砂漠の打ち明げと魔法習得へ
オウルのカフェに戻ってきて、打ち上げして。
社クエストについて話し合った。
「習得してる魔法の属性が関係するのは間違いなさそうだな」
「あとはダンジョンの属性もあるかもな」
「私、風と土どころか魔法は光と闇以外はもってますが」
「魔法使いは杖を集めやすいってこと?」
「ただ実際に強化して使えるのは1属性だけだからな。そこも考えものかも」
うーん、と唸りつつ皆で思いついたことを言っていく。
「あと行ってないのは火属性だけど、まだ見つかってないんだよな?」
「知り合いに声掛けたりもしたけど、成果なしだったな…」
「今回の砂漠みたいに謎解きがあるのかな?」
「もしくは、人数とかその他の要素が隠されているか」
再びうーん、と唸る。
「みんなで火山行ってみるか?」
「頼みたい所だけど、いいのか?みんな火属性じゃないし」
「ここまで来たんだし、全属性コンプリートしよう!」
「光と闇も探して見ますか?」
なんやかやとゲームを楽しむ。いいことじゃないか。
ただ、今回のことでオレはやることが出来た。
「ねぇ、オレも土属性魔法覚えようと思ってるんだけど、内容はどんな感じ?」
「えっと、それは・・・・・・」
「筆舌に尽くしがたし、と」
「恐ろしいな」
「水魔法があれだったんだぞ」
「私の風もすごかった」
・・・・・・。
「とりあえずオレは土魔法取ってくる。火山はまた今度な」
新しい魔法ということで浮かれてはいた。怖さもあったけど、それはそれとして。
どんな試練になっているのやら。