目の人生の最大の味方はリオ兄様でした。

リオはとても頼りになる従兄です。私は1度目の人生のことを夢と嘘をついて、王家に関わらず平凡に生きたいと相談すると方法を考えてくれました。

ただアリア様主催のガーデンパーティーに参加したときにクロード殿下に目をつけられました。

おかげで暇な令嬢達からの嫌がらせを受けることになりました。大量に送られる令嬢達からのお手紙は無視していたんですが、伯母様であるマール公爵夫人に嗜められてからはちゃんと返事を書きましたよ。非常に面倒でしたわ。

マール公爵夫人はお母様のお姉様です。とても優しく2度目の人生の社交の先生でした。

ガーデンパーティーの唯一良かったことは友人のセリア・シオン伯爵令嬢と出会ったことです。

1度目よりも平穏にリオとセリアと弟のエディと幼少期を過ごしましたわ。

ただ1つだけ問題がありました。クロード殿下に私が見初められたという噂の所為で婚約者候補に選ばれそうだったので、リオの契約した風の精霊のフウタ様に頼んで魔力測定では無属性と判定が受けられるように細工をしました。王太子の婚約者には魔力持ちが条件の一つです。おかげで婚約者候補から逃れることができました。



当時の私はリオの作戦とは別で脱貴族計画も考えていました。

私にとって王家と関わらない平民の生活は憧れでした。もし監禁や王家から逃げられないなら家を出て平民として生きるためにこっそりと準備を進めていました。

また生前はシエルはエイベルに傷つけられました。今世は絶対に許さないため強くなることを決めました。お父様が自衛手段を身に付けるためにターナー伯爵家の修行を提案してくれました。

ターナー伯爵家では武術や家事を学びました。宿敵のエイベルとも出会いました。生前と違い無礼な態度でしたが気にしません。エイベルはポンコツでした。

この頃、お父様の命令でリオと婚約しました。



12歳になり学園に入学しました。

私は令嬢達に嫌われていましたが気にしませんでした。

監禁を回避するために、偶然知り合ったレオ様の情操教育をはじめました。

様々な出会いもあり平穏ではありませんが、楽しい学園生活を送ってました。

3年生になりリアナ・ルメラ男爵令嬢が編入してきました。私は関わらないように気をつけてましたが限界がありました。直接声を掛けられれば無視するわけにはいきません。ルメラ様の不敬に眉を顰める令嬢達を宥めながら、日々を過ごしていました。ルメラ様の取り巻きは彼女に魅了された殿方ばかりなので余計に関わるのは危険でした。ただルメラ様が私の首を絞めたため公爵令嬢殺人未遂で修道院送りになりました。ルメラ様がいなくなった学園では平穏な時間が流れました。大好きなリオと友人達との学園生活は幸せでした。レオ様の情操教育も成功し監禁されることもありませんでした。

ただ幸せな時間はすぐに終わってしまいました。


陛下の生誕祭に海の皇族の皇女様が訪問されました。彼女の兄である皇子様は私が保護した侍女ローナの息子でした。皇子様はローナ達と過ごすために祖父母と一緒に皇位を返上しフラン王国に亡命しました。生誕祭で皇女様は兄がいないことに癇癪をおこし魔力を暴走させました。私は皇女様の暴走を止めるために水の精霊のディーネに頼みました。ディーネのおかでげ魔力の暴走はおさまりました。ただルーン公爵令嬢が魔法が使えたこととディーネの力を見ていた貴族が大勢いたので、魔法で眠らせて逃げました。裁判は当事者がいなければできません。私がいなければルーン公爵家に罪を求めることもありません。レティシア・ルーンの名を捨てて国外逃亡しました。



その後はディーネと一緒に冒険者のルリとして生活しました。

冒険者を初めて3年が経った頃、リオが追いかけてきました。リオのためを思うと離れるべきとわかっていましたが、できませんでした。その後はリオと一緒に幸せな時間を過ごしていました。

子供ができたのでフラン王国に帰国しました。ルーン公爵令嬢ではなく単なるレティシアとして愛するリオと可愛い子供達に囲まれて幸せな生活を送っていました。



2度目の人生のレティシア・ルーンのフラン王国の知人を紹介します。

私がステイ学園3年生の時です。


後輩


向上クラブメンバー:親しかった後輩達のクラブです。よくお勉強を教えた一つ年下の後輩達です。


アナ、リナ、ロン:平民。素直で努力家な可愛い後輩です。(アナ、リナ、ロン)

ノア・グランド:グランド伯爵三男。武術と馬術に目がない後輩でした。(ノア様)

アリス・マートン:マートン侯爵次女。ノア様との恋を叶えるために一生懸命なかわいい後輩でした。(アリス様)


同級生(3年生)


セリア・シオン:シオン伯爵長女。発明と研究に夢中な親友です。物騒な発明が得意でした。(セリア)


クラム・カーチス:カーチス侯爵次男。明るく、楽しい武術が好きなお友達です。(クラム様)


ニコル・スワン:スワン伯爵三男。穏やかで優しいお友達でクラム様の保護者です。(ニコル様)


ブレア・レトス:レトス伯爵次女。私とリオを見守る会さえ関わらなければお淑やかなお友達です。(ブレア様)


サリア・サエル:サエル伯爵次女。ブレア様を落ち着かせてくれますが、時々一緒に暴走します。(サリア様)


ステラ・グレイ:グレイ伯爵長女。無属性でマートン様に見捨てられた取り巻きの一人です。愛らしくて大事な友達です。(ステラ)


ハンナ・イーガン:元イーガン伯爵三女。姉が罪を犯して爵位を返上された令嬢です。努力家で真直ぐなお友達です。(ハンナ)


ロダ・メイル:メイル伯爵長男。海の皇国の元皇子。私が保護したローナの息子です。ローナ達と過ごすために亡命してきました。(ロダ様)


フィル・カーソン:カーソン伯爵嫡男。クラスメイトです。武術の授業で何度か手合わせをしました。(カーソン様)


アリッサ・マートン:マートン侯爵長女。私を嫌っているクラスメイトです。(マートン様)


モナ・ダナム:ダナム伯爵次女。マートン様の取り巻きです。(ダナム様)


ミーナ・ライ:ライ伯爵三女。マートン様の取り巻きです。(ライ様)


リアナ・ルメラ:ルメラ男爵長女。母親に洗脳され殿下や有力貴族を魅了しようとしていたようです。マートン様以上に人の言葉を聞かない令嬢でした。(ルメラ様)



4年生



レオ・フラン:第二王子。エイミー様と結婚し立派な公爵になります。情操教育が成功し、明るく優しく成長されました。(レオ様)


ラウル:平民出身ですがものすごく優秀です。レオ様の友人で側近です。優しく真面目な彼にレオ様達が苦労をかけているようで申し訳ないです。(ラウル)



5年生   


クロード・フラン:王太子。いつも穏やかですが腹黒な所は変わりません。強引で時々訳のわからないことを言い出します。王子としては優秀で民にも人気があり外面は完璧です。(殿下、クロード様)


エイベル・ビアード:エイベル公爵嫡男。ターナー伯爵の甥。1度目ははルメラ様に夢中でしたが2度目はイチコロされませんでした。私の兄弟子でリオを怖がってました。(エイベル)


6年生


リオ・マール:マール公爵三男。婚約者で後の夫です。世界で一番頼りになるリオ兄様です。(リオ、リオ兄様)


サイラス・グランド:グランド伯爵次男。リオの頼りになるお友達です。(グランド様)


エイミー・リール:リール公爵長女。親しい先輩です。音楽が関わると豹変します。レオ様に一目惚れされた姿は可愛かったです。(エイミー様)



卒業生


カトリーヌ・レート:レート公爵家次女。カトリーヌお姉様はクロード殿下よりも強く頼りになる先輩でした。後にクロード殿下と結ばれ正妃になりました。(カトリーヌお姉様)


アナベラ・パドマ:パドマ公爵家長女。私が嫌われていた先輩です。(パドマ様)


精霊


フウタ:風の精霊。主はリオ。(フウタ様)


ディーネ:水の精霊。私の頼りになる相棒です。(ディーネ)



ルーン公爵家:水属性の名家


ルーン公爵:宰相。寡黙な父は国外逃亡し帰国してから愛情深いことを知りました。(お父様)


ルーン公爵夫人:ローゼ。風の天才と言われ武術の腕は誰もが認めてました。厳しいお母様でした。帰国してからは物凄く優しくなりました。(お母様)


エドワード・ルーン:ルーン公爵家嫡男。エディは女嫌いを除けば立派なルーン公爵になりました。甘えん坊ですが優秀な自慢の弟です。(エディ)


シエル:私の自慢の腹心の侍女。フラン王国に帰国してからは子供達を育てるのに力を借りています。(シエル)


ベン:庭師。ダンの師匠です。植物のことをたくさん教えてくれました。(ベン)


ダン:庭師見習い。私のお友達です。よく一緒に畑を耕し相談にのってくれました。アナの兄です。(ダン)


ケイト:料理人。私のお友達で料理の先生です。料理以外も役に立つことをたくさん教えてくれました。ただシエルには内緒が口癖でした。(ケイト)




メイル伯爵家:海の皇国から亡命。


メイル伯爵夫妻:ローナの両親。元海の皇国のメイ伯爵夫妻


ローナ・メイル:ロダ、ロキ、ナギの母親。私が王都で保護しました。(ローナ)


ロキ・メイル:メイル伯爵家次男。エディの友達です。保護したことに恩義を感じ私に仕えたいというのでいつも必死に考え直すように説得してます。(ロキ)


ナギ・メイル:メイル伯爵家長女。(ナギ)



マール公爵家:風属性の名家


マール公爵:外務大臣。頼りになる伯父様です。(伯父様)


マール公爵夫人:ローズ。元ターナー伯爵家長女。憧れの貴婦人です。伯母様は私の理想です。(伯母様)


カナト・マール:マール公爵家嫡男。優しいリオのお兄様です。帰国してからもお世話になってます。(カナ兄様)

レイヤ・マール:マール公爵家次男。読者が好きな優しいリオのお兄様です。(レイ兄様)




ターナー伯爵家:武術の名門

ターナー伯爵:ビアード公爵の兄。(伯父様)

ターナー伯爵夫人:ローラ。元ターナー伯爵家次女。(伯母様)


お付き合いくださりありがとうございます。

私は3度目の人生こそは平穏に過ごしたいのでまたお付き合いくださいませ。


ここまでお付き合いくださりありがとうございます。


第一話のレティシアが参考にしようとして撃沈したリオが見た夢の世界の話は追憶令嬢の徒然日記 小話です。

二度目の人生でレティシアとリオが夫婦だった頃の話です。興味のある方は是非。

徒然日記のお話の小話ですが、さらっと読み流していただけると幸いです。


追憶令嬢の徒然日記 小話

夢の世界 https://ncode.syosetu.com/n6517fw/84/


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ