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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
37/247

グレンのダンジョンの最下層

総合評価が100ptとなりました。本日お気に入りしてくださった方誰ですか。とにかくありがとうございます。


やってきました最下層。


まず灯りは無い。

更に火の粉が舞い散っている。

あとは第一階層に比べて暑い。


「まず全体通して、だけど。火の粉は少量ずつHPを削る罠。暑いのは少量ずつSPを削る罠ね」


あ、罠の一部なのか。


「この階層は一本道になってて、全部で3フロアしかない。一番最後は俺な訳だが」

「その手前の2フロアはモンスターってこと?」

「その通り。守護設定の大物との連戦」

グレンの説明にルリが疑問をぶつけるとイイ笑顔で答えやがった。


「さて、まずは第一の守護者『赤鬼』」

「『長か、何用か』」

「お客さんの案内してるだけだよ」


のほほんと会話してるけど、え?

「会話、できるの?」

「『客人よ。我を下等な魔物と一緒にするなよ』」

「高ランクのモンスターとかダンジョンで成長させるとAIも成長して会話とか出来るようになるんだよ」

「それはまた・・・・」

これからは会話出来るモンスターに気を付けよう。


「名称・赤鬼。属性は火。ミノタウロスと同じく巨人系統だけど、強さは次元が違う」

「『ミノタウロスごときと同じとはな』」

外見は本当に、ザ・鬼!って感じ。筋肉がたっぷりとついた大きな体。身長は3メートル近いのではないだろうか。ギョロ目にざんばらの髪。手に持つのは大きな金棒。


グレンはこんなのをどうやって倒したのだろうか…………。




「次行くけど、平気か?」

「あ、うん。大丈夫」

「大丈夫だが、いきなりあんなの出てくるのか」

「次も似たような感じだけどな」


そうして赤鬼のいたフロアから出ていく。フロア自体は学校とかの体育館くらいあった。




「続きまして、同じく火属性の巨人。その名もずばり火の巨人(ウトガルド・ファイア)

「ウトガルドっていうと、北欧神話の?」

「モデルはそうだろうね。俺はよくわかんないけど」

「ロキとかヘイムダルとか、オーディンあたりが出てこないことを祈るわ」

北欧神話を知っているらしいルリ。ゲームとかでそういう名前のボスがいたなぁ、なんて考えていた。次の部屋のドアを開けるまでは。


ぎぃぃぃぃぃぃ!


『がぁぁぁぁぁぁぁ!』

「「……………!!!!!」」


「はい、これで一撃くらうからな」

「いやいやいやいや。何あの怪獣!?」

「ウトガルドだって。今のはスキルの『雄叫び』だな。相手にスタンを、自分は攻撃力を上げる(バフ)を得られる」


なんともえげつないスキルですこと。

ドアを開けてすぐにこれじゃ一撃は確定だろう。


見た目としては先の赤鬼よりも大きな体躯に革鎧を纏っている。武器は槍のようだ。

「巨人には珍しく魔法も使えるぞ」

絶望感がハンパない。


で、最後の部屋。

「ここで俺が待ち構える訳だな」


いわばダンジョンマスターの間。しかし、そこはまるで

「玉座の間、みたい」


赤い絨毯が敷いてあり、左右には柱が列を作る。奥は一段高くなっており、そこに豪華な椅子があった。



「趣味もあるけど、ゲームを続けてればこういうセットも出来るのだよ」

久しぶりに書きましたが、楽しいです。色んな設定を文章にするのはなかなか難しいですが、辞めたくない。

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