表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あらすじ煮込み空想店

作者: けにゃタン

あらすじという素材を鍋に入れ、ベースである空想に注ぎ足す。


溢れ出た無駄な空想の灰汁を取り出しながら、さらにあらすじを煮込みつづけた。


煮込み、煮込み、さらに煮込むことをしたベテラン料理人は、結局、上手に仕上げる事ができなかった。


料理を待っていた初見のお客様は、耐えきれずに店から出て行った。

そして、その初見のお客様は、となりに出来た、あらすじ煮込み丼チェーン店へと足を運ぶのをベテラン料理人が眺めていた。


ベテラン料理人は、常連客に愚痴を言いながら料理を作り始めた。


ベテラン料理「そんなに、普通の味が好きなのかねぇー、凝ったものを食べたいと思わないのかねぇー」


すると、店主に向けて常連客は、慰めの言葉をぶん投げた。


「ぐだぐだ言ってねーで、はよ、自信持って作れや!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] これは素晴らしい作品ですね! [一言] ぜひタグに「あらすじの書き方」を加えて欲しいですっ
[良い点] サクッと読める良作ですね。 楽しいです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ