表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
64/247

心理戦

曲がり角をゆっくりと進んでいたボール魔法(茶色っぽかったので土属性だと思う)にウォーターボールを当てて相殺し、ダンジョンマスターらしきプレイヤーを探す。曲がり角だらけの迷路は隠れ場所が多く、見落としでもしたら厄介だ。


神経を削る。

集中力を使う。



ワダツミは腰に差して固定しておく。いざとなれば逆手で抜いてそのまま攻撃できるように。




この時点でオレが取れるのは大きく2つ。


1.探し出して近付いて攻撃する。

これは困難だが出来ればほぼ損傷なく勝てる。


2.スキをさらして攻撃させて、位置を特定。魔法の撃ち合いをする。

この方が難度は下がる。ただし魔法攻撃を食らうかもしれないし、魔法の撃ち合いで勝てるかは自信がない。


ちなみに撤退は出来ない。出口を探せばまた背中に攻撃をされる。ジリ貧もいい所。結局劣勢になって負けるだろう。




しかし、見つからない!

攻撃してくれば位置を特定出来るのに!



いや、見つけられないならあっちから来てもらおう。






そうして手近な曲がり角で息を潜めるように隠れた。









おかしい。

追ってこない。

いない。

撤退した?


早足ダッシュ』を解除し、そっと来た道を探す。

あちらはこっちを探し当てないと攻撃できないのだから血眼になってでも探し回るはずなのに。


両手で持った杖を掲げ、考える。

現状魔法一発分とここまでのモンスターとの戦闘で消耗してる分、こっちが有利。



こっちから攻めるか。

「『砂塵吹き荒れ、全てをなぎ払え。ヘビーカスタム・サンドストーム!』」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 二人の視点を交えてるのはわかったけど、どっちがどっちなのか、どのタイミングで視点変更したのかが分かりにくい
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ