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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
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心理戦 その3

魔法には魔法で対抗できる。

同じ種類の魔法をぶつければ互いに消える。


ウェポンでやった経験が活きた!



ダンジョンマスターならこっちの位置を捕捉できるのか、ストーム系みたいな範囲魔法やブレット系の貫通魔法は、ダンジョンの壁をもすり抜けるのか。

正直不安しかない鬼ごっこだが、やるしかない。












こちらはあっちを見つけられない。それは『鬼ごっこ』のルールでもある。自分で見つけるしかないのだ。

ストーム系なら壁もすり抜けて攻撃できるが、やりすぎたらこっちが見つかる。


警戒しながら曲がり角を曲がる。もちろんすぐに魔法を撃てるように準備して。


しかし、いない。

撃ち込んだヘビーカスタム・サンドストームは無駄だったか。

この角を進んだのは間違いない。警戒しながら進むしかない。

あっちだって同じなら遠距離攻撃が出来るこっちが有利だ。










警戒しつつ向かってくる気配。

足音が静かでゆっくりだ。

たまにジャリ、と音がする。


同じ道を後ろから追いかけて来ている?

偶然か捕捉できたのか。


カウンターを仕掛ければはまるのではないか。

そう思い、小さな声で魔法を使う。

「『ウォーターアロー』」

……

………

…………





「いけ!ウォーターアロー!」

目の前を青い矢が通り抜けた。こっちの追跡はばれているらしい。

タイミングもほぼ完璧。


勘なら恐ろしいな。

あと一歩。角を曲がり終えていたら当たっていた。

だが、こっちもアローで応戦を


ずばっ!


何が起きた!?

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