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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
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パーティーの役割

お久し振りです。ちょっと時間が取れなくて間が空いてしまいました。申し訳ない。またちょっとずつ更新するので、見捨てないでくださいっ

「同時に敵が出てきた時の対処はおおまかに2つ。まとめて倒すか、各個撃破か、だ」

「各個撃破はともかく、まとめてってどういうこと?」

「ストームとかの魔法か?」

グレンの言葉に反応する我ら2人。


「範囲攻撃の魔法やスキルでもいいんだが、今回は『ダメージを均等に与える』って意味だ。そうすることで好きなタイミングで任意の敵を倒すことができる。慎重に立ち回るやり方だ。各個撃破の場合はダメージを1つの敵に集中させて、『敵の戦闘参加人数を減らす』っていう考え方。どっちにもメリットデメリットはあるけどな」


まぁ、『まとめて倒す』までに時間がかかりそうだしな。各個撃破にしてもどれかに集中してれば他のやつから大きな攻撃とかくるかもしれないし。


「今回は俺がどっちも引き受けるからルリはひたすら攻撃。ショウはルリのスクエアともし標的(タゲ)がルリになったら何がなんでもルリを守れ。それ以外は俺と攻撃」

「わかった」

「よし、いくぞ『威嚇(ガオ)』!」



グレンのスキルによって戦闘開始となった。

「『ウォーター・スクエア』!」

まずはルリの足場を作る。

そして!

「流れる水よ、重ね束ねて飛べ!『ウォーター・アロー』!」

詠唱付き魔法攻撃!

「お前、いつの間に『詠唱』なんて考えた!?」

「ついさっき!」

「マジか!?でもそれなりにダメージ増えてそうだな…水中でなければ」

スクエアに乗ればよかったか。


「『直射(シュート)』ぉ!」

ルリは火の矢で攻撃を始めていた。

火の矢なのに、スクエアで水の強化がされて…なんかよく分からんことになってる。あとでグレンに聞いてみよう。


「『威嚇(ガオ)』!でぇい!」

火の矢が当たった『プラクティス・ウォーターサーペント』がルリの方へ行こうとしたのか、グレンはまた威嚇スキルを使いつつ、攻撃を加えていた。



現状ではサーペントもナイトもグレンから離れそうにはない。俺の出る幕はないか、と考えていた。

ナイトが手にしていた槍を掲げていた。あれって槍投げか!?


水中でも分かる青い光を槍が纏い、それは放たれた。

前回の予告通りショウの魔法が炸裂しました。

補足として

モンスターには火水土風光闇の魔法属性と同時に種族属性をもっています。

今回の場合、サーペントの方は水と蛇。ナイトは水と剣。

種族属性にも弱点が設定されているので、それを突くのも戦略です。

以前のミノタウロスとかは土と獣なので、獣属性の弱点が火でした。森エリアでは獣、虫、木のどれかが現れるので、全てに共通する火属性が有効という話。

でないと森の魔法属性は土と風が主なのでそれらを持ち替えながら戦わないといけなくなってしまう…というグレンの気遣いでした。

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