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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
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砂漠の社 その3

中距離は腕によるなぎ払い。

近距離は足による踏みつけ。


至近距離が安全圏だったけど、それもなくなった。


ダイダラボッチから離れて作戦会議だ。


「全員、魔力は?」

「半分ちょいかね」

「半分は切ったよ」

「残り3割くらいです…」

「俺は7割くらい。いいペースと言えるのか?」


遠距離はまだ安全なため、ルリとシンには攻撃がいってない。が、攻撃に回すための魔力、SP(スキルポイント)が足らない。シンはかなりハイペースで魔法を使っていたので魔力の消耗が早い。


グレンは多めに残っているが、威嚇を解くとルリとシンにターゲットが移る可能性が高いため、攻撃に専念出来ない。



「魔法なしで削っていこう。次のパターン変更で何があるか分からないし、魔力は温存しておきたい」

「そうなると私は戦線離脱ですね…」

「シンさんは魔力回復に専念で。一発でも魔法撃てるようにしておいて」

「分かりました〜」

「ルリは弓で攻撃。グレンはヘイト維持で」

「「了解」」

「持久戦スタートだ」



話してる間にもダイダラボッチはゆっくりと近付いてくる。再度オレの挑発とグレンの威嚇をかけて、攻撃にかかる。スキル攻撃も魔法も使えない。戦闘開始で使った加速も効果切れ。



正真正銘のガチンコ勝負だ。

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