砂漠の社 その6
『ぐぐぐ…おのれ』
ダイダラボッチが元の(?)小さなサイズになり唸る。
『ふん!我が宝物をくれてやる!それで立ち去れ!』
「おー、誰だろうね」
『そこの娘、土の杖をくれてやる』
「わ、私ですか」
順当だな。土魔法も持ってるし。魔法使いプレイヤーは全属性の武器集められるんじゃないか?
『それと、そこのボウズ。すでに海のやつからワダツミを受け取っているな。だが貴様にもくれてやる』
「は?なんで?」
オレは土魔法持ってないんだけど…
「ダンジョンの属性も関係するんじゃないか?」
「なーるほど」
「持ってる魔法とダンジョンの属性の武器が手に入るんだね」
『そら、土の剣じゃ』
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GET!
・土の剣 イザナミ
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「イザナミ、というらしい」
「私はイシュタルでした」
「いーなー」
「次は火属性な」
イザナミも双剣になる。というか、双剣でしか扱えない。
だって、双剣以外の形態は斧と槌なんだもの。
それとも使っていけばスキルも手に入るのか。
ダンジョンの属性でもあるし、土魔法も習得しておくか…
水魔法の恐怖が再び・・・・・・・・・・。
そんなこんなで砂漠の社探索を終えたのだった。