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Db×W  作者: 黄野ポピー
1章 自由な世界
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ルリの一面

1ヶ月ぶりです!でもまだグレンのダンジョンには行かぬ!!

ボイスチャットの後、カフェや雑貨屋などでグレンへの土産(貢ぎ物)を買って、ルリと合流した。


「さて、ちょっと待ってろ。『お客さんご招待(ゲストパーティー)』飛ぶぞ~」

「飛ぶ?」

「ジャンプするの?」

俺とルリがグレンのセリフに首を傾げる。


光に包まれ、ひゅぅぅぅ!という音。


「うわぁ!?」

「キャアァ!?」

ルリの悲鳴が可愛かった。絶叫系苦手なタイプだろうか?





「うっ......うっ......ぐすっ」

端的に状況を説明しよう。


光に包まれたと思ったら、体が浮かんで、ビューンと空を飛んだ。グレンの言ってた『飛ぶ』は文字通りのことだった。そしてルリは着地して少ししてから泣き出したのだ。

飛んでる最中は気絶...したら強制的にログアウトされるから、放心状態だったようだ。



「あー...........ルリはこれダメだったか」

「いや、俺も急すぎてビックリはしたんだが」

心構え出来てないジェットコースターはきつい。


「とりあえずあれなんだったん?」

「ダンジョンへゲスト招待する魔法」

そんなのあったのか。


「パーティーを組んで、ゲスト登録しないと使えないんだよ。パーティー魔法の中にあるの。よく見とけよ」

いや、パーティー組んだのが今日が初めてですから。



「ちなみに、移動する方法は『空を飛ぶ』『ゲートをくぐる』『瞬間移動(テレポート)』『地中や水中に潜る』ってのがあって設定できる」

「ルリがあーなったのお前のせいか!?」

「いや、知らなかったんだからしょうがなくね!?」

「うぅっ.....」

........ルリはいい加減泣き止んで。





「お騒がせしました.....」

顔を両手で覆って耳を真っ赤にしてるルリ。


いやまぁ、知られざる一面でしたね。




「まあ色々あったけど、ようこそマイダンジョンへ」

「「お前が言うな!!!」」

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